PDO English
- Day:2012.02.09 21:59
- Cat:わいん<ワイン>
こんなジャンキーなものを買ってしまいました・・・。


コイケヤ ポテトチップス -トリュフ香る塩味-
確かに袋を開けたら、ホワンとトリュフの香りがします。


でも気に入ったのが、厚さの具合と食感!!


あのチップスがもう1回食べたくて、外国の食材を売ってるお店でたまにチップスを買うのですが、それに近いのには未だに出会っていませんでした。
でも、このコイケヤのが今までは一番近い感じがします!!ちょっと嬉しい!


袋の後ろにはこんなことが書かれていました。
「少し厚めに切ったじゃがいもを、創業当時の釜揚げ製法を再現した「素材そのままうまみ凝縮製法」でじっくり丁寧に揚げました。堅めの食感とじゃがいもの味わいが楽しめるプレミアムなポテトチップスです。」
素材そのままうまみ凝縮製法
ってナンデスか??ちょっと笑えるネーミング。ウケル~~。

皆さんも、よかったら試してみてください!!

さて、今日は徒然に本日発見したプチトリビアを綴ってみたいと思います。
午後 何気なくデキャンターこの記事を読んでいたんです。
English vineyard set for first 'terroir' designation
http://www.decanter.com/news/wine-news/529718/
english-vineyard-set-for-first-terroir-designation
イギリスで初めてのテロワールに特化した単一生産者のPDOができるかもみたいな記事だったのですが、その中で既にPDOイングリッシュ・ワインっていうのがあるらしいようなことが書かれていたんです。

PDOってAOC(AOP)と同じですよね。えー、AOCイングリッシュ・ワインってデカ過ぎじゃない??って驚いてしまったわけです。


気になるんでちょっとネットをウロウロしてみましたが、やっぱりあるらしいです。こちらがその規定。

http://www.ukva.org.uk/images/documents/Wine_Scheme_2010/english_pdo.pdf
ざっと読んだところだと、北緯49.4度以上で標高220m以下のところが産地の指定でしょうか?まぁ、ブドウ栽培の北限に近いところで造られているということがこのPDOの存在意義みたいですね。(実際、どれだけの広さなのかわかりません。またいつか調べてみようかな。)
なので、使用が認められている品種はこんなに!!!


Acolon; Albalonga; Albarino; Arbane; Auxerrois; Bacchus; Black Hamburg; Blau Portugueser; Blauburger; Blaufrankisch; Bolero; Cabernet Blanc; Cabernet Franc; Cabernet Sauvignon; Cascade; Chardonnay; Chasselas; Comtessa; Dalkauer; Dornfelder; Dunkelfelder; Ehrenfelser; Elbling White; Enantio; Faber; Faberrebe; Felicia; Findling; Fruhburgunder (Pinot Noir Precoce); Gagarin Blue; Gamaret; Gamay;Garanoir; Gewurztraminer; Gruner Veltliner; Gutenborner; Heroldrebe; Huxelrebe; Johanniter; Jubilaumsrebe; Kanzler; Kekfrankos; Kerner; Kernling; Madeleine Angevine; Madeleine Sylvaner; Malbec; Marechal Foch; Merlot; Merzling; Monarch; Muller Thurgau; Muscat; Nobling; Optima; Orion; Ortega; Perle; Petit Meslier; Phoenix;Pinot Blanc; Pinot Meunier; Pinot Noir; Refosco; Regent; Regner; Reichensteiner; Riesling; Rondo; Roter Veltliner; Rulander (Synonyms: Pinot Gris, Pinot Grigio); Sauvignon Blanc; Sauvignon Gris; Scheurebe; Schonburger; Senator; Siegerrebe ; Sirius; Solaris; Traminer; Villaris; Wrotham Pinot; Wurzer; Zala Gyongye; Zweigeltrebe
さー、皆さんいくつ知ってますか??

っていうか、イギリスではこんなに色々な品種が育てられているのかしら??やはり寒いだけあってドイツ系の品種が目に付きます。グルナッシュやシラーはないですね、さすがに無理か!

次なるトリビアは、前述の記事のこれから申請しようという小さなPDOではBacchusという品種限定なのだそうですが、Bacchusってなんやねん?と思って調べてみました。

Wikipediaによれば、Bacchusはドイツで開発されて品種みたいで、シルヴァネール×リースリングの交配品種にミュラー・トゥルガウを交配させた品種みたいです。
えっ、ミュラー・トゥルガウってシルヴァネール×リースリングじゃなかったっけ?と、ここで私の古びたソムリエ教本を出してきて、ドイツのところを引いてみると、私の記憶間違いであることがわかりました。ミュラー・トゥルガウはリースリング×グートエーデル(シャスラ)と書いてあります。
そうだったかーと思いつつ、一応Wikipediaで調べてみると、いやいや最近のDNA解析によれば、ミュラー・トゥルガウはリースリング×Madeleine Royaleだよ!とのこと。
さて、頭がウニウニしてきました。

あとそれから、Bacchusっていう品種、当然バッカスって読むと思ってたんです。 そしたらソムリエ教本のドイツの品種のところに、
Bacchus (バフース)
って書いてあるのを発見。

へー、バッカスじゃなくてバフースなのかぁ。あっ、でもバフースはドイツ読みで、イギリスでは普通にバッカスって呼ばれているかもしれませんね。(ちゃんと、(シルヴァネール×リースリング)×ミュラー・トゥルガウとも書いてありました。)
それにしても初めて聞いた品種だと思ったのに・・・。


なーんてことを、今日の午後はやっておりました。だって暇だったんだもん。


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