「耳タコ」かもしれませんが
- Day:2012.08.31 22:22
- Cat:つれづれ<徒然>
うううう
とにかく ≪元気≫ ≪丈夫≫ なだけが取り柄な私が何年振りかに体調不良になってしまいました。
だって風邪もひきませんからねー。
急に昨日から胃がもたれて気持ち悪いんです。なんと昨晩は夕飯が食べられなかった!!
ご飯食べれないなんて10年ぶりくらいでしょうか。だって風邪で熱があってもご飯は食べますもん!ははは。
一昨日、昨日と二日続けて試飲会に東京まで出掛けたのですが、二日ともすごーーーく暑かったじゃないですか。
今までこのクーラーの効いた環境に馴染んできた体が、真夏なのに寒いとか言ってた体が、猛暑の洗礼を二日間続けて受けてