樹齢130年のブドウからあのコサールが造り上げたワイン!! と ガングランジェ最終章!? 真打 ピノ・グリ

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*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*



さて、今週は、な、なんと南仏の『樹齢130年』のブドウから造られたワインが試飲に登場!!! 


弊店にご来店いただいたお客様の中には、私がワインを試飲していただきながら、

「このワインは樹齢○○年のブドウから造られたんですよ!」

とか、鼻息荒く説明しているのを聞いた憶えがある方もいらっしゃるかと思います。


そう、基本的に樹齢の古いブドウからは複雑な味わいを持った美味しいワインができるのです。


古い樹から造られたワインが何故複雑で美味しくなるのか??私が考えるに

(1)根が地中深くまで伸びていて、複数の地層を通り多様ななミネラルなどの水分を吸い上げてくるから

(2)若い樹に比べ、結実するブドウの房数が少なくなるので、自然とエキス分の濃い上質なブドウが収穫できるから。

(3)地表近くの水分を吸うというよりは、地中の地下水を主に吸い上げているので、乾燥など天候に左右されず安定して良いブドウがなるから


実際 2003年雨がほとんど降らなかった超猛暑の夏にローヌのブドウ畑を訪れて、若い樹と古い樹の実力の差を見せつけられました。

若い樹の葉は黄色く枯れかかっている区画もあるのに対し、古樹は乾燥なんてなんのその、活き活きと緑の葉を茂らせているではありませんか!!

自分の深く伸びた根で地下水から水を吸っているので、表土が乾燥してても関係ないのです。


では、なんで皆古い樹からワインを造らないのか?


それは、生産性の問題です。前述の通り、古樹はなるブドウの房数が少なくなります。生産性を追い求める生産者さんは、古樹を引き抜き、沢山のブドウのなる若い樹に植え替えてしまうのです。

今では少量生産品質志向の生産者さんが増えて、古樹も大切にされてきてはいますが、少し前までは、ワインの世界も大量生産を追い求める時代でした。その大量生産の時代に、多くの貴重な古樹は引き抜かれ若い樹にどんどん植え替えられていったのです。

これは、人気の生産地で顕著に行なわれました。だって、沢山造れば全部売れるんですから!!

一方、当時あまり人気の産地とは言い難かったローヌや南仏の一部の産地などでは、そのお陰で大量生産の嵐に飲み込まれなかった古樹が結構沢山残っているんです。

もう一つ、これらの地方で古樹が生き残った理由があります。
それは、気候の恵み。乾燥とミストラル。基本的に非常に乾燥している南仏では、あまりブドウの樹が病気になりません。(湿気はカビの繁殖を促し、病気の素となります。)
さらに、ローヌではミストラルという強風が定期的に吹くので、たまに雨が降ってもすぐに乾いてしまいますし、雨だけでなく害虫も吹き飛ばしてしまうんですよね。

実際に、

「病気にもなんねーから、じーちゃんの代から薬も撒いた事もねー」

って生産者さんがおっしゃっていました。

まぁ、私のローヌ及び南仏好き  は皆さんよーくご存知だと思いますが  、何故ローヌの美味しいんだろう?と考えた時、一つの答えはこのブドウの樹齢の古さと畑のヘルシーさ(薬品ひさらされていない)なんではないかなぁと思う次第です。


あっ、話しがローヌ/南仏自慢になってきてしまいました!!

でも、ローヌ/南仏も良い事ばかりではありません。  今後 温暖化が進むにつれ、暑さと乾燥との戦いという試練がその未来に待ち受けているような気もします。。。。もう天気が良ければ、グッドヴィンテージという時代ではなくなってきているのです。



さて、話しを戻して、ちなみに、皆さん樹齢100年のブドウってどんな感じだと思いますか?大きいと思いますか?

