週末試飲: マルク・ペノ・グロ・プラン 白 09 と レ・ヴァン・コンテ・ピノワール・ド・ソワフ 09 赤
- Day:2010.09.05 21:50
- Cat:今週の店頭試飲ワイン
*----* お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*
早速ですが、昨日のカワイイ鯖ちゃんは、こんな風になりました。


軽る酢でしめた 「しめ鯖」 でーーす。

美味しかった~~!!Kさまありがとうございました!!

Wikipediaによれば、
「日本の太平洋各地で水揚げされるサバは秋が旬で「秋サバ」と称される。太平洋沿岸を回遊するサバは、伊豆半島沖で春頃産卵し、餌を食べながら北上する。特に北海道沖での海域は、プランクトンが豊富にありサバは丸々と太るが、脂肪分は 皮と身の間などに貯められ、身に均等にまわっていない。このサバが産卵のために南下を始める時期が9月-10月頃であり、その時期のサバは脂肪が身に入りこみ、身もしまり風味は格段に上がる。」
なのだそうです!!そっかそっか、もう「秋サバ」なんですねー。

一緒に飲んだワインは先週ご紹介したギャルリエール・トゥーレーヌ・ル・ブラン09。さわびとお醤油でいただきましたが、良く合いました!!

今週の試飲ワインはコチラです!!ペノさんの新ヴィンテージが・・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!

マルク・ペノ・グロ・プラン 白 09 (左)
産地:フランス/ロワール
品種:グロ・プラン100% 有機栽培
いよいよ、私の(勝手に)愛するマルク・ペノさん

インポーターさん曰く、
「今回到着した2009年のペノ氏のワインは、彼の愛情がぎゅーっと凝縮した、まさに愛情の結晶です!08年のリリースの際にも感じたワインのピュアさと透明感は09年でさらに磨きがかかっています。
思い入れもあるからかもしれませんが、2009年は感動的に美味しいワインとなっています!!」
とのことです!!


ペノさんを説明するととーっても長くなるので、コチラをご覧下さいませ。それからコチラは、昨年の来日パーティの様子のブログ記事です。

元々コニャック用に使われていたグロ・プランという品種から造られました。通常は酸味がとても強くて、ライトなボディのものが多いそうですが、このワインは樹齢60年~80年という古樹から造られており、酸味のなかにもしっかりとした味わいがあるのが魅力です。
薄いレモンイエロー。グラスに注ぐと微かに細かな泡が見えます。
レモン、グレープフルーツ、酵母、ミネラル、海草、ヨード、微かに桃やハチミツ、スパイスを含む爽やかな香り。
口に含むと活き活きとした酸味を持ったフルーティな味わいが広がります。
レモン、グレープフルーツのフレッシュな酸味。酸味は活き活きと非常に豊か。軽くガスを感じます。豊富なミネラルが味わいに奥行きを与え、海のニュアンスを作り出しています。
最初は口当たりの柔らかかった酸味が口の中で徐々にボリュームを増しさらに活き活きとした味わいとなります。微かにハチミツやスパイスのニュアンス。軽く苦味もあります。余韻は雑味無くドライで酸味が残ります。
非常に丁寧に造られたミネラリーな味わい。

これがグロ・プラン?と思うほどバランスの良い上品な味わい。ペノさん的には今までに無いほどのクリーンで洗練された上品な味わいです。

少しだけ寂しい気もしますが、やはり最高のワインは美しいものなんですよね。また一歩前進したペノさんなのかも知れません。

マリアージュ: アサリの酒蒸し、ワカメの酢の物、イカの酢味噌和え、白身魚のカルパッチョ、カニしゃぶ、キスの天ぷら
詳しくはコチラから!!
レ・ヴァン・コンテ・ピノワール・ド・ソワフ 09 赤 (右)
産地:フランス/ロワール
品種:ピノ・ノワール 100% 有機栽培
フランスで活躍する日本人女性醸造家としても名高いこのワインを輸入する新井順子さんも
「お勧め中のお勧めです!」
「味わいはTOPからBourgogneの一言。透明感のある上品な育ちのよさを感じあきのこない洗練された味わい。酸とBODYのバランスが絶妙。残糖は当然ないのだが、甘い風味が余韻を酔わせてくれます。カジュアルワインにオリヴィエは位置したいらしいのだが、私には憧れのBourgogneに感じられてしょうがありません。」
とおっしゃる出来栄え。


このピノワール・ド・ソワフはフランスでも大人気で日本の割り当て量が決まっているそうですが、この2009年があまり素晴らしかったので、その限られた割当量を敢えて一部をマグナムでボトリングしてくれるようにお願いしたくらい良い出来だそうです。
お見逃し無く!!!

透明感のある明るい赤。
チェリー、イチゴ、ウメ、赤い花、甘いリキュール、土、ヨード、海草、スパイスなどのピノらしい旨みを感じる華やかでリッチな香り。
口に含むと香りからの予感よりクールでエレガントな果実味が広がります。
チェリー、イチゴ、ウメなどのナチュラルでピュアな果実味。酸味は豊かでフレッシュ。若いですが、細かいタンニンは中程度。エキス感も高く、豊かなミネラルと若さの残るタンニンと一緒に予想以上に力強い骨格を造っています。じんわりと深い旨みが広がってきて、中間から余韻に掛けてはかなりボリューム感があります。ヴァニラ、スパイス、漢方、タバコなどのニュアンスが複雑さも感じます。余韻はピュアで比較的長い。
新井さんのおっしゃる通りブラインドで飲んだらブルゴーニュ!!って言ってしまいそうな若いですが、その奥に風格も感じるようなピノ!

バランス感が素晴らしく、エレガントであると同時に、なかなかの力強さも持っています。
ピノらしい旨みもタップリで美味しいです!!

マリアージュ: ロースハム、ハムのゼリー寄せ、ポルチーニのパスタ、八宝菜、塩焼き鳥、コック・オー・ヴァン
詳しくはコチラから!!
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