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今週の店頭試飲: フランソワ・デュマ・ニュイ・ブランシュ 09 と トリンケーロ・バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ 03

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お寒くなりましたね~~。


とうとう今日は旦那さまが、今年初の灯油の買出しに行っていました。

ウチには、ホットカーペットもコタツもありません。(もちろん、床暖房なんてブルジョワな設備も備わっていません。)そんなステキな器具があったら、グータラな自分がどうなるか100%判るので怖くて買えません。

なので、石油ファンヒーターが命。
石油ファンヒーターの暖かさって、エアコンには出せないですよね!なんでだろう?それとも、最新式のエアコンだと、しっかり暖かいのかな?

夢は薪ストーブのあるお家に住むことです。 叶いそうにないけど・・・・。トホホ。


今日の夕飯は、温かいポトフの予定です!




さて、今週の店頭試飲ワインはコチラです!!

週末試飲101024_1

フランソワ・デュマ・ニュイ・ブランシュ 07 白 (左)

産地:フランス/オーヴェルニュ
品種:シャルドネ 100% 有機栽培

店頭試飲で大人気です。残り1本になっちゃった。 多分、インポーターさん完売なので、これが最後の1本です。

実はこの生産者さん、たまにチェックする海外のワイン系ブログにちょっと前に登場してたので気になってたんですよね。そしたら、インポーターさんから入荷のご案内が。

インポーターさんの情報では、フランソワ・デュマのワインは、ボトリング前に予約完売になっちゃうほど注目を浴びているんだそうです。(生産量が少ないせいもあると思いますが。)

一方 そのブログの情報だと、生産量が少ないので(普通は4000本/年、収穫の少なかった2008年はなんと2500本/年) 今もご近所のヴァンサン・トリコさんなどで働きながら、自分のワインを造っているんですって。そうですよね、いくら人気でも生産量がそれだけ少なければ大変でしょう。

でも、わずか数年でこれだけ素晴らしいワインを造れるんだから、彼の将来は輝いていると思います。がんばってください!!


 ニュイ・ブランシュは「白夜」という意味。

わずか3樽しかない白ワイン。収穫後すぐにプレスして樽の中で発酵させました。残糖分が高く、なかなか発酵が進まないので、このワインだけ他のワインより樽熟成が長くなり、遅れてのリリースになりました。


濃い目の黄色。
ハチミツ、花梨、杏、レモン、リンゴの甘露煮、ミネラル、ハーブ、スパイス、イーストなどの力強い濃厚な香り。
口に含むと微かにガスを感じ、甘く力強い果実味が広がります。ハチミツレモン、リンゴ、リンゴの蜜、洋梨などの甘さの残る活き活きした豊かな果実味。酸味はフレッシュなので、果実の甘さとよくバランスしています。ミネラルが豊かに感じられ、凝縮感も非常に高く、とにかく力強い味わいです。ハチミツ、スパイス、ハーブ、紅茶、イーストなどの要素が彩を与えています。余韻は力強く長い。ナチュラル。

一瞬甘くてチャーミングなワイン!と思ってしまいますが、その奥にあるとーっても力強い果実味が魅力。  

結構甘いですが、豊かなミネラル、微かなガスとフレッシュな酸味に中和され、食中にいただいても全く問題ありません!!

マリアージュ: チーズ、ローストチキン、白身魚のバターソテー、白菜のクリーム煮、田舎風パテ、シュークルート、ポトフ

詳しくはコチラから!!



トリンケーロ・バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ 03 赤 (左)

産地:イタリア/ピエモンテ
品種:バルベーラ 100% 有機栽培

冬の足音が聞こえてくると飲みたくなるワインですねー!!

トリンケーロのワインの一番の特徴は、なんといってもじーーーっくり蔵元で寝かせてからリリースをするところと言えるでしょう。

基本はコンクリートタンクで醸造し、その後大樽に移してじっくり熟成。さらにボトルに入れてから熟成させます。そして飲み頃になったものをリリースするんです。今時の生産者さんではなかな出来ない素晴らしいことです。

さらに、かつては50haを超える畑を有していましたが、家族運営で理想とするワイン造りを実現するには11haが限度だ考え、最上の区画を残して他を有名なワイナリーに売ってしまったそうです。
さらに、樹齢15年以下のブドウ樹からできるワインは、自家瓶詰めせずに桶売りをしてしまうという徹底振り!!

しゅごいです。 

このバルベーラ・スペリオーレも、トリンケーロの一番標準的なワインになりますが、なんと樹齢30年~35年のブドウから造られているそうです!!

実は訪問した時に説明を聞いていて、生産者さんが「ヤング」なブドウの樹っていうから「樹齢何年ですか?」って聞いたら「30-35年」とのお答え。「えー、全然ヤングじゃないじゃないですか!」って突っ込んでしまいました。

2003年はフランス、イタリア共に夏が非常に暑く、果実がよく熟した年です。


濁った濃い紫色。
プラム、赤いチェリー、干しレーズン、干しイチジク、バラの花、ベーコン、サラミ、スパイス、レバー、枯葉、タバコ、甘いリキュールなどの複雑でクラシックな香り。
口に含むと、豊かなタンニンを持った力強くトラディショナルな果実味が広がります。
プラム、プルーン、チェリー、イチジク、レーズンなどの落ち着いたニュアンスのドライな果実味。酸味は程よい。
豊かなタンニンは非常に力強く、逞しい骨格を造っています。重い質感を持った舌触りで、アタックから最後まで非常に飲み応えある味わい。スパイス、タバコなどのニュアンスもあります。余韻は力強く、タンニンが残ります。


クラシックな力強さが魅力のワイン。

自然に造られ、良い状態で熟成をしたこの価格帯のワインというのにはなかなか出会うことができません!!貴重なワインと言えるでしょう。

ズバリ!!お肉が食べたくなります!! 


マリアージュ: ステーキ、牛肉の赤ワイン煮込み、シチュー、ミートソースのパスタ、豚のプルーン煮込み、ピザ

詳しくはコチラから!!








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