イタリア旅行記 Day6 : カミッロ・ドナーティ

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イタリア滞在6日目、この日はいよいよカミッロ・ドナーティを訪問しました。

今回のイタリア旅行、特に中部イタリア巡りを私に思い立たせた大好きな生産者さんです。 


まぁ「パルマ」は、私の中で美味しそうな予感の溢れる街だったので、一回行ってみたいとは思っていたのですが。ところが残念ながら、今回はパルマに2泊しましたが、二日とも生産者さんのところから戻るのが遅くなり、市内観光は全くできませんでした・・・。

「あら、こっちには美味しそうな生ハムのお店♪」、「あら、こっちには美味しそうなチーズのお店♪」、「あら、こっちには美味しそうななバール♪」みたいに美味しそうな店が立ち並ぶ街を想像していたのですが、どうなんでしょうかね?

あっ、それからもう一つ残念なことがありました。本当は、パルミジャーノ・レッジャーノの製造所を見学したかったんですよね。すごーーく見学したかった・・・・。
なので、ローマからパルミジャーノ・レッジャーノ協会(?みたいなとこ)に、見学できる製造所を紹介してもらえないかと電話をしてみたんです。ハローというとイタリア語で何が話してきたので、

「すみません、英語のできる方はいらっしゃいませんか?」
「いません。イタリア語しかできません。」
「私はイタリア語はできないのです。」
「そうですか。ハハハ。バイバーイ。」

って電話を切られてしまいました。ひどーーい。パルミジャーノ・レッジャーノ協会なんだから、もっとインターナショナルになれっつうの!!

と、郷に入って勝手なこと言ってる日本人はいけませんね。 


あー、さっそく話しが盛大に逸れてしまいました・・・・。



カミッロ・ドナーティがあるのは、パルマから南に20kmほど行ったアローラ(Arola)という村です。

カミッロさんは商談中ということで、ご親戚の美人さん(ペネロペ・クルスみたいだった!)に、まず畑を案内していただきました。

ちょっとシャイそうで初々しい彼女。「英語はあまりできなくて。フランス語の方ができるのですが。」おっしゃるので、「じゃあ試しにフランス語で言ってみてください」 「◇×△●×▼」「すみません、やっぱり全然わかりません・・・・」といいうような感じで、案内がスタート。


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いつも夏に旅行行くことが多いので、雪に覆われた畑って始めて見ました!!美しい景色でした!

あちらにランブルスコ、あちらにソーヴィニヨン・ブランと説明していただきましたが、今となってはどれがどれだか・・・。

マルヴァジア、ランブルスコ、バルベーラが多いそうです。ランブルスコの生産量は10,000本/年だそうです。えー、結構少ないんだ!!もっと多いのかと思ってた!!

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写真ではわかりづらいですが、斜面がかなり急です。先までずっと下っていっています。

「作業が大変ですね」というと、「カミッロは機械は嫌い為、殆ど使わないので大変です。」とのこと。

斜面に対して垂直(縦?)にブドウが植えてあるので、きっと一列作業するたびに、山を登って降りてっていう感じです。 「この高低差を行ったり来たりするのは大変ですよね」と言うと、「疲れます」とおっしゃっていました。

何故 縦に垂直に植えてあるんでしょうね?しまった聞いてくるんだった・・・。

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この辺りに植わっているブドウは、比較的樹齢の若いものでした。

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余談ですが、旅行中は登山靴みたいなのを履いてたので、雪の中でも全然平気!!

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この畑の上のところに空き地がありました。そして何故かワインボトルがポツンと1本。

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実は、この空き地に今年新しく醸造所と自宅を兼ねた建物を建設する予定なのですって!

今は、畑、醸造所、自宅が別々の場所にあり不便なのだそうです。ステキな醸造所が出来るといいですね。
もう建設が始まってる頃かな~。今年の仕込みは新しい醸造所でする予定と言っていたような、言っていなかったような・・・。
醸造所が新しくなったら、ワインも少し変わるかなぁ??

車で移動して、別な畑に向かいました。

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遠くに見える大きな建物が、カミッロさんのご自宅・・・、ではありませーーん!!! 

こちらの畑は斜面に水平にブドウが植わっていますね。

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そして、ブドウの樹齢も古い。

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雪の中でがんばっているてんとう虫クン!!

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畑の土壌の断面部分。
写真では判りづらいですが、土壌は茶色い粘土質という感じです。


お次は現在の醸造所へ。

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入り口には手書きの紙が貼ってあるだけ。

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フードルですが、

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中はセメントタンクになっています。(多分・・・ 
 
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ステンレススティールタンク

醸造は、最初セメントタンクで行い、次にステンレスタンクに移して、毎年4月にボトリングするそうです。


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この時は1月なので、4月にボトリングされるであろうランブルスコちゃん。

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立派なラベル貼り機もありました。(小さな生産者は貼る時に借りてくるところもあるんですけどね。)

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こちらが販売所。

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ワインを買いに来たお客様がいらっしゃいました。

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左の黒板に、販売しているワインが書いてあります。日本に入ってないのもあるのかな。
グラッパとかありましたよ。

ここでカミッロさんにお話しを聞くことになりました。カミッロさんは、ちょっとシャイで真面目そうな方でした。

試飲は、Marvasia Secco 2008、 Sauvignon 2007、Lambrusco 2008、 Barbera Frizzante 2007、Grappa 2004/2005 など

白は現行ヴィンテージより全体的にピュアでクリーンになっている印象でした。特にSauvignon 2007が、凝縮感も高く美味しかった!! カミッロさんはお魚に合うとおっしゃっていました。
やっぱりカミッロのSauvignonは美味しいなぁ。


Lambruscoはやはり人気なようで、既にこちらでも2007は完売。ボトリング後は1年は置いておきたいので、2008はまだ飲むには若いとおっしゃっていました。この時は、タンニンに収斂性もあり、確かに若いなという感想。弊店のランブルスコも、ようやく柔らかさが出てきてこれから、もっと美味しくなるはずと期待しています。

「私のお店では、カミッロさんのランブルスコはとっても人気があって、ケースで買っていく人も何人かいらっしゃるんですよ。」とお話しすると、ちょっとシャイな笑顔を浮かべて嬉しそうにしてくださいました。

Barbera Frizzante 2007は、やはりLambruscoに比べ力強く、より濃厚な黒い果実の味わい。試飲を始める時、大きなパルミジャーノの塊を持ってきてくださったのですが、バルベーラはパルミジャーノと良く合うからつまんで食べなさいと言ってくださいました。
パルミジャーノの濃厚な旨みに負けない、ナチュラルで力強い味わいでした。

ここでこのワインを評するのに、私 「strong」って言う言葉使ってしまったんですよね。intenseとか言おうかなと思ったけど、判り易いほうが良いかなと思って・・・。そしたら、ちょっとしかめっ面をされてしまいました。クスン。

後で、このエピソードをインポーターさんの社長さんに話したら、彼らは飲み心地の良いワインを造ろうと日々努力をしているわけで、特にカミッロさんは、周りの圧倒的な商業的ランブルスコ生産の中でがんばっているわけで、それをstrongという単純な言葉で片付けられたらがっかりしますよね。申し訳ありませんでした。

Grappaも美味しかったですよ!! ヴェネトorヴェネチアの蒸留所に持っていって造ってもらったのだそうです。2004は透明なグラッパでalc度数は51度、2005は樽を使ったもので外観は茶色、alc度数は60度。日本にも入ってくるといいなー。


残念ながらカミッロさんは、英語がお得意ではなかったので十分にお話しが伺えたわけではなかったのですがとても印象的だったのが、熱く語ってくれたこんな言葉。

「I don't make wines, but I live wines」

前半は自分は何か人工的なことをしてワインを”造っている”のではないということかな?
後半は、よく分からなかったのですが、彼は自分をワインの中に注ぎ込むようなジェスチャをなさっていました。 liveの後にwithを補ってワインを造るのではない、ワインと共に生きてるんだみたいな感じかなぁと想像してみたり。

とにかく、お話しを伺う間、言葉少ない中にも彼のワインへの真摯な愛、姿勢が伝わってきました。

実は、お会いする前の私の勝手な想像では「純朴な田舎の生産者」というイメージだったのですが、実際お会いしてみると、シャイでもの静かな中に哲学的な雰囲気もあり、内には己の信じる道を貫く頑固な情熱の炎が燃えているような方でした。 


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うふふー。益々好きになっちゃいました。

お土産に、Barberaの2004年と2005年、グラッパをいただいきました。ありがとうございました!!

このヴィンテージもののバルベーラは、お店でイタリア旅行報告会をした時にお客様に召し上がっていただきました。温かい素朴さを残しつつ、柔らかく 『 品 』 のある味わいになっていてとっても美味しかったです。こんな風になるんだねー。

今扱っているBarbera Frizzante 2007もかなりポテンシャル高そうだから、少しとっておいてみようかな!




 カミッロ・ドナーティのワイン

カミッロ・ドナーティ・ソーヴィニヨン・フェルモ 06 ← 飲み頃

カミッロ・ドナーティ・ランブルスコ 08

カミッロ・ドナーティ・バルベーラ・フリッザンテ 07 ← 飲み頃





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