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The Vine ワインテイスティング @ グルナッシュ

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31日のワインテイスティング会にご参加くださったお客様、本当にありがとうございました!!!!  (昨日のエントリーも同じ言葉から始まったような・・・)

今回はがんばって写真は何枚か撮りましたが、やはり記憶が・・・・・。(別に遊んでたわけではないんですよ~。) とにかく、がんばってレポートします!!(してみます。)


でも、その前にまずコレコレ!!!

参加者のTさまがこんなステキなビデオを作ってくださいました~~~!!!!   (クリックすると大きい画面でご覧になれます。)



本当に超嬉しい。涙出ます~~。 Tさまは、当日 即興でクラリネットの演奏までしていただいて、さらにブログでもレポート入れてくださって(リンクはコチラ!)、本当に本当にありがとうございました。



The Vine は南仏の素晴らしいワインを日本に紹介してくれるインポーターさんです。(南仏がメインですが、ドイツやオーストラリア、スペインなども扱っていらっしゃいます。)
イギリス人なのに南仏ワインを愛して止まないジェームス・ダンスタン氏が、2003年に日本に設立しました。

ザ・ヴァインのホームページ(よかったらご覧になってください!)
http://dev.thevineltd.com/index.cfm?lang=JP


■ テイスティングリスト

1.フェリーヌ・ジュルダン・ラングドック・ブラン 08 白 ¥1,610(税込)
(産地:フランス/ラングドック 品種:ルーサンヌ 100% 減農薬栽培)

2.ピュイグ・パライ・コート・ド・ルーション・ロゼ 09 ロゼ ¥1,700(税込)
(産地:フランス/ルーション 品種:カリニャン 30% グルナッシュ 30% シラー 40% 有機栽培)

3.マルティネル・コート・デュ・ヴァントゥー 08 赤 ¥2,460(税込)
(産地:フランス/ローヌ 品種:グルナッシュ 75% シラー 20% サンソー5% 有機栽培)

4.エスピエ・ジゴンダス 07 赤 ¥3,590(税込)
(産地:フランス/ローヌ 品種:グルナッシュ 70% シラー 30% 有機栽培)
※エスピエ・ジゴンダス、まだネットに登録してなかった・・・。至急いたします。

5.ボワ・ド・ブルサン・シャトーヌフ・デュ・パプ 07 赤 ¥5,200(税込)
(産地:フランス/ローヌ 品種:グルナッシュ 65% シラー 15% ムールヴェードル 15% テレ・ノワール5% ミュスカルダン、ピクプール、クノワーズ、ヴァカレーズ 有機栽培)

100731 The Vine tasting 04

左から順に1→5です。(空き瓶でごめんなさい)

100731 The Vine tasting

テイスティング会始まり~。
でも、なんで ジェームスがこんなポーズとってる写真を撮っちゃったんだろう・・・。

100731 The Vine tasting 02

お客様からのステキな差し入れもいただきました!!   アボガドペーストとなすのペースト、ウナギとゴーヤのマリネ。色んな種類の砂糖漬けのドライフルーツ。ドライフルーツが1のラングドック・ブランにすごく良く合いました。ありがとうございました!!


すみません、説明の量にバラツキがあります。ジェームスは1本1本丁寧に説明していたのですが、自分が聞けていたところと、そうでないところがあるので・・・。ごめんなさい。(この会は自分が勉強するためじゃなくて、お客様に楽しんでいただくことが一番だったので、お許しくださいませ。 )


1.フェリーヌ・ジュルダン・ラングドック・ブラン 08 白

当日の一番人気だったフェリーヌ・ジュルダン!!
ボリュームタップリなトロピカルフルーツの果実味と、それに負けない爽やかさがこのワインの魅力です。
暑い中お出でくださった皆さまには、冷えた白は特に口当たりが良かったのかもしれません。キリッと冷やしてアペリティフにもピッタリな感じです。

ルーサンヌは栽培も難しく、さらに栽培に適する場所が限られるので、生産量があまり多くないそうです。


2.ピュイグ・パライ・コート・ド・ルーション・ロゼ 09 ロゼ

ジェームスも、ロゼをもっと楽しんで欲しいと力説していました。フランスではあまりビールは飲まれないそうで、とにかく夏は皆ビールじゃなくてロゼをゴクゴク飲むんだそうです!!幅広く色々なお料理に合いますともおっしゃっていました。

実は、このワインはジェームスがピュイグ・パライのジョルジュ・ピュイグに是非日本向けにロゼを造って欲しいと頼んで生まれたワインなんですって!
ただ全量日本に来たわけではなく、フランスでも販売した方が良いよということで、一部フランスでも流通しています。でも生産量 約3000本だそうだそうですから、あまり多くないんじゃないかな?

