fc2ブログ

週末試飲: ヴェイユー・メトッド・トラディショネル(06) 白泡 と クリスチャン・びね^るブラン・ド・ノワール・ノン・フィルター 06 ロゼ

JUGEMテーマ:グルメ
JUGEMテーマ:旅行



*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*



先日、高橋大輔選手が、ア○ヒビールのエクストラ・コールド・バーなる企画ショップの記者発表にゲストとして呼ばれていらっしゃいました。

http://www.asahibeer.co.jp/news/2010/0520_2.html

ここでは、

「新しいビールの楽しみ方として、飲食店やご家庭でお飲みになる通常の温度よりも低い、氷点下の温度帯(-2℃から0℃)で『ア○ヒスー○ード○イ』をお飲みいただく「エクストラコールド」という飲み方をご提案」

しているそうです。

(1) えー、そんなに冷やしたら味わかんないじゃん!

(2) まー、スー○ード○イだから、味わかんなくてもいいのか!!

(3) げー、でもムダにCO2排出してるんじゃない?


なーんて、色々と毒を吐きたくなるような企画です・・・。

ビールあんまり飲まないので、そんなに冷えたビールが美味しいのかよくわかりませんが、それなら氷水飲んでから、適度に冷えたビール飲んだ方がいいんじゃないでしょうか???


これから暑くなってまいりますが、皆さまもワインの冷やしすぎには注意しましょうね!!




今週の試飲ワインはコチラです!!

週末試飲100523_1


ヴェイユー・メトッド・トラディショネル(06) 白泡 (左)
産地:フランス/ロワール
品種:ムニュ・ピノ、シャルドネ、シュナン・ブランを1/3ずつ ビオディナミ

このヴェイユーの当主 ミシェル・ケニオは

「健康的なブドウを使って、味わい豊かでコストパフォーマンスの高いワインを作る」

という理念を持つありがたーーい生産者さん。

私は、一般の消費者の方々に美味しいワインを毎日楽しんでいただきたいな~と思っているので、こういう生産者さんはありがたいと思います。

すごい馬を呼んで畑を耕すのもいいけれど、それって高くないの??とか下世話なことを考えてしまうんですよね。

このワインを造った時はビオディナミを実践していましたが、2010からはスミ・プラント農法という新しい方法を採用したんですって。そういう探究心のある姿勢も素晴らしいですね。


さらにこのメトッド・トラディショネルというスパークリングには、ちょっと裏話があります。

このワイン、これが最後のリリースなんです。
何故かというと、このスパークリングは以前はVDQS(フランスのワイン法に則る格付け)のシュヴェルニーとして販売できたのですが、VDQSが廃止されてしまい、階級を重視するフランスでなかなか動かなくなってしまい生産をやめることにしたそうです。
そんな訳で、インポーターさんが、最後在庫を通常よりも安く譲っていただくことができたそうです。

ということで、ただでさえコスパの高いヴェイユーのワインがさらに高いコスパで登場です!!


薄いレモン色。
レモン、リンゴ、グレープフルーツ、甘いキャンディ、イースト、ハーブ、スパイス、白い花などの心地良い香り。
口に含むと、優しい泡と一体感のある爽やかな味わいが広がります。
泡は中程度で口当たり良い。
レモン、リンゴ、リンゴの蜜、グレープフルーツのしっかりとした果実味。
酸味も程良く、イーストの旨みがタップリ。
アタックは爽やかですが、中間にかけて蜜のような甘みが感じられるようになり、ボリュームのある味わいに。余韻は比較的長い。


06ヴィンテージということで、各要素がしっかりと溶け合って 「一体感のある味わい」 になっているところが一番の魅力ですね!! 

そして、香りにも味わいにもイーストの旨みが良く出ていて、エレガントな口当たりなところもGood!!なかなか高級感のある味わいです!!

マリアージュ:お刺身、アナゴの天ぷら、ホタテのバター焼き、アサリのワイン蒸し、リエット

詳しくはコチラから!!



クリスチャン・ブラン・ド・ノワール・ノン・フィルター 06 白?ロゼ? (右)
産地:フランス/アルザス
品種: ピノ・ノワール 有機栽培

ビネール、昔から本当に大好きで  、ほら↓↓、昨年のアルザス旅行の際も、ちゃんと訪問してきました。

アルザス旅行記:ビネール訪問編
http://grenache.jugem.jp/?day=20090610

ふふふ、このブログのエントリも最後は

『最後に一言。とにかく、やっぱりビネールのワインは美味しいっす!!』

なんて書いてるし~~!!

”自然派ワイン”なんて言葉が存在しない頃から、とにかく美味しいなーと飲んでいたワインだったんですよね。お父様の時代には化学肥料がもてはやされていましたが、その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けてきたそうです。今思えば、こういう取り組みがあったからこその美味しさだったんだなぁと思います。

そんなビネールの中でも、今回ご紹介のワインはちょっと異色なワイン。

アルザスでは貴重なピノ・ノワールを醸し無しでプレスして造られました。

ブラン・ド・ノワール(黒ブドウから造られた白ワインという意味)という名前がついていますが、明らかにロゼ色してます。(笑)

こういう遊び心があるワイン、楽しいですよね。

単なるロゼ(?)という範疇を超えた深ーーーいコクが感じられます!!前からあることは知ってましたが、今美味しい!!と思ったので仕入れてみました。


薄いオレンジ色。
ハチミツ、桃、リンゴの甘露煮、オレンジ、スパイス、酵母、紅茶などの甘い香り。
口に含むと力強いコクのある果実味が広がります。
ミカン、オレンジ、桃、リンゴなどのしっかりしたボリューム感ある果実味。仄かに果実の甘さも感じます。酸味は豊かで、苦味もあります。ミネラル、高い凝縮感による濃厚なエキス、豊かな旨みが魅力。
ハチミツ、紅茶、スパイス、ミネラルなどが味わいに幅を与え、飲み応えあるとても複雑な味わいを
造っています。余韻は長く、ナチュラルで複雑。

仄かに果実の甘さも感じる果実味豊かな味わいなのですが、最終的には

『力強い』
『複雑』
『圧倒的なエキス』
『旨みたっぷり』

という印象のロゼ!!  

これだけ力強いのですから、美味しくなるのに約3年の月日を要したのもうなずけますね!!

マリアージュ: チーズ、シュークルート、山菜の胡麻和え、鯛の塩釜焼き、ちらし寿司、ローストチキン

詳しくはコチラから!!





 
スポンサーサイト



Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)