最後の暑さをこのワインで乗り越えよう!絵に描いたようにフレッシュ&フルーティなリンクリン と モスカートの名手サラッコの濃厚モスカート
- Day:2009.08.17 13:26
- Cat:今週の店頭試飲ワイン
ひぇー・・・・

昨日書いたのに最後にUPするのを忘れて帰ってしまいました・・・



*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*
今朝 ダンナ様送って駅までドライブした時、
クンクン クンクン
あれ、なんんかフランスみたいな感じがする。

なんとなくそんな雰囲気を五感で感じると、頭の中では勝手にフランス旅行の思い出がフラッシュバック。
するとダンナ様がおもむろに「なんかフランスみたい」と言うではないですか。私も「そうだよねー!私も今そう思ってたんだよー!」と。
なんでしょうね、風の匂い?空気の肌触り?空の色?

秋の気配を感じる冷えた朝の空気がそう思わせたのでしょうか?最近では珍しく湿度が低かったし。(多分)
擬似旅行体験みたいで、朝からちょっと得した気分になりました。


風を肌に感じて甦る記憶、音を聞いて甦る記憶、味わって甦る記憶。
驚くのは、無意識のうちにすごい早さでその記憶が甦ること。言葉で表せる記憶では無く、その時体験していた五感がセットで体に一瞬再生される感じなんですよね。
不思議だー。
元SEとしては、脳にはすごいインデックスがついてるんだなぁと感心(?)してしまいます。(文系SEだから、トンチンカンなこと言ってても許してください。

なんとなく今日は中途半端にポエマーですね!


では、今週の試飲ワインのご紹介です!!

リンクリン・ミュラー・トゥルガウ 08 白 (左)
産地:ドイツ/バーデン
品種:ミュラー・トゥルガウ 100% 有機栽培
リンクリンは、ドイツ南部 仏国境に流れるライン河の近く、カイザーストゥールという街にあります。
ここは小さな大昔の火山の麓なのだそうです。ワイン造りに適した場所ということで古くからワイン造りが行なわれ、リンクリンも何世代にも渡ってブドウを造り続けてきた一族です。
リンクリンの有機栽培の取り組みは驚くほど早く、1955年からブドウ、野菜すべてを厳しい有機農業の基準に従って栽培してきました。もう50年以上有機栽培を実践しているのですね!!
薄いレモンイエロー。細かい泡が少し見えます。
レモン、グレープフルーツ、洋梨、ハーブなどの活き活きしたフレッシュな香り。
口に含むと、微かにガスを感じます。熟したレモン、グレープフルーツ、リンゴ、メロンのフレッシュな果実味に弾けるように元気な酸味。ほんのりバナナなど南方系果実味もあり、微かに苦味も感じます。シンプルではありますが、爽やかな味わいがまさに夏にピッタリ!余韻はドライでクリーン。
ブラインドで出されたら、ソーヴィニヨン・ブランって言っちゃうかも?!絵に描いたように「フレッシュ&フルーティ」な一本です。

バーデンはドイツでも最南の生産地なのですが、ホントに南

マリアージュ: 白身魚のカルパッチョ、カプレーゼ、スモークサーモン、野菜の天ぷら、鮎の塩焼き
詳しくはコチラから!
サラッコ・モスカート・ダウトゥンノ 07 白甘微泡 (右)
産地:イタリア/ピエモンテ
品種:モスカート・ビアンコ・カネッリ 100%
ちょっと気が早いですが、
『秋のモスカート』
という名前の甘い微発泡のワイン。
前に試飲した時、普通のモスカート・ダスティなどのイメージを遥かに超える驚きの濃厚さと、濃厚なんだけど非常に上品な味わいがとっても印象的だったんですよね。
それで今回仕入れたのですが・・・・、やっぱり生産者さんの意図通り、”秋の”モスカートでした~!!この時期にはちょっと濃厚過ぎたかもしれません。トホホ。

名手サラッコの造るモスカートは、欧米での人気が非常に高いため、新たな輸出先は不必要と生産者に言われてきたそうですが、ようやく日本への輸出が決まったのだそうです。
サラッコがあるのは、バローロの故郷としても名高いピエモンテ州のまるで絵のように美しいカスティリオーネ・ティネッラ村。現当主 パオロの曽祖父にあたるルイージ・サラッコが、1900年代の初頭にモスカートの栽培を始めました。完璧な酸味とブドウの自然な甘さのバランスを保つため、収穫量を抑えいます。
細かい泡見えるレモンイエロー。
白桃、黄桃、マスカット、甘い蜜、白い花、ライム、ミントなどのモスカートらしい非常に華やかな甘い香りがグラスから溢れます。
口に含むと、口当たりの良い酸味を持ったフルーティなアタックが一瞬あった後、急激に濃厚な甘さが広がります。しかし、この甘さ自体もフレッシュなので、嫌味な感じは全くありません。
桃、杏、メロン、ハチミツ、リンゴの蜜などの溢れる甘い果実味と豊かな酸味のバランスが良いですね。紅茶や甘露飴のようなニュアンスもあります。余韻はクリーンで、フレッシュな甘さが残ります。
ブドウジュースというか桃ネクターというか!本当に驚くほど濃密なんですよねぇ。
でも同時にとても上品な味わい。



よーく冷やしてサンドイッチをツマミながらいただいたり、女性だけのランチパーティやなどにもピッタリだと思います!

マリアージュ: トマトの冷製パスタ、バケットサンド、ハムの盛り合わせ、パネトーネ、フルーツのタルト
詳しくはコチラから!
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