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今度こそ・・・・ 「94p」

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さて、先日の5周年記念の時に話題にしましたシャトー・ペスキエ・テラスですが、インポーターさんとお話ししたら今回のヴィンテージ(2010)はすごく入荷量が少ないんですって。

何故か聞いてみると、どうも高い評価をもらったため、蔵元でも品薄になり各国のインポーターさんに対しても割り当てになってしまったのだそうです。


へー、と思って超久々にロバート・パーカーのポイントを調べてみました。

そしたら、なんと 【 94p 】 ももらってました~。

昔から90p辺りはざらで、それでもすごいんですけど、さらに 【 94p 】 はすごいですね。1390円のワインで 94p ですから。


どうも弊店への入荷も割り当てなりそうな予感です。トホホ。

《永遠のベストバイ》 シャトー・ペスキエ・テラスの2010年ヴィンテージはお見逃しなく!!




そういえば、パーカーポイントを全く調べなくなって久しいです。逆に今は「 だから? 」って感じですけど。


さて、ロバート・パーカーって誰やねん??という方のために簡単に解説をしたいと思います。  (多くの皆さんよくご存知だと思いますが。)

ロバート・パーカー、10年前ほどからしばらくの間世界を席巻したアメリカのワイン評論家です。

ワインアドヴォケイトという雑誌を主宰し、100点満点でワインを評価したことが受けて、世界中のワイン愛好家から絶大な人気を誇っていました。

市場に対しても、パーカーが高得点をつけたワインはすぐさま価格が何倍にも跳ね上がるほどの強い影響力を持っていました。

そのため、生産者の中にはパーカーに良い点数をつけてもらうため所謂 「パーカー好み」 の味わいにワインを仕上げる人たちも出てきて、市場にはパーカースタイルのワインが溢れるようになってしまいました。

簡単に言うと、非常に良く熟した酸味の少ない超フルーティなワインです。オークも好きだったのかな?

現在市場は、このパーカーのお陰で画一的なスタイルが横行していしまったこと反省し、反動が出てると思います。

あとはやっぱり自然派ワインへの流れも強いですね。



実は私がインターネットのワインショップで働いていた時が、まさにパーカー全盛時代だったわけです。

「パーカーが○○点付けた!」という謳い文句でワインが飛ぶように売れました。ホントに。

当時の私の仕事の大半は、世界のワイン雑誌をチェックし、ネットのページなどを検索して、パーカーを始めとする権威あるワイン評論家や雑誌が高い評価を付けているワインを見つけ出すことでした。

ただ、そんな仕事をしている中で、「有名評論家や有名人が良いと言ったワインじゃないと売れないのか?」「何故 自分が美味しいと思うだけじゃいけないのか?」という疑問を感じていました。

そこから紆余曲折(?)の後、もう難しいことはいいから、とにかくできるだけ自分が美味しいと信じるワインだけをオススメするスタイルに行き着くわけです。  (いや、そんな偉そうなもんでもないですが。)



まぁそんな感じで、世の中はパーカー批判ばかりですが、自分的にはすごいなと思ったこともあります。

一つは、ローヌにスポットライトをあててくれたこと。 彼がローヌ好きだったこともあり、かなりローヌワインを高く評価して市場に知らしめてくれました。


もう一つは、コメントの多彩さです。

いったい年に何本の試飲コメントを書くのでしょうか。それぞれ1本1本にあのようなテイスティングコメントを書く能力は本当にすごいと思いました。

偉そうにパーカー批判をしている人たち(←自分じゃん! )のうちどれだけの人があのクオリティのコメントを書けるのか疑問です。

特に日本のワイン専門家の方達は、もっともっと自分の言葉で美味しさを伝える能力を磨いて欲しいなと思います。「うわっ、超飲みたい!!!」と消費者の方を動機付けできるような表現ができるようにならないとと思います。

って、まずは自分が頑張れ~~!!超頑張れ~~!!ってことですけど・・・。  

あー、話しがそれて、なんか偉そうなことを言い始めてしましました。


とにかく、シャトー・ペスキエ 全世界で大人気!!ってことみたいです!!  





 
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Comment

No title
> えむたん さま

こんにちは!コメントありがとうございます!!

>Pちゃん

パトリック・チャンかと思った~~ ^^;


えむたんさんも、私も Pちゃんとの蜜月を過ごした後、大人の階段を昇ったんですね~。

Pちゃんとラブラブだった時にたくさんのワインを飲んで、自分の意見を持てるだけの「舌」を手に入れた私たちは、Pちゃんに別れを告げたのでした~~。

さらに、元彼Pちゃんに後ろ足で砂もかけたのでした~。

冗談はさておき、だから、ちょっと昔の私たちのようにワインを飲み始めの方達には、今でも便利な指針だとは思います。

でも、一方的にPちゃんやら誰々やらのオススメに闇雲に従うだけじゃなくて、例えばえむたんさんのような飲み仲間できるとか、顔馴染みの面白いワインショップができるとか、そういう方が始めから楽しいワインライフがすごせるような気もします。

そんな楽しいワインライフを提供できるようなお店になりたいです。

No title
あれっ、文字化けしてる...
「○○年は☓☓点」
⇒「○○年はXX点」
ってことで
  • 2011/12/17 12:04
  • えむたん
  • URL
  • Edit
No title
Pちゃんの功罪はヨッコイショして...

ぢつはσ(^^)アタイも元信者の一人だす (・・*)ゞ
呑みはじめの頃、Pーカーブックを小脇に抱え酒屋巡りをルーチンワークにしていた"痛~い時代"もある訳で...
(だからこそその反動で今のσ(^^)がある訳なんだけど、その話は長くなるので、また別の機会にってことで)

問題は「Pちゃんポイント」って誰のため?って話(ところでPちゃんポイントの配点方法、ちゃんと理解されているんかしら?)

Pちゃんは星の数ほどもあるワインの中からどうやってワインを「個人が選ぶ」かの一助としてポイント制も導入したはず
決して販売に関わる人が「売る手段」の為に使うべきものではなかったはず(個人的には今もそのスタンス)

もし販売に利用するにしても「ちょいと拝借」で、点数だけポップやHPに載っけたりしちゃいけないと思うんだな...
ひどい場合は違う年度のワインに「○○年は☓☓点」なんて反則技まで!

Pちゃん好みの味が自分の好む味わいに一致する人には福音となり得るでしょうが、あたかも(客観的な)ワインの絶対値の様にすり替えて話す店員に食って掛かりそうになったことも...
「一緒に飲んだことも話したこともない評論家の点数より、チミは飲んでどぉ感じたん?」ってね
(ちなみにその店員くん、Pちゃんポイントの配点知らんかった上に、それがどぉしたって態度だったんよorz
自分が拠り所にしているものの出自くらい自分なりに咀嚼してから使えっての!(`д´)プンスカ)

おいそれと飲めないワイン(金額的にも)が多いのも解るんだけど、Pちゃんポイントやコメント丸写しだけのポップやHPを見るとげんなりすることが次第に多くなったんよねぇ...

HPにeRobertParkerのアイコンも掲載して無いお店もざら...急に「使うんなら金払へ」っていうのもどうかと思うけど、他人の褌で金儲けしても平気って姿勢はもっとどうかと思うンね、アタイ
彼が今まで積み上げてきた知識や労働力には敬意を払って当然だと...
ただPちゃんポイントが「90点超えないと売れないが、超えると高くて買えない」なんて格言が米国にあるとかないとか...
(だからPちゃんにはアタイ達の好きなワインを評価して欲しくないンだなぁ...実は)

限られた予算で虎の子の一本を買う人にも、売る人にもそれだけ悩ましい問題がワインのボトルには詰まっているって証拠なんでしょうけど、人と自然が創りたもうた神の雫は、やはり人の手の温かみのある販売をしているお店、販売員から買うに如くはないと言うのが本音
そぉいうお店、販売に携わる人が増えて欲しいとのエールも込めて...

それがたとえネット経由だとしても、血の通ったHPであれば(アルザス、ボジョレー、ジュラ・サヴォワ、etcを「その他フランス」に一まとめにしないとか、ちゃんとロゼに敬意を払ってゐるとかw)それは可能だと考えています
いや、そうσ(^^)に言い訳してゐますw

コレで今年の大掃除(ゴミはき)は終わり♪
はぁ~すっきりしたwww

さ、ノエルには何呑もっかなぁ<(^з^)> ~♪

(おメメ汚しやけん、不適切なら削除してちょ♪)
  • 2011/12/17 11:58
  • えむたん
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