週末試飲: ギャルリエール・トゥーレーヌ・サンドリオン 08 白 と ル・ロゼ 09
- Day:2010.07.11 21:00
- Cat:今週の店頭試飲ワイン
*----* お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*
パウル君、またキターーーーー!!




お見事!タコのパウル君が、3位決定戦の勝者も的中させました。
世界中のメディアが "Paul the octopus" とか "Paul the psychic octopus" とか言って盛り上がっているようですね~~。

なんと、Wikipediaにも既にエントリーが!!仕事早いっ!

先日、パウル君の暮らすドイツの敗戦を予想し、これが当たってしまったことから、ドイツ国内ではサポーターの怒りを買い、 「フライやバーベキューにしてしまえ」「サメのいる水槽に入れろ」「パエリアにしろ」などという罵声を浴びせられるひどい仕打ちを受けたパウル君。

一方 その試合に勝ったスペインでは、これやこれなどのニュースによれば、アイドル並に人気となっているそうで、政府閣僚も試合後こんな発言を
スペインのサパテロ首相: 「安否が心配だ。(スペインから)保護チームを派遣しようかと考えているところだ」
エスピノサ海洋相:「12日に欧州連合(EU)の漁業関係相理事会があるので、ドイツに対しパウル君を食べないよう頼むつもりだ」
セバスティアン工業相: 「スペインが勝ったら、タコを速やかにスペインへ移送し保護すべきだ」 (これは試合前のコメント)
日本の政治家さん達も、これくらいユーモアがあるといいのにね!

Wikiによれば、パウル君は現在2歳半で人間でいうと102歳というご高齢なんですって。


さて、本日からの試飲ワインはコチラです!!


ギャルリエール・トゥーレーヌ・サンドリオン 08 白 (左)
産地:フランス/ロワール
品種:ソーヴィニヨン・ブラン80% シャルドネ10%、シュナン・ブラン10% ビオディナミ
いつもラベルがステキなギャルリエール。

フランス語で『サンドリオン』とは、『シンデレラ』のこと。
このワインも、シンデレラにちなんでガラスの靴がモチーフになったとってもオシャレで美しいラベルです。

ドメーヌ・ドゥ・ラ・ギャルリエールは、南トゥーレーヌ、ポワトー駅のあるリシュリュー村から8キロほど、南向きの丘の上に位置しています。
シノンでワイン商を営んでいたピエール・プルゾーが、1973 年にここを訪問した瞬間一目惚れして購入しこのドメーヌが生まれました。1987年から経営にあたる息子のフランソワさん。1993年から「ビオディナミ」を実践しています。
インポーターさんの資料の彼の発言を読むと、かなり気合の入ったビオディナミストのようですが


洗練され上品、エレガントかつピュアな味わいが魅力です。


明るいレモンイエロー。
レモン、グレープフルーツ、リンゴ、ミネラル、ハチミツ、ハーブ、白コショウなどのフレッシュでミネラル感溢れる香り。
口に含むと豊かな果実とミネラルの味わいが広がります。
レモン、リンゴ、花梨などのフレッシュで凝縮感を感じる果実味。酸味はフレッシュで豊か。ミネラルも非常に豊かで、味わいに奥行きを与えしっかりした骨格を作っています。
ハチミツ、スパイスなどのニュアンスや微かに樽の味わいも感じられます。まだ非常にフレッシュで爽やかな味わいですが、それぞれの要素が溶け合い全体にまとまりがあり、上品で洗練されたバランス。ソーヴィニヨン・ブランの爽やかな味わいの中にしっかりとシュナンの主張があるところが面白いですね!余韻は比較的長く、ピュア。
とても綺麗な味わいのソーヴィニヨン・ブラン。

自然派のソーヴィニヨンというと、パンチの効いた少し重い感じのものも多いのですが、このワインは爽やかなソーヴィニヨンという立ち位置をしっかり守りながら、豊かなミネラルやシュナン・ブランの個性が爽やかな中に奥行きを感じるオリジナリティを持った洗練された味わい造り出しています。
爽やかなアタックから長い余韻へ続く、洗練を失わない振り幅の中での味わいの変化が見事です。サンドリオン(シンデレラ)という名前に相応しく、フェミニンでエレガントなワイン。美味しいです!


サンセールが好き!という方にもオススメの夏に相応しい味わい!
マリアージュ: シェーブルチーズのサラダ、鯛のカルパッチョ、鱧の梅肉和え、蒸し鶏のサラダ、アサリのワイン蒸し、鮎の塩焼き
詳しくはコチラから!
ギャルリエール・トゥーレーヌ・ル・ロゼ 09 ロゼ (右)
産地:フランス/ロワール
品種:カベルネ・フラン80% ガメイ20% ビオディナミ
同じ生産者ギャルリエールのロゼです。インポーターさんも大絶賛のロゼです!!

ピンクの色合いが本当に本当に美しくって!!見てるだけで幸せな気分に。ラベルもまたまた可愛いんですよねー。



弊店のロゼは南フランス生まれが多いですが、こちらはロワール産です。南仏のロゼに比べると、やはりよりドライでスッキリした印象。カベルネ・フランのロゼっていうのも、珍しいかな!
とーーーってもチャーミングな輝きのある明るいピンク色。
イチゴ、ウメ、チェリー、スパイス、レモン、ハーブなどの活き活きとしてフルーティな香り。
口に含むと弾けるようにフレッシュな辛口な果実味が広がります。
イチゴ、チェリー、ウメなどのフレッシュな果実味。フレッシュで豊かな酸味を持ち、ミネラルも感じます。爽やかな苦味もあり、味わいをよりドライな印象にしています。
余韻はピュアでドライ。
非常に爽やかなロゼ。
でも同時に、やっぱり垢抜けて上品なんですねー!!


サンドリオンもこのル・ロゼも、どちらもフレッシュさを大切にした洗練された美しい味わい。上手いなー。

スッキリとドライな味わいが魅力で、こちらも夏にピッタリです!!!
マリアージュ: 蒸し鶏のサラダ、とりわさ、ガスパチョ、フォー、サティ、生春巻き、トマトのパスタ、ブルスケッタ
詳しくはコチラから!
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