アン・プリムール
- Day:2012.04.27 23:09
- Cat:わいんにゅーす<Wine News>
先週はスケートやらイベントやらで何にもチェックしていなかったので、かなり出遅れ気味ではありますが・・・・。

ワイン業界ではボルトー5大シャトーの一つ、その中でも非常に評価の高いシャトー・ラフィットが2011年以降プリムールから撤退することを発表しちょっと話題になっているようですね。

まぁ、弊店には全然関係のない話しなのですが(5大シャトーなんて全く置く気ないから~~
)、やはりインパクトのある話しだと思うので一応ご紹介しておきましょう。


ボルドーではアン・プリムールと呼ばれる形態の売買が行なわれてきました。
これは、まぁ「先物取引」的な売買で、収穫翌年の春 ボトリングされる前ワインが樽に入った状態の時に販売してしまうやり方です。
実際ワインが市場に出回るのは何年か後になるので、造り手としては早く資金が回収できるという旨みがありました。このプリムールでは主にネゴシアン(中間卸業者)や外国の輸入業者なとが購入に参加します。
日本もバブりーな頃(多分今もやってはいると思いますが)、○○テカさんなどが盛んに消費者向けにもプリムールの販売を行なっていましたね。
「お手元に届くのは2年後になります。」とか言いながら・・・。
???ですよね。私はそのの頃から、へーーー、皆そんなに欲しいんだーっ、ふーーーーんっていうスタンスだったのでよく知らないですけど。

しかし、現在 ボルドーはとても羽振りが良いわけですから焦って代金を回収する必要はなくなっていたのです。(特に人気シャトー) それよりは、シャトーが手元で寝かせて、付加価値込みの値段で売り出したほうが利益が大きくなります。
また、生産者としても飲み頃のものをちゃんと消費者に飲んで欲しいという思いもあったのでしょう。プリムールだと中間業者もワインが届いたらすぐに代金回収したいので、さっさと売ってしまうのですよね。
5大シャトーのワインを造られてから2年後に飲んでもほぼ美味しくないと思います。なぜなら若すぎるからです。
でも、そういうことが市場では平気で行なわれてきたのです。
特に日本では地下室があるお家も殆どないし、セラーのある家も限られますから若すぎるワインを押し付けられても困っちゃいますよね。
造り手もそういう状況にストレスを感じていたようですね。
今後はシャトーのチームが大丈夫と判断するまでリリースを待つそうで、セカンドのレ・フォール・ド・ラトゥールで7年後、シャトー・ラトゥールは10~12年後くらいになるらしいです。
私は良いことだと思いますけど。

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