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ティエリー・ピュズラ 2本立て!破壊的なボリューム!のテゼ06白 と 優しい旨みが魅力のナチュラルなヴァンクゥール赤08

JUGEMテーマ:グルメ
 

*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*


雨が降ったり止んだり、ちょっと変なお天気の日曜日。 
皆様いかがお過ごしでしょうか?


こんなものを発見しました。

『ど根性ツツジ』
↓↓↓
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20090512-OYT9I00036.htm

すごいですねー!!ど根性ですねーー!!! 

東京都町田市のツツジ。
鉄線を保護する黄色いカバーの中を、”ど根性”で伸びてきたツツジが、カバーの上に満開の花を咲かせています。


さて、「ど根性」と言えばスポーツ。
”重いコンダラ”を引き引き、根性を鍛え上げます。

(↑↑ このジョークがわからない人。若いってことです!!  )


先日入江クンが世界新記録を叩き出した日本水泳ですが、こんな記事を見つけました。

”(日本水連の)上野広治競泳委員長は委員長会議で、12年ロンドン五輪への心構えとして日本代表選手にピアス装着や茶髪、女子選手の華美なネイルアートを禁止すると再指導したことを報告した。”
http://www.sanspo.com/sports/news/090513/sph0905130501000-n1.htm


ど、どうでしょ

なんだか今時とってもナンセンスじゃありませんか??
中学の水泳部じゃあるまいしねぇ。  皆さんはどう思われますか?

見かけってそんなに大切なのかなぁ。。。


一方、先日の木曜日Wine Tokyo という大きなワインの試飲会に行ってきましたのですが、そこで感じたのが(ワイン自体の話しではないのですが  )、国産ワインの生産者、インポーターさんなど各ブースに立って紹介している人達が個性豊かになったよなぁということ。

一昔前は、一様にスーツ、ネクタイ姿の人達がズラーっって感じだったのですが、でも今回は髭面の方、Tシャツの方、とってもファッショナブルな方、個性豊かな方達が多く見られました。

なんとなく、個性を感じる容貌の方が紹介しているワインの方が美味しそうに思えます。


って、私こそ見かけに左右されてる!?

やばーっ! 


やっぱり一番大事なのは、ワインのお味です!!

本質を見極められる舌を、がんばって磨いていきたいと思います!!   





では、今週の試飲ワインのご紹介です!!


週末試飲090517_1




ティエリー・ピュズラ・トゥーレーヌ・テゼ 06 白 (左)
産地:フランス/ロワール
品種:ソーヴィニヨン・ブラン100% 有機栽培

おぉーー!!!

ロワール2006年の力強さがビンビンに伝わってきます!!インポーターさん曰く、

”06年のテゼのボリューム感は超破壊的!”

だそうです。 やはり2006年はすごかったんですねー。


2005年と2006年のテゼのテクニカル・シートを比較してみると、

テゼ   2005/2006
醗酵    8ヶ月/19ヶ月

すごい、06は醗酵に11ヶ月も長く掛かっています。
アルコール14.5%で残糖あり、でも素晴らしくフレッシュな豊かな酸味が生きている。素晴らしい状態のブドウだったんでしょうね~~。



輝きのある黄色。
ハチミツ、オイル、熟したグレープルルーツ、パイナップル、栗、ミネラル、スパイス、ヴァニラなどのボリューム豊かな華やかな香り。
口に含むと凝縮感溢れるリッチな果実味と、活き活きした酸味が口一杯に広がります。口の中で果実味が弾けまくっているようです。熟したレモン、パイナップル、ハチミツ、甘露飴などの豊かな果実味に、微かに樽のニュアンスが溶け込んでいます。スパイシーな感じもありますね。
残糖もありますが、豊富な酸味と非常に良いバランスを生み出していますので、飲んだ後は爽やかな印象。余韻は非常に長く、ピュア。

まさに破壊的な凝縮感、爆発的な果実味!
活き活きと前向きな果実味のお陰で今飲んでもとっても美味しいです。もちろん、熟成のポテンシャルも高い、潜在能力抜群の素晴らしいワイン。

いやー、マジリアルにすごくて美味しいです!! 


マリアージュ:ブルーチーズ、チキンとキノコのブランケットソース、フォワグラのテリーヌ、ホワイトシチュー、シュークルート

詳しくはコチラから!




ティエリー・ピュズラ・ヴァンクゥール・ヴァンキュ 08 赤 (右)
産地:フランス/ロワール
品種:ガメイ90%、グロロー10% 有機栽培

変わってこちらは、繊細なヴィンテージを、素晴らしくまとめ上げたティエリーの力量に感心させられる1本。

テゼの紹介で2006年はすごいヴィンテージ!と書いてしまった私ですが、2008年は2006年ほど力強いヴィンテージではありません。

「ということは、ワインの出来はよくないの??」

というお声が聞こえてきそうですが、そんなことはありません!!

だって、美味しいから仕入れたんですもの!!!!

要は、美味しいか美味しくないかですよね! 

ブドウのポテンシャルが高く、何もしないでもすごいワインが出来てしまうという年と比べ、2008年ような年は収穫時期の選定から醸造まで、生産者の勘と腕の確かさがワインに現れる年です。

さすがティエリー!   ヴィンテージの繊細さを優しい旨みとして表現し、とってもナチュラルなワインに仕上げました。今までのヴァンクゥール・ヴァンキュの中では一番好きかも~~!!

明るい赤。
イチゴ、ラズベリー、赤い花、イチゴキャンディ、コショウなどのフルーティな香り。開けたてはやや還元しています。
口に含むと優しい果実味とフレッシュな酸味。イチゴ、ウメのフレッシュな果実味に程よい旨みがのったとても飲み易く、バランスの良い味わい。タンニンは中程度で若々しいが柔らかく、酸味はフレッシュで豊か。余韻はドライでナチュラル。

とてもナチュラルで、飲み易いミディアムボディ。和食などととーっても良く合いそうですね!
偉大なワインという感じでは無いかもしれませんが、こういうワインこそデイリーに飲みたくなるワインです!!


マリアージュ: チーズフォンデュ、ローストチキン、キッシュ、鶏の唐揚げ、親子丼、カレイの煮付け

詳しくはコチラから!





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