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2009 ヌーヴォー

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皆さま、もうボージョレ・ヌーヴォーもしくは他のヌーヴォーをお飲みになりましたか?

いかがでしたでしょうか???




既に今更感もありますが、今日は一日遅れの私のなんちゃって(  )ボージョレ・ヌーヴォー総感を記してみたいと思います。

来年、本格的に2009のワインが日本にやってきた時、アチャーッってなるかもしれないですけど、恥を恐れず書いてみます!!! 


なんちゃって ボージョレ・ヌーヴォー 総感 

弊店で扱ったボージョレ・ヌーヴォーでは、マテューとビュイ・ロンは、良く出来たクラシカルなヌーヴォーといった趣でした。飛び抜けた感のあったジャン・フォイヤールは、ヌーヴォーにも関わらず、そのワイドな幅を感じる果実味、奥行きの深さに本当に驚かされました。すごいです!!感動しました!!  

実は勝手に2009はジューシーな感じなのかなと想像していたのですが、古典的な骨格も感じられ、2009は単に果実味豊かなヴィンテージというよりは、クラシカルな構成も兼ね備えたフレッシュでエレガントなヴィンテージといった印象です。但し骨格と言っても、2005などのような男性的な非常に骨太なヴィンテージではなく、フェミニンな要素も感じられるピュアで雑味の無いすっきりとした骨格といった感じ。
フルーティなんだけど、ホットでまったりした感じではなく、クールでピュアな感じが印象的でした。ミネラル感も良く出ていました。9月に少し雨が降ったそうですが、それが良かったのかもしれませんね!
タンニンの肌理も非常に細かく上質、酸味も豊か、もちろん果実味も十分。バランスの良く、エレガンスやフィネスを持った『隙の無いヴィンテージ』だと感じました。


個々のワインの詳細なコメントはこちらをご覧くださいませ!!


マテュー・ボージョレ・ヌーヴォー2009
ビュイ・ロン・ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー2009
ジャン・フォイヤール・ボージョレ・ヌーヴォー2009




大岡さんのラ・グランド・コリーヌ・ヌーヴォーはさすが!どちらもメッチャ美味しかったです!!  
でも一つの銘柄から、ローヌ全体像を想像するのは無謀すぎると思うので総感は控えさせていただきます。(それに大岡さんだし!!← これは良い意味ですよー!


以下1000%勝手な妄想というか、私の頭の中で駆け巡ったことをツラツタと書いてみます・・・ 

白は昨年に比べてドライな仕上がり。これはヴィンテージというより、醗酵というか酵母の加減なのかもと思います。今年はラベルにalc13%と書いてありますが、去年は何%って書いてあったのかなぁ。それで元々の糖度比較ができるかもと思うのですが・・・。
酸味は思っていたよりしっかりとありました。収穫時期が良かったのかな。白ですが、タンニンの量は去年より多いかも??と思います。ということは、皮が厚いとか、果汁が少なく相対的に皮の量が多いとかあったのかも???

赤は、メルロー主体。ブドウそのものの味わいが残っていて、皮ごと巨峰を食べたみたい!!タンニンはchewyで厚みがあり、粒がやや粗く感じるような気がしないでもないですが、出来立てのメルローだからなのかな??酸味はやや控え目。でも熱を加えたようなホットな果実味ではないんですよね!!
資料には8月25日から収穫を始めるとありますが、赤用のブドウはいつ収穫したんでしょうねぇ?2009年も非常に乾燥していたそうですが、同様に乾燥してた2003年9月に南ローヌを訪れた時には、生産者は口々に乾燥のために皮が成熟しなくて困っていると言っていらっしゃいました。でも2003年北ローヌは収穫は、史上最高という位早かったし(コート・ロティは8月中旬)、北ローヌと南ローヌ、グルナッシュとメルローやシラーでは状況がかなり異なるのかも知れませんね。


なーんて妄想を公開してしまいましたが、やっぱりワインは
 
『マ・ジ・ッ・ク』

ですから、こんなに理詰めで考えても、詮無いことだと思います。
きっとこんな妄想は打ち砕かれると思いますが、これが楽しいんですよねーー!!ふふふ。  



詳細な試飲コメントはこちらをご覧下さいませ!!

ラ・グランド・コリーヌ・ヴァン・ヌーヴォー白2009
ラ・グランド・コリーヌ・ヴァン・ヌーヴォー赤2009







 
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