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このお値段で旨いヴィオニエが飲める幸せ エステザルグ・ヴィオニエ08 と 齢100年のガメイ!自然な「品」を感じるSO2無添加の赤 ニコラ・テスタール・ラ・パン08

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*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*


皆さん『坂の上の雲』、ご覧になっていますか?

めっちゃいいですね~~。  


長年、なんでNHKさんは「坂の上の雲」を大河ドラマにしないのか??と鬱屈した思いを抱いていた私にとって、心が晴れるように美しく作られたドラマになってます。 (ってまだ2話しか見てないけど・・・)


まず、”ちゃっちぃ”ところが無いのが良いですね。 よっぽど予算を注ぎ込んでいらっしゃるのでしょう。

それから配役が素晴らしい!!本木クンに阿部ちゃん!! キャーッ、ステキーー!! (これで、堤真一クンなんかが入っていれば最高なんだけどなぁ・・・。
みんな演技が上手過ぎますね。本木クン、阿部ちゃん、香川さん、40過ぎのオジサンsなのに、明治の若者像をあんなに活き活きと演じていらっしゃるのが素晴らしいです。若い者には、マネのできない迫力です。

脚本も、原作にはない脚色も入っている感じですが、とてもよく出来ていると思います。

是非このままのテンションで、最後まで手抜き無く仕上げていただきたいです。
といっても、何話かやったら、また暫くお・あ・ず・け!なんですよね。まぁ、素晴らしく作っていただけるのなら、我慢しますとも!!



余談ですが、皆さん 横須賀の戦艦三笠を見に行かれたことがありますか?

なかなか面白いですよ~。
日露戦争時代の戦艦ってこんなものだったんだ!!というのが実感できます。もちろんレーダーなんてものは全く無いんですよ。だから、「あー、ホントに目視で戦っていたんだな」というのが実感できます。
三笠は、第二次世界大戦や現代を題材にした映画で見る戦艦とはかなり違います。全てにおいてレトロというか、マニュアルなんですよね。もちろんジャック・スパローの船に比べたら、宇宙船みたいなものかもしれませんが、日露戦争時代の技術と現代技術との隔たりを感じることができて、私は非常に面白かったです。


おっとっと、私は何故ワインのブログで、戦艦の話しを熱く語っているんでしょう??? (別に戦艦マニアとかじゃ全然ありませんから!!)


余談はこの辺にして、ワインのお話しを~~~!!




今週の試飲ワインはコチラです!!

↓ ↓ ヌーヴォーじゃありませんよー!!  

 週末試飲091213_1

エステザルグ・プレン・シュド 08 白 (左)
産地:フランス/ローヌ
品種:ヴィオニエ100% 減農薬栽培

エステザルグは、南フランスの町 アヴィニョンに近いエステザルグ村にある10軒のブドウ栽培農家がつくる小規模の協同組合。
お手頃かつナチュラルなワインの供給者として、日本でも昔からとっても人気の高い生産者ですね!

最近人気の高まりを感じるヴィオニエ100%の1本。以前南ローヌの生産者さんに聞いた話しでは、北ローヌ以南では、ヴィオニエの栽培は非常に難しいそうです。それは、すぐ過熟して、酸味を失ってしまうから。

そういう意味では、このお値段で非常に良く造られたヴィオニエだと思います!!!  

プレン・シュド08は、ヴィオニエの個性がしっかり表現されていますが、07に比クリアなボディです。


薄いレモンイエロー。
桃、洋梨、杏、オレンジ、レモン、スパイス、バター、ヴァニラ、オイルなどの暖かさを感じるフルーティな香り。
口に含むとスパイシーでエキゾチックな果実味が広がります。桃、洋梨、杏、レモンなどの豊かな果実味。酸味もしっかりあり、暖かい果実味をフレッシュに保っています。
密度を感じるトロっとした舌触りがステキ!!(alcの高さの影響もあると思います。)
微かにヴァニラやバタースカッチの風味と軽い苦味。余韻は比較的長く、クリーンでドライ。

やっぱりちょっと夏のイメージの白かも・・・。

で、でもとても美味しいです!
このお値段でバランス良いヴィオニエが飲めるのはとっても嬉しい!!

マリアージュ: ニース風サラダ、ラタトゥイユ、エスニック鍋、生春巻き、ブルスケッタ、トマトとオリーブのパスタ

詳しくはコチラから!!




ニコラ・テスタール・ボージョレ・ヴィラージュ・ラ・パン・モノポール 08 赤 (右)
産地:フランス/ボージョレ
品種:ガメイ100% 有機栽培

再度しつこく・・・・、ヌーヴォーじゃありませんよー。 

(来年以降エチケットの変更も検討しているそうです。ややこしいから、そっちの方がいいですよね!)

インポーターさんが最初紹介してくださったとき、
「いやー、あのうさぎ、間違いなく肉食べています。「肉食うさぎ」ですよ。」
ですって!!爆笑しちゃいましたよ。 どの辺が肉食ウサギなのかは、是非飲んで体験してみてくださいませ。


ニコラ・テスタールは弱冠29歳の若き生産者ですが、その経験は十二分。その十二分具合の詳細はコチラをご覧下さい。有名なのは、かのフィリップ・パカレがプリウレ・ロックを去った後、そのあとを継いで同ドメーヌの醸造長をしていたということでしょう。自然派のメジャー街道を進む、なかなかすごい経歴です!!

「自然にもブドウ木にも負担を掛けない、優しい栽培が私の目標だ。」と言う彼。美味しいワインに重要なのは、健全で熟したブドウを収穫する事で、ブドウを一房づつ確かめながら、手摘みで収穫、選別を行ないます。08年は雹害のため、ブドウの数が極端に少ない年でしたが、その分濃縮された葡萄が収穫できたそうです。

なんと、樹齢100年!! のガメイが植わるわずか1.2haの砂と粘土の混じり合う畑から造られました。

醸造中、酸化防止剤無添加は使用せず、天然酵母で発酵(セミ・マセラシオン・カルボニック)を行います。2-3年の木樽とステンレスタンクでの熟成。ろ過は 軽く、もしくは行いません。このキュヴェはボトリング時も、酸化防止剤無添加です。


明るい赤。
イチゴ、イチゴキャンディ、チェリー、バラ、獣、ミネラル、スパイス、ヨーグルトなどの活き活きとしたチャーミングな香り。還元しています。
口に含むとナチュラルで旨みのある果実味が広がります。イチゴ、ウメ、チェリーなどの程良い果実味。酸味も口当たり良く中程度、タンニンは少なめ。ミネラルはしっかり感じられ骨格を成しています。
かつお節やキノコのような旨みもあり、奥行きのある飲み飽きない自然な味わい。
余韻はナチュラルですっきりですが、同時にジワジワと味わいが伸びてきます。

無理せず造られた「品の良さ」を感じるワイン!!  同時に、じっくりと味わうとこれが力強い!
プレスなども本当に軽いのではないでしょうか。彼の言う「優しさ」が醸造にも活かされているように感じます。

そして、無理しなくても美味しく深いワインになるところが、古樹の力なのでしょう! 確かにもう少したら、ピノみたいになるかも!

★★注意:開けたては結構還元しているので、前日より前の抜栓、もしくはデキャンタをオススメします!!

マリアージュ:ローストチキン、根菜の煮物、鶏肉の八幡巻、きのこの炊き込みご飯、焼き厚揚げ、焼き椎茸

詳しくはコチラから!!





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