10/30 一品持ち寄りワイン会@グルナッシュ Part2
- Day:2010.11.03 18:27
- Cat:いべんと<イベント>
こちらのエントリーの続編でございます。

白ワインのターンが終わって、お次は赤ワイン5種類です。

5. Marcel Lapierre Morgon 2007 Magnam
マルセル・ラピエール・モルゴン
赤 フランス/ボジョレー 品種:ガメイ 100% 有機栽培
6. Philippe Jambon Les Ganivets 2007 Magnam
フィリップ・ジャンボン・レ・ガニヴェ
赤 フランス/ボジョレー 品種:ガメイ 100% 有機栽培
7. Philippe Jambon Roche Noire 2005 Magnam
フィリップ・ジャンボン・ロッシュ・ノワール
赤 フランス/ボジョレー 品種:ガメイ 100% 有機栽培
8. Dard & Ribo Crozes Hermitage Rouge 2002 Magnam
ダール・エ・リボ・クローズ・エルミタージュ・ルージュ
赤 フランス/北ローヌ 品種:シラー100% 有機栽培
9. Dard & Ribo Hermitage Rouge 2003 Magnam
ダール・エ・リボ・エルミタージュ・ルージュ
赤 フランス/北ローヌ 品種:シラー100% 有機栽培

全部マグナム!!


ラピエール・モルゴン07は昼に抜栓、それ以外の6-9は同時に抜栓し、さらにデキャンティングしつつ、小さなボトル2本に移し変えておきました。
マルセル・ラピエール氏を偲び、ラピエール・モルゴン07をリストに加えました。

モルゴン07をは、酸化防止剤が少し入ってる方のバージョンです。非常にエレガントで奥深く美しい味わいでした。さすがラピエールさん!!飲み頃だとおもいました。

もうマルセルさんの造るワインが飲めないと思うと悲しいです・・・。

フィリップ・ジャンボンは、ラピエールと同じくボジョレーの自然派生産者さん。私のダイスキな旨み系ワインでございます。残念ながら、最近はちょっとお高くなってしまいました・・・・。

彼のワインは、ガメイのくせに (なんちゃって~。ごめんなさい

「先生!このワイン香りしないんですけど!さらに味もしないんですけど!!

というようなことも本当にありました。


ガニヴェ07は結構安心してたのですが、残念ながら現在ちょっと閉じ気味だったかなーという印象。内向的な感じでした。
その分、ロッシュ・ノワール05が、すごかった!うわー、なにこのパワー!!滅茶苦茶美味しかったです!!



あのギュッギュッギュッと引き締まったボディの力強さに感動しました。05というヴィンテージとフィリップ・ジャンボンの力が見事合体しましたね。昼にデカンタした時は、軽く薄旨系だったのですが、会の時にはバッチリ開いてました。
お客様の中から、ラピエールに比べて洗練度が低い、ちょっと田舎っぽいという意見も聞かれました。なるほど、なるほど、確かにそうかもしれません。パリの三ツ星レストランなどには、ちょっと似合わない味わいかもしれませんね。
ラピエールとジャンボン、ボジョレーの自然派という風にくくっちゃうと同じなんですけど、全然違うんですよね。面白いな。

逆に、一人の例外なく、参加者全員の熱い視線



ダール・エ・リボも色々な逸話(?)のある生産者ですよね。臭かったり、臭かったり、臭かったりしました。


軽く還元して、獣臭かったですが、やっぱりそれを上回る美味しさがあれば、誰も気にする人はいません。とにかく、物凄ーーーく美味しかったです!!!


02のクローズ・エルミタージュは、03のエルミタージュと比べてしまうのはちょっと可哀相でした。


なーんて書いてると、どんなにマジメなワイン会だったの?って思いますよね。

いえいえ全然!

皆さん、私の話しなんて聞いてないしー、っていうか私もあまりこんな話ししなかったしー。ワイワイと盛り上がって、とっても楽しい雰囲気でした。


私は、眉間に皺を寄せてワインを飲むのが好きではないので、楽しい雰囲気がとっても嬉しかったです!!ワインは、人生を楽しむためにあるんですよね~。

良い時間になってきたので、一応全部飲み干した(!?)ところで順次散会へ。

この日の一番人気は、前述のダール・エ・リボ・エルミタージュ03とヘイマン-ルーヴェンシュタイン・ファンタジー・デア・シーファーテラーセンだったと思います!!


し・か・し



「エルミタージュ飲んだ後、何を飲むべきか・・・」と皆で迷った末、ご登場いただいたのがガングランジェのアルザス・ピノ・ノワール07。なかなか良い選択でございました。

次は、丁度店頭試飲していた、フレデリック・コサール・ラシラー・ド・タレス09。またシラーに戻るってところが、芸が細かいでしょ!エレガントで美しい若き青年のようなシラーです。

最後は、皆 酔っ払っていたので、独断と偏見で私のダニエーレの赤を!

楽しかった~~!!



そして、あんなに飲んだのに、次の日はスッキリしてましたよー。さすがナチュラルワインです!!

次回は1月くらいに企画しようかなと思っています。参加希望と言う殊勝なお客様がいらっしゃいましたら、ツダまでお申し出下さいませ。
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