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イタリアワインのSOUL(魂)を感じよう!ヴィナイオータワインテイスティング会@グルナッシュ その2

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前回に引き続き、ヴィナイオータワインテイスティング会@グルナッシュ のレポートです。

そういえば、前回 写真を載せるのを忘れてしまいました。えへへ。


vinaiotaテイスティング会2

vinaiotaテイスティング会1


それでは、2番目のワインにつきまして♪



2. モナステーロ・ディ・ヴィトルキアーノ・コエノビウム 07 白 (ラツィオ)

このワイン、好きなワインなので前からずーっと置いているのですが、最近 つとに引き合いが多くなってきていて不思議に思っていたんですよね。 なんかどこかで話題になっているのでしょうか?
そうなら教えてください。

そして、この日も一番人気!!でした。引き合いが多いのも、この美味しさが広まったからなのかな! 


モナステーロという名の通り、修道院で造られるワインです。
ローマ近郊にあるこの修道院は、戒律の厳しいシトー派の修道院だそうで、作業中の私語は一切禁止(私には絶対無理!)、現地でワインを買う時も鉄格子越しにしかお話しができないそうです。

今や遠く離れた日本でも人気のこのワインですが、少し前までは現地でもなかなか売れずに困っていたんですって!!

ワインは有名ではありませんでしたが、この修道院の造るジャムが美味しいと評判だったので、太田さんの輸入するとある生産者の奥様が、その評判のジャムを買いに立ち寄りました。ワインも売っていたので、ワインを造るご主人へのお土産にジャムと一緒にワインも買って帰りました。

奥さんが買ってきたワインを飲んだ生産者さんはビックリ! それが、とても美味しく、さらに自然に造られたワインだったからです!!早速 彼は修道院を訪ねました。

当時 修道院ではボトリングはしておらず、近隣の人に量り売りをしていましたのですが、彼は強くボトリングすることを勧め、ボトルやラベルなど全て手配してあげました。さらに、彼のところにやってくるインポーターにこのワインを試飲させ、販売先までも開拓してくれたのだそうです。太田さんも、そうやってこのワインに出会い、すぐに輸入を決めた一人だったそうです。

南イタリアらしいよく熟した華やかな果実味と優しい酸味、そして微かに舌を刺激する発泡を持ったワインです。




3. トリンケーロ・ア・ユート 06 白 (ピエモンテ)

お客様のグラスにこのア・ユートを注いでまわると、「おーっ! 」というどよめきが広がりました。いや、「どよめき」ってほどじゃないですけど。でも、白ワインとして紹介されたワインが茶褐色をしていたら、誰だって驚きますよね!

ア・ユート06、素晴らしく美味しかったです!! 深く複雑な味わいは同じなのですが、前のヴィンテージよりもグッと洗練されてスマートさを兼ね備えた味わいになっていたように感じました。 

茶色いですけど!!


まずは、ア・ユートの名前の由来から。太田さんのご長男 遊人(ゆうと)君の名前からつけられました。
私は知らなかったのですが、イタリア語にヤ・ユ・ヨの発音ってないんですって!だから、向こうの方は「ユウト」と発音しようと思っても「ユ」が発音できない。そこで太田さんは、ヘルプという意味のイタリア語の単語aiutoのアの次の音が実質ユに近いので、その発音だよって言ってイタリア人の方に教えていたんですって。ということで、ただのユウトではなく、アユートという名前になったわけです。(アが離れているのは、aという前置詞があるので、ア+ユート で「遊人に」って言う意味にもなるからです。)

生産者さん言わせると、このワインは 「女装した男性」 のようなワインなのだそうです。(ジェンダー問題的に大丈夫かな?)どういう意味かと言いますと、赤ワインのように造った白ワインということなのです。

普通白ワインを造る時は、収穫後プレスにより果皮や種と果汁を別にして、果汁のみを醗酵させます。(醗酵前低温浸漬のように短時間漬け込むことはありますが。)

しかし、このア・ユートは赤ワインのように醸造中果皮をずっと漬け込んだまま造られたワインなのです。すごく珍しいことです。

そのため通常よりやや酸化が進むのと、一部用いられているマルヴァジアの皮がとても濃い黄色をした品種であるのとのせいで、ボトリングする前からこんな茶色い色をしているんですって!
また、このワインの中にある渋みや苦味も、マルヴァジア由来だそうです。一方香りはアロマティックなんです。

ここで、私が出しゃばって質問してしまいました。

「何故 そんな風に造ろうと思ったんですか?」

多分、別に100%新しい方法というわけではないのではないだろうかとのこと。昔は、赤ワインの造り方、白ワインの造り方が、しっかり別な方法として確立していたわけではないはず。基本的にどちらも収穫したブドウを桶に入れておけば自然に醗酵してワインが出来るという仕組みだったわけだからということでした。

なるほどねぇ。昔の方法を発展させてものなのですが、現代においては逆に非常に新しいスタイルのワインとしてこのアユートが存在しているのかもしれませんね!



パート3に続く・・・・





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