実はヨボヨボで小さいんですよ。  残された力を振り絞って、二、三房のブドウをつけるんですって!!貴重ですね~~!!
(注:今回のワインの造られた畑は知らないので、前に見たことある畑での話しですが)


まぁ、こんな感じで樹齢5,60年の古樹なんてザラ!という南仏ですが(あくまで私の印象です)、130年っていうのはマジリアルにスゴイです。    そんな長寿を全うしている貴重な貴重なブドウから造られたワインのご紹介!!です。 




なんか前置きが非常に長くなりましたが、今週の試飲ワインはこちらです!!



週末試飲100314_1


前置きが長くなったので、本日は試飲コメントだけにしておきます
詳しい情報は、リンクをクリックしてご覧くださいませ。

ガングランジェ・アルザス・ピノ・グリ 07 白 (左)
産地:フランス/アルザス
品種:ピノ・グリ ビオディナミ

しっかりした黄色。
リンゴの甘露煮、花梨、レモン、飴、白い花、ミネラル、微かに蜂蜜、ハーブ、スパイスなどの複雑な香り。
口に含むと、ほんのり甘さを感じる濃厚な果実味が広がります。
リンゴ、熟したレモン、花の蜜などのボリューム感ある果実味。口当たりの良い酸味は豊かでフレッシュ。よく熟した果実味にクールさを与える豊富なミネラルが印象的です。
スパイシーな味わいもあり、海草やお茶ようなの旨みなどを感じるピノ・グリならではの奥行きのある複雑な味わいが楽しめます。ほんのり苦味。余韻は比較的長く、クールなミネラルが残ります。

ピノ・グリ好きです!
リッチで同時にナチュラル、さらに飲み頃!!飲み易い、ちょっと親しみ易い横顔もあったりして。
「アルザスワインって、やっぱ美味しいなぁ~~、幸せ!」ってなっちゃうワインですよ!  

マリアージュ: シュークルート、チキンのワイン煮込み、チーズ、チーズフォンデュ、鮭のチャンチャン焼き

詳しくはコチラから!




フレデリック・コサール・ブドウ・デュ・スッド 08 赤 (右)
産地:フランス/ローヌ
品種:グルナッシュ100%  有機栽培

まずラングドックの樹齢 130 年のヴィーニュ・フランセーズ(接木なし)のグルナッシュを手摘みした後、すぐに冷蔵車でブルゴーニュのドメーヌに運び、フレッドのドメーヌワインと同様の方法で仕込みました。マセラシオンが終わった後、マロラクティック醗酵を終わらせるためにワインを一度ポマールとボーヌの澱が残った古樽に通し、そして 500 リットルの樽で14 ヶ月熟成させたという、彼自身のプライドをかけたワイン!

美しい紫色。
ラズベリー、プラム、チェリー、ヴァニラ、スパイス、ハーブなどの若々しく豊かな香り。
口に含むと、若々しく力強い果実味が広がります。
チェリー、ラズベリー、プラムなどのスパイシーでエキゾチックな果実味に、フレッシュな酸味。タンニンも豊かでなかなかパワフル。でも、むやみにマッチョなのとは違う、品の良い力強さ。
凝縮感もあり、クールなミネラルも豊かに感じられ、しっかりと骨格を造っています。樽由来のスパイシーさも程よくアクセント。余韻はピュアでスッキリ。

なんか思い込みのせいかもしれませんが、余韻にブルゴーニュのワインっぽい感じがあるように感じます。   酸味の残り方っていうか、スッキリ具合が。面白いですね!!!

素晴らしいワインだと思います!!
でも、やはり若いです。もちろん、今でも美しい果実味を楽しみつつ十分に美味しくいただける味わいですが、本領はまだまだ隠されている感じ。それぞれの要素もバラついていて、果実味以外の多様な味わいもこれから発展してくるのだと思います。

セラーをお持ちの方は、是非是非少し寝かせてみてください。
そうでない方は、将来の姿に思いを馳せつつ、飲んじゃってください!!それでも美味しいですから!

マリアージュ: チキンや豚のハーブ焼き、ローストチキン、カスレ、シェーブルチーズ


詳しくはコチラから!



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