今週の店頭試飲: ブノワ・クロー・エグランタン・ロゼ08 ロゼ微泡 と イル・カンチェッリエレ・ ジョヴィアーノ 08 赤
- Day:2013.02.03 21:54
- Cat:今週の店頭試飲ワイン
この辺りで地震が頻発していたのでひょっとして大きな地震がくるかもと心配していたら、北海道にきてしまいました。
被害にあわれた方には心からお見舞いを申し上げます。停電とかは大丈夫なのでしょうか?寒い冬の北海道での地震ですから、大変ですよね。くれぐれもご用心ください。
さて、今回旅のお供だったのがこれ。

お供と言ってもこちらから持って行ったのではなく、パリのスーパーで買ったのですがボチボチ美味しい気がしてホテルの部屋で一日に何杯も飲んでしまいました。
なので勢いで3箱くらい買ってきちゃったんですけど、これが不思議、日本で飲むとなんか普通のインスタントコーヒーな感じなんです。がっかりー。
やっぱり気分の問題でしょうか。それとも水の問題?所詮インスタントコーヒーですけどね。
今週の店頭試飲ワインはこちらです!!

ブノワ・クロー・エグランタン・ロゼ08 ロゼ微泡 (左)
産地:フランス/ロワール
品種:グロロー50%、カベルネ・フラン50% 有機栽培
6月にご紹介したブノワ・クローの優しい微発泡の白、プティ・シュマンは大好評でしたね。
インポーターさん変更に伴う特価が出たので、これはお得!って仕入れてみたら、新しいインポーターさんの正規価格とあまり変わらなかった件・・・。
でも、どちらにしても120%納得のコスパです!!逆にこういうペティアンで年数が経ってるのってあまりないから面白いかもしれません!!
美しいサーモンピンク。泡は細かく4年目のペティアンとして予想した以上にありました。
フレッシュなイチゴ、ラズベリー、桃、微かにハーブやスパイスを感じるフレッシュでチャーミングな香り。
口に含むと柔らかく細かな泡が広がり、残糖の無いのドライで爽やかな味わいが広がります。
フレッシュなイチゴ、ラズベリー、桃などのフレッシュかつドライな果実味。
酸味は活き活きと豊かで、タンニンも感じます。
アタックのイチゴのフレッシュでチャーミングな味わいから、豊かな旨みを持った多面的な味わいへと変化。少し漢方のようなスパイスのニュアンスと微かな苦みがあるので、少しだけカンパリを思い起こさせます。余韻はピュアでフレッシュ。
雑味なくとてもキレイな味わいです!!
このキレイさが4年の歳月で磨かれたんだと思うんですよね!味わい的にはマゼルのロゼ・ペティアンに似たスタイルの気がします。
このお値段では大満足のペティアンです!!
マリアージュ: シェーブるチーズのサラダ、ニース風サラダ、ルッコラとパルミジャーノのサラダ、ホタテのカルパッチョ、ラタトゥイユ、棒棒鶏、豆乳鍋
詳しくはコチラから!
イル・カンチェッリエレ・ ジョヴィアーノ 08 赤 (右)
産地:イタリア/カンパーニャ
品種:アリアニコ100% 有機栽培
ナポリを有するイタリア・カンパーニャ州。カンパーニャのワインって、弊店では初登場かもしれません。多分、アリアニコも初登場です!アリアニコは南伊を代表する高級ワイン、タウラージの品種ですね。
今回このワインをご紹介するにあたってたアリアニコについて少し調べたのですが、アリアニコって通常の収穫が10月中旬~11月という、とてつもない晩熟な品種なんですって!!
知らなかった~!!黒ブドウでそんなに遅いの他に知りません。(品種の数は限りないので、他にもあるかもしれませんが。)
イル・カンチェッリエレのロマーノ家は、モンテマラーノ村で1800 年代半ばからブドウとワインを生産してきた一家です。2005 年から、カンティーナ・ジャルディーノのアントニオ・デ・グルットラのアドバイスを受けて自家ボトリング゙を開始しました。(カンティーナ・ジャルディーノにブドウを納入してもいます。)
カシス、ブルーベリー、チェリー、赤い花、ハーブ、スパイス、ヨーグルト、インク、シダーなどのナチュラルで力強い香り。
口に含むと豊かなタンニンを含んだナチュラルでパワフルな味わいが広がります。
ブドウ、ブルーベリー、チェリーなどのフレッシュな果実味。
ヨーグルトのような乳酸の風味を感じる酸味は豊か。タンニンもアリアニコらしく豊富に含まれていますが、口当たりは良い。
ブドウそのもののようなナチュラルでミルキーな果実味が、口の中でインクやシダーなどを感じるパワフルな赤ワインの味わいへと変化していきます。余韻はナチュラルでタンニンが残ります。
ブドウを何の作為もなく、シンプルにワインにしましたー!!というナチュラルさが魅力です。
ブドウ果汁の美味しさがストレートに伝わってくる素朴で飾らない美味しさなんですよね!
確かにタンニンはガッツリ含まれているのですが、ブドウのまんまの味わいなのでそれも全然気にならないのです。
でも、ワイン単体で飲むよりは、カジュアルなお食事と一緒に召し上がった方が何十倍も魅力的なワインだとは思います!!
マリアージュ: ピザ、トマトのパスタ、BBQ、焼き肉、ステーキ、ハンバーグ、酢豚、豚の角煮、スペアリブ、ラムの香草焼き
詳しくはコチラから!
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