お客様から、「シラーを使ったロゼってあまり多くないんですか?」という質問がありました。シラーは色の抽出具合が難しいので、ロゼではあまり使われないそうです。



100731 The Vine tasting 03

お外もちょっと暗くなってきました。

3.マルティネル・コート・デュ・ヴァントゥー 08 赤

まずは、マルティネルのコリーヌさんは、美人でステキな人だという話しから!!
彼女は、ジェームスの古い友人で、彼が南仏で仕事を始めた頃 彼女もワインの勉強にやってきたそうです。その後、畑を購入し自分のワイン造りを始めますが、天候に恵まれなかったり、雹にやられたりして苦労が続きました。しかし、今は素晴らしい生産者に成長しています。

丁度 ジャンシス・ロビンソンが先週 マルティネルのヴァントゥーを今週のワインとして紹介していて、すごく褒めていたそうです。

そこで私が一言、マルティネルは華やかでとても美しい香りを持ったワインなので、皆さんもグラスに口をつける前に、是非香りを楽しんでくださいというお話しを。ワインを飲む時、香りを一旦嗅いでから、ワインを飲むという動作を癖付けるといいと思います。

その話しを受けてジェームスがさらに、香りを嗅いだ後、ワインを口の中で食べるように味わって欲しいというお話しも。口の中で味わいが変わっていく様子が感じることができます。さらに、余韻にはワインのクオリティが出るので、余韻も大切ですとのこと。

なんか、東南ヨーロッパには(ってどこ?)、「食事を飲んで、ワインを食べる」という諺があるんですって。

マルティネルのヴァントゥー08も、最初に入ってきた時より丸くなって、とっても良い感じでした!!


「品種の構成比率はどうやって決めるのですか?生産者さんの勘によるのですか?」という質問には、第一に生産者の所有する畑に植わっているブドウの比率が影響する。それは基本、先祖から受け継がれたものですとおっしゃっていました。第二は忘れました・・・。
で、私が 品種は別々に醸造するので(品種毎に収穫時期も違う)、醸造した後ブレンド比率を決めることもできますとお話したような・・・。


4.エスピエ・ジゴンダス 07 赤

 ワイルドなジゴンダスが多い中、エスピエのジゴンダスはエレガントで洗練された味わいとのこと。テイスティングが始まる前に、エスピエのジゴンダスは、料理とのマリアージュが非常に良いので、食事を食べながら飲むと真価を発揮すると言っていました。

 少しオークのニュアンスを感じる非常に洗練されたエレガントなジゴンダスです。

 「何故 ジゴンダスは高いのですか?」という質問には、需要の高さとコストの問題と答えていました。あまり日本では有名でないジゴンダスですが、海外では評価の高いAOCです。その為需要が高い。また有名であるため地価も高く、コストもかかる。なので価格が高めなのです。


5.ボワ・ド・ブルサン・シャトーヌフ・デュ・パプ 07 赤

もう、シャトーヌフが注がれた時の、ジェームス先生のうっとりした顔しか覚えていません。何度も香りを嗅いでは、これぞ「うっとり~~」という顔をするので、お客様も笑っていらっしゃいました。

でも、それほど素晴らしい香りなんですよね~~!!!

ジゴンダスからわずか15kmしか離れていないシャトーヌフ・デュ・パプ、それだけで、こんなに個性の違うワインが出来るのですと言っていました。
実際シャトーヌフは標高も低く、ジゴンダスより気温もHotになります。

彼はこのワインをlucious(官能的)でmasculine(男性的で力強い) (いやmassiveだったかな?)と表現していました。確かに、この相反するような両方の言葉が相応しいワインです。あと複雑とエレガントも付け加えてください。

このクオリティをブルゴーニュで探そうと思ったら、軽く1万円を超えますよ!とのこと。

とにかく、ウマ~~~なワインです。 もう理屈は入りません!!

お客様も、「みんな美味しかったけど、このシャトーヌフはもう別物!」っておっしゃってくださった方が何人もいらっしゃいました!!!

シャトーヌフ大好きっ子としてはとっても嬉しい!


100731 The Vine tasting 05

すっかり外も暗くなり全部のワインの試飲が終わったところで、Tさまがクラリネットを演奏してくださいました!!   (写真がヘタクソでごめんなさい。)

クラリネットに使われるリード(吹くところ)の上質なものは、南仏が産地なのだそうです!!
リード、つまり葦から作られるのですが、この葦も冷たいミストラルのお陰で目の詰った特別なものになるのですって!!それを4年も乾燥させてから完成品になるのだそうです。


ジェームスもどこかで、ミストラルの説明をしていたと思うのですが、聞き逃してしまいました。
ミストラルは、ローヌ地方特有の冷たい北風です。風速30-40kmとかにもなることのある強風です。しかし、このミストラルは素晴らしい恵みの風でもあります。ミストラルのお陰で、温度に寒暖が生まれ、雨が降った時も、ミストラルが吹けばあっという間に乾燥するので、ブドウの樹も病気になりません。なんと、ブドウに付いた虫も吹き飛ばしてくれるそうですよ!ミストラルは、ローヌのブドウ栽培を性格づける大切な要素なのです。


最後に、出席してくださったお客様に、お決まりの「どのワインが気に入りましたか?」という質問をさせていただきました。一人2回まで挙手可ということで。

1番人気は、No1のフェリーヌ・ジュルダン・ラングドック・ブラン08。嬉しいです!! 2番人気は、1番と殆ど変わりませんでした、やはりNo5のボワ・ド・ブルサン・シャトーヌフ・デュ・パプ07でした。
No4のエスピエ・ジゴンダス07は、明らかに男性に人気が高かったのが面白かったですね。

マルティネルも美味しかったんだけどな~。ボワ・ド・ブルサンの半額ということを、もっとアピールすればよかったかな!えへへ。

こんな質問をしましたが、それぞれのワインに優劣というものはないんですよね。それぞれのワインに適したシチュエーションというものがあるわけですから。それぞれのシチュエーションでそれぞれの実力を発揮してくれるのだと思います。


さぁて、次は何の会企画しようかな~~。



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