7/27(土) 有機農業勉強会 + 一品持ち寄りワイン会レポ! その1

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7/27(土)印西市 三自楽農園 の加藤さまをお招きして


有機農業勉強会 『”安くて””美味しい”有機野菜栽培の取り組み』

+一品持ち寄りワイン会!!

を開催しました!

加藤さまはお忙しい中、快く講師を引き受けてくださり、さらにはお土産の採れたてキュウリまでご用意していただき、本当に本当にありがとうございました!!
また、たくさんの皆様にご参加いただき、こちらも本当にありがとうございました。


 お話しの中で特に興味深かった点を何点かご紹介したいと思います。当日は家庭菜園をやっていらっしゃる方もご参加いただいていて、とても参考になったのではないかと思います。





有機栽培の野菜は慣行農業の野菜より高価で、時には虫に食われていたりする。加藤さんはこういうイメージに疑問がおありになるそうです。ご自身もたくさん虫に食われた野菜を見ても美味しそうとは思わないとおっしゃっていました。


実は本当に良い野菜には虫さえもつかないのだそうです。


手間暇かけて野菜を作れば虫のつかない野菜ができる。重要なことの一つは土作り。安易に牛糞や鶏糞などの家畜糞の有機肥料を大量に使用しない。未熟な家畜糞の肥料を用いると問題となっている硝酸態窒素が増える要因になるのではないか。また、こういった肥料を用いると虫の発生量が増えるように感じている。有機栽培の野菜が高くなるのは、土つくりが難しくちゃんとした野菜を作るまでに時間が掛かることも要因のひとつだと思う。


とおっしゃっていました。


家畜糞は肥料成分は高いが入れ続けると味が落ち、虫が発生するようになると感じている。そこで、できるだけ自然に近い状態になるように、植物系の緑肥を用いるようにしている。一般の農家は草をひどく嫌がる。特にすぎなは除草剤が効かないので嫌がる。自分はできるだけ草を生やし、栽培の終わった野菜もしばらく置いて枯らしてから土に鋤き込むようにしている。生のまま鋤き込むと腐敗してしまうのでそれは避ける。必要に応じては多少の肥料を用いながら、この緑肥を主体にしたら虫が減った。


なるほど。
確かに自然界には一か所に牛や鶏がそんなにたくさんの糞をブリブリしてるって状況はないですものね。少し狂牛病に通じる感じがします。乳が良く出るようにと、何も知らないまま同族の肉や骨を食べさせられた牛から発生した病気でした。そこまではないにしろ、人間のエゴによって生まれた自然の摂理やバランスに反した歪な環境はそこで出来る作物に影響を与えるのでしょう。




また、虫の付き方は撒く時期、つまり旬に深く関係があるそうです。加藤さんのこんな経験をお話ししてくださいました。収穫を途切れなくするために、1種類の作物を一定の時間を置いて何回か種を撒くのですが、


ある時最初に撒いたかぶがアブラムシにひどくやられた。当然隣に撒いた2作目のかぶにもアブラムシがつくと思ってたら移らなかった。なぜこうなったかは、1作目の撒く時期が早すぎたためだと考えている。旬を守って、適正な時期に種を撒き栽培をすれば、自然と虫もつかないと感じる。


とのこと。
ほほーー。適正な時期に撒けば隣に植わっていてもアブラムシがつかないとは!!不思議ですね。これが旬なのですね。ひょっとしたら、こういう風に旬に従って適正に栽培すれば虫に悩まされることもない野菜の品種が淘汰されて残っているということなのかもと思いました。ワイン用のブドウと一緒で、きっと何千年という農耕の歴史の中で様々な野菜が栽培され、あるものは現代まで受け継がれ、あるものはもう二度と栽培されることはなく消えていってしまったのかもしれませんね。もちろん美味しさも重要なファクターだと思いますが、栽培のし易さもファクターになると思うんですよね。


結局は

旬を守り、土を作る

ことが大切。これらに加えて、いかに畑に気を配り細かい気遣いを続けられるかというのも大事なこととおっしゃっていました。そういう気遣いの積み重ねが、野菜の出来に出てくるそうです。そして最終的には 野菜の質は「作り手」によるとおっしゃっていました。


ワインと同じにしてしまうのはいけないかもしれませんが、ワインも行きつくところは作り手。産地や品種からではワインのクオリティは推し量ることはできません。結局はそれぞれの作り手の意識の高さと情熱なのです。

そういえば、ワインの生産者さん達も毎日畑に出てブドウと会話するんだ!なんて話をしてらっしゃいましたね!加藤さんのおっしゃる気遣いの積み重ねも、表現は違えど同じことなんではないでしょうか。



ただ、ワインと違って現在の日本の仕組みの中では信頼できる農家さんと出会い、その野菜を継続して手に入れるというのは、なかなかハードルが高いと言わざるを得ません。

この千葉NTの良いところは、加藤さんを始めこういう素晴らしい農家さんが近くにいらっしゃることなんです。

運賃がバカ高いことで有名な北総線ですが(><)、各駅では近所の有機栽培やそれに準ずるような農家さんが野菜の直販をしていらっしゃいます。都会の人、羨ましいでしょー!!ちなみに加藤さの野菜は千葉NY中央駅での直売、千葉NT中央のカスミスーパーで手に入れることができます。宅配も行っていらっしゃるそうですが、現在は満員のため新規は受け付けていらっしゃらないとのことでした。

こちらが三自楽農園 さんの直売所のご案内です。
http://sanshiraku.life.coocan.jp/shop.html


ワイン会の様子は次回に続く!!





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