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2010ヴィンテージレポート アルザス編

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ネタも無いので、Wine Spectator の 2010ヴィンテージレポートをこっそり訳してみました。

http://www.winespectator.com/webfeature/show/id/44073


とりあえず、アルザスです。

ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュはほっておいて、ロワールとローヌだけまた後日やろうと思います。 

ものすっごーいヤッツケ仕事だし(見直していないし、多分間違えも沢山・・・・  )、こんなマスメディアな雑誌の情報はどれだけ当てになるかわからないし、なので参考情報程度にご利用ください。


■ Alsace ■

 2010年の遅く涼しい収穫は、アルザスにとってもう一つの(この十年に数回あった)偉大なヴィンテージ産む結果となるかもしれない。特色あるキャラクターのヴィンテージを産む世界で最も北の気候としては典型的ではあるのだが、2010年は飛び抜けている。ここ30年で最も低い収穫量、非常に高い酸、高い熟度で収穫された健全な果実などをもたらした。

低い収穫量の原因は、12月の気温が-20℃まで下がった2009年に遡る。最低気温が-12℃だった3月中旬まで冬は長く寒かった。しかし、たった一週間後に気温は20℃まで上昇したのである。雨が降ったり降らなかったりしつつ、これら気温の振幅が8月までの成長期に見られた。

このコンディションは、発芽、開花、結実などのブドウの成長の各ステージに影響を及ぼした。「通常は花が実に変化するのに10日ほどかかるが、今年は1ヶ月もかかり、それが結実不良をもたらした。」とDomaine SchlumbergerのThomas Schlumbergerは語る。彼はこれはアルザスのゲヴェルツトラミネールとミュスカにはよく見られる問題だが、「リースリングとピノ・ブランも問題が見られるのは稀である」と加えて語った。

いくつかの生産者は、冷涼な春の気候によるミルランダージュの問題についても報告している。(ミルランダージュ - 異なる大きさや成熟度のブドウを実らせた房)7月が暑かった一方、8月は涼しく雨の降った日々となり、生産者達はブドウがキチンと成熟しないのではないかと心配した。もちろん、2006のようにカビが急速に蔓延することも。

しかし、アルザスは時期良く、9月に天候の恩恵を受けることになった。「2007年のように、最後の数週間が品質を救ってくれました。」とDomaine Pfister の Melanie Pfisterは言う。9月、10月を通して、天気は晴れて乾燥していた。良い風がブドウを乾かし、温かい日中がブドウを完全に熟させ、涼しい夜が酸を守った。コンディションは貴腐菌の成長にも良い状態だったので、ヴァンダンジュ・タルティブやセレクション・グラン・ノーブルなどでも良いものが出てくるだろう。

生産者達は、このヴィンテージの成功に対し収穫の前や収穫中の状況が好ましいものであったことを認めているが、収穫量が落ち込んだことも言葉にしている。「収穫量は2009年の40%に落ち込みました。」とDomaine Weinbach の Catherine Faller は言う。「厳しい天候や状況にも関わらず、お陰でブドウが熟すことができたのだから、最終的には良いニュースということになるのだけれど」

Fallerのように大部分の生産者は収穫量が少ないと言っており、だいたい例年に比べ30~35%減である。中には品質について慎重な人もいる。「キチンと説明をするには、セラーで一年は熟成が必要なヴィンテージです。」とMarcel Deiss の醸造家、Mathieu Deissは語っている。

しかし、この年の様々な困難にも関わらず、多くの人は楽天的なようである。「私たちは、冷涼な気候、最近の殆どのヴィンテージよりも遅く熟したこと、これはより高いフィネスと香りのディテイルを意味しますが、そして良い凝縮感を保証する低収穫量などのお陰で、良い酸味を持った古典的なヴィンテージに戻ったのです。」とDomaine Ostertag の Andre Ostertagは言う。「熟成は最終結果の大切な要因となると思いますが、私は2010の可能性について高く確信しています。」




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