去りゆく秋を惜しみながら、熟成を経た味わいのワイン2種!!トリンケーロ・ヴィーニャ・パルメ 04 と バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ 01
- Day:2009.11.08 22:12
- Cat:今週の店頭試飲ワイン
*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*
昨日帰ったら、ウチのネコちゃんが自分のエサ皿の中にゲポしてました・・・・
何故か今年は、秋になったら未だかつて無いほどの食欲なんですよねー。そして、未だかつて無いほどゲポしているような・・・・。(と言っても2,3回ですが・・。)
きっと昨日も食欲にまかせてガッツいてたら、その場で気持ち悪くなったのでしょう・・・・・・
うーーーん、あんたどんだけガッツいとんねん!!
ということで、今日は話題がありません
フィギュアスケートのことを書いてもいいけど、また長くなりそうだし。へへへ。
あっ、ちなみに応援しているあの選手の昨日の結果には、全然落ち込んでませんよ!!!あんな大怪我からの復帰はそんなに簡単なものではないでしょうから!確実にゴールに向かって進んでいると思っています!
それでは、ネコ写真でもご覧になって癒されてください
ちなみにこのネコちゃんは、ウチのネコの姉弟ネコ。今では立派に成長されて、近所の野良猫番長として暮らしていらっしゃいます。(多分) ウチでは「大黒さん」と呼ばれています。
オオグロさんですよ。ダイコクさんではありません。最初はクロちゃんでしたが、後にちっちゃい黒猫が出現して、ちっちゃいのが「チビクロさん」、大きいのが「オオグロさん」となりました。
きゃわいーーい
それでは、今週の店頭試飲ワインのご紹介です!!
今週は晩秋に相応しい、しっかりと熟成を経た大地の力強い味わいを感じることができるイタリア・ピエモンテのワインを2種類ご紹介したいと思います!!
ピエモンテ、行きたいな~~
今頃、トリュフが食べ放題なんだろうな~~
(いや、食べ放題ってことは・・・・
)
あっ、ヨダレが・・・・
ピエモンテ州のアスティ県で、最も早くブドウ栽培農家による自家瓶詰めを行うための登記をした造り手であるトリンケーロ。
なんと、かつては50haを超える畑を有していましたが、家族運営で理想とするワイン造りを実現するには11haが限度だ考え、最上の区画を残して他を有名なワイナリーに売ってしまったそうです。
そして、樹齢15年以下のブドウ樹からできるワインは、自家瓶詰めせずに桶売りをしてしまうんですって!!
さらに、彼らの造り出すトラディショナルな力強い骨格を持ったワインは、しっかり自分達の蔵で寝かせてから出荷されます。なかなかこういう生産者さんはいらっしゃいません。すばらしい!!
ということで、今回ご紹介のワインは白は04、赤は01のヴィンテージになります!
トリンケーロ・ヴィーニャ・パルメ 04 白 (左)
産地:イタリア/ピエモンテ
品種:ロエロ・アルネイス100% 有機栽培
ロエロ・アルネイスは、この地方の伝統的な白ブドウ。
このワインは醗酵の最初の3~4日間だけ果皮を一緒に漬け込むことにより、アルネイスの個性をより引き出しています。その後半分を大樽、半分をステンレスタンクに移してそれぞれ醗酵と熟成を行いました。
落ち着きのある黄金色。
花梨、オレンジ、ハチミツ、リンゴジュース、ミネラル、ショウガ、白い花、香水、ハーブ、アミノ酸、白コショウなどの華やかで複雑な香り。少し揮発酸も感じます。
口に含むと力強いミネラルを含むしっかりとした味わいが広がります。花梨、リンゴ、ハチミツなどの5年の熟成を経たやや落ち着きを感じる果実味。酸味は豊かで、塩味を感じる豊かなミネラルの骨格。
紅茶やスパイス、微かな苦味などのアクセントも効いています。凝縮感を感じる力強い味わいです。
余韻はしっかりありますが、キレよくドライ。
飲み応えアリ!!な白ワイン。
ミネラルたっぷりの骨格を持った凝縮感溢れる味わいです!!凝縮感ある味わいから、キレの良いドライなフィニッシュへの変化がたまりません!!
5年熟成を経た白の力強い味わいをお楽しみください!!
マリアージュ: チーズ、チーズホンデュ、セージとバターのパスタ、ほうれん草とリコッタのラビオリ、 サティ(エスニックな焼き鳥)
詳しくはコチラから!!
トリンケーロ・バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ 01 赤 (右)
産地:イタリア/ピエモンテ
品種:バルベーラ 100% 有機栽培
バルベーラはトリンケーロにとって、最も大切な品種と言えるでしょう。
彼らの醸造所があるアリアーノ・テルメは、高品質なバルベーラの産地として最上の土地とされています。
樹齢20年のバルベーラから造られました。コンクリートタンクで醸造後、木製の大樽で12ヶ月熟成してボトリング。
やや落ち着きの見られる赤。
イチジク、干しイチジク、プラム、チェリー、スパイス、ハーブ、干し肉、ヨード、カカオ、枯葉などの華やかなで複雑な香り。
口に含むとトラディショナルな骨格を持った果実味が広がります。チェリー、イチジク、プラム、イチジクのジャムなどのドライな果実味。ミネラルの骨格に、しっかりとした豊かな酸味、クラシックな面持ちの力強いタンニンが一つに解け合っています。枯葉や土などの男性的なニュアンスがピエモンテの
赤らしい大地の力を感じるエッセンスになっています。古風なのですが、同時にピュアな構成です。余韻は力強く長い。
クラシックでしかっりと骨格を持った飲み頃の力強い赤。
ピエモンテの赤ならではの堂々とした風格を持った赤ワインらしい味わい。
それから、特筆すべきはコンディションが良さ!
蔵元でしっかりと良い状態で寝かされていたことがわかります!!
マリアージュ: ステーキ、牛肉の赤ワイン煮込み、鴨のスモーク、豚とプラムの煮込み、牛肉とポルチーニのパスタ
詳しくはコチラから!!