2016年 夏休みの思ひ出 その4
- Day:2016.09.14 23:08
- Cat:つくりて<造り手>
短い夏休みの最後に
お取引を開始して以来、お邪魔しなくては、お邪魔しなくては、
と思いつつなかなかできずにいたヒトミワイナリーさんを訪問しました。
ヒトミワイナリーさんがあるのは、
観光地としても人気の滋賀県近江八幡市郊外のどかな地区。
近江八幡は古い街並みが残るとても素敵な街のようなので、
今度はゆっくりお邪魔して街を散策したいな。(*^^*)
お盆直前だったし、急にお願いした訪問だったので、
残念ながら醸造担当の皆さまとはお会いできなかったのですが、
案内してくださった基本テイスティングルームのスタッフの栗田さんが
(ヒトミワイナリーさんは少人数の小さなワイナリーさんなので、
仕込みの時などはお店のスタッフも総出で対応するそうです)、
もう体からヒトミ愛が滲み出ているような方で、
ワインについても醸造から味わいまで非常にお詳しく、とても勉強になりました!!
ありがとうとございました!(((o(*゚▽゚*)o)))

確か道の向こう側は田んぼでした。(*^^*)
のんびりとした「田舎パンとにごりワイン」の看板w ですが、パンもワインも本格派です!
元々アパレルで成功した創業者の方の
故郷の方々に美味しいワインとパンを楽しんで欲しいという思いから
生まれたワイナリーなのだそうです。
地元の人に気軽に楽しんで欲しいからワインもお手頃な価格帯のものが主体。
でも、地元の方はパンだけ買いに来る人が多いんですよと笑っていらっしゃいました。

テイスティングルーム横の醸造所への入り口。

一般的な空気圧式のプレス機。

こっちのプレス機は初めて見ました。
両側の板が中心に寄ってきて圧搾するんですって。

予想よりずっとこじんまりした醸造所でした。
これで、あれだけの種類のワイン造るの大変だろうなぁ!!(;゜0゜)
各ワインの量は少なくても(大体千数百本くらいだったような)、ヒトミさんは種類が多いですものね。
ボトリングのコルク打ちの機械も最近少しレベルアップしたとおっしゃっていましたが、
それでもだいぶ小さな機械でした。(^_^;)
今後は少し減らしていくことも考えていらっしゃるとか。
基本自然酵母で、酸化防止剤無添加のワインも多いですが、添加しても少量です。
火入れは極甘口のものだけ行ったそうです。(それも小さなシンクで!)

広々としたテイスティングルーム兼販売所。
美味しいパンも売っています!
ちなみに、お客様のいらっしゃらない時に担当者の方がカウンターの裏で
ラベルを1本1本手で貼っていらっしゃるそうです。Σ( ̄。 ̄ノ)ノ


試飲させていただいたワインの一部です。
本当に栗田さんの愛のある解説が完璧ですごいのです!!(゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆パチパチパチ
これぞプロですね。私も見習わないと!
正直、口にしても造り手どんなワインを造ろうと思って造ったのか、
果たしてそこに思いがあるのか、
まったく伝わってこないワインもあります。(´・ω・`)ショボーン
でも、ヒトミさんのワインには、それぞれ思いや思想が
たくさん詰まっているんですよね。
それはしっかり伝わってきます!!(*^^*) (*^^*)
そして、そんな風に造った自分たちのワインをワイナリーの方たち自身がすごく愛している、
そんな空気を感じた訪問でした!
お忙しい中ご対応いただきありがとうございました!!m(_ _)m
今度行くときは、絶対近江八幡を観光するぞ!!!(*´∀`)b
今回試飲させていただいた中で、特に「おお!」と思ったワインを2種類仕入れてみました!!

ヒトミ ワイナリー Rurale Type b リュラル タイプ ビー 2012 白泡
http://www.grenache.co.jp/SHOP/2016090800002.html
ちょっと驚くほど高級感ある本格的な仕上がりのスパークリング!!
2012年でしっかり熟成しているのが効いていて、一体感も複雑味もしっかりあってとてもエレガント!
フランスのクレマンみたいです!!

ヒトミ ワイナリー Cuvee Y キュヴェ ワイ 2015 赤
http://www.grenache.co.jp/SHOP/2016090800001.html
試飲させていただいた時に、ちょっとピノみたいな感じですねと言ったら、
そうなんです!ピノをイメージして造ったんですよ!とおっしゃっていました!
ベイリーAとデラの混醸です!
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