3つのリンゴ
- Day:2011.03.09 21:17
- Cat:わいん<ワイン>
3月7日に雪が降る、それも積もるくらい降るなんて誰も思わないですよね~~。

朝起きて最初は止むかなぁと思ってたのですけれど、段々積もり始めてきたので、車を断念しお店まで歩いてきました。
それも、雪掻きスコップを担ぎながら!!


片手に傘、片手に雪掻きスコップ、背中にリュック、こんな姿でトボトボ40分近く雪の中歩いちゃいました。


↑ ↑
雪掻きスコップの成果。ふ~~。

本当に変な天候ですね。ウチのミモザがまだ咲きません。例年なら咲いてたんじゃないかな~。
さて、こちらのワイン、

ポール・ルイ・ウジェーヌ・トワ・ポム07 (なんでトロワ・ポムじゃないんかなー

店頭試飲した時も、その後も、飲んだ方によって意見の分かれるとても面白いワインです。

店頭試飲した時には、「変わったワインですね」という声が多く聞かれ、私は全く「変わっている」印象が無かったので非常に驚きました。

スパイシーなせいかな??と思うけれど(実際スパイシーだからですかとお聞きしたら、頷かれるお客さまが多かったです)、他にもスパイシーなワインは沢山扱っているので何故これだけ??と思うし、一方 とても美味しい!という方々もいらっしゃって、別に物凄い個性的とかではないのに何故こんなに意見が分かれるのか不思議な感じです。

私はとても良いワインだと思いました!!


特に3,4日過ぎた頃からとてもよくなりましたね~。味わいがキレイにまとまって、落ち着きのある奥行きの深さが出てきて。1週間後までしっかり美味しくいただけました。

私がこのワインでおもしろいなーと思ったのは、少しジャムっぽい、ちょっと熱をかけた果実のような果実味。

最近はフレッシュな果実味を大切にするのが主流なので(私もそういうワインが好きですが)、こういうタイプって逆に珍しさがあります。「MCって何ですか?」みたいな感じなのかなと想像してみたり。(← あくまで想像)
良い意味で、どこか安心できる昔風なオーソドックスさっていうのかなぁ。そこが、洗練されているというのとは違ったニュアンスでの、飾らない品の良さを感じるんです。


HPの私のコメント。↓
「トラディショナルで素朴で温かい味わいの中に、純粋なものだけが持つエレガンスを感じます。」
ちょっとだけかっこよくないですかーー!?



「自分はどういう風に感じるだろう?」と興味津々なあなた!是非お試し下しさいませ。


そうそう!なんで "3 Pommes” なのかインポーターさんに聞いてみたんだった!!

「3Pommesは、La Combe Violonという区画に初めて植樹したグルナッシュで造っています。3pommesは直訳すると「3つのりんご」ですが、フランス語の言い回しにHaute comme 3 Pommes 「りんご3つの高さぐらいに高い」という言葉があり、りんご3つ並べても小さいじゃないか!小さすぎる!の意味でつかわれます。
ポールの場合、まだまだ樹齢も若く、小さいぶどうだが、それでも存在しているという意味でこのキュヴェ名を付けたそうです。
わかったようなわからないような由来ですがということらしいです。」
とのご回答でした。

わかったようなわからないような由来、いいですね~~。

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