香りについてのちょっとしたお話 (*^^*)
- Day:2016.03.11 21:25
- Cat:つれづれ<徒然>
東日本大震災から5年が経ちました。
亡くなられた皆様のご冥福をお祈りします。
また、一日も早い復興を願っております。
今日ある本を読んでいたら人の味覚と嗅覚についての
話しが載っていました。
面白かったのでちょっとご紹介しますね!
私たちの知覚が感じられる味の種類は
基本的に5種類(甘味、塩味、苦味、酸味、うま味)だけなのに対し、
匂い物質に関しては何千種類も識別できるんだそうです。
鼻ってすごい!(@_@;)
(それでも猫や犬に比べたらなわけですけど)
私たちの鼻の一番奥には嗅覚受容細胞(嗅細胞)っていうのがあって、
この細胞のひとつひとつが、さまざまな匂い物質の特定分子構造を
認識するようにできているんですって。
特定分子構造を認識するようにできているのだそうです。
また、当然のことながら味覚や嗅覚は人によって能力に差異があります。
例えばシラーから造られたワインの「黒コショウ」の香りを生み出す
ロタンドンという物質は5人にひとりは全く関知できないという実験もあるのだそうです。
ロタンドンは非常に強力なので、実験では大多数の人は
水1リットル当たり8ナノグラムというわずかな濃度でもロタンドンを検知できるのに対し、
被験者の20%は1リットル当たり4000ナノグラムでも感知することが
できなかったそうです。(@_@;)
これはオーストラリアでの実験みたいでしたが、
日本でも同じ割合でいるのかしら。
その他にも、アンドロステノンという物質の感じ方は、
人によって良い匂い(甘い花)であったり、
臭い匂い(汗や尿)であったり、全く感じなかったりとかするのだそうです。
この物質に関しては遺伝子の違いによるものだってわかっているらしい。
人によって香りや味わいの感じ方は違うとは思ってたけど、
それは能力や訓練の差とかじゃなくて、
感じ方が根本的に違うってこともあるのかぁ。
さて、この子はそんな匂いはどうやって感じているのでしょうか?

先日お店に来たら、こんな可愛いお客さんが
開店を待っていらっしゃいました。(*^^*)
そう言えばちょっと前にテレビから「啓蟄」なんて言葉が聞こえてきてたっけ。
急に今日は寒くなっちゃったから今頃びっくりしてるかな?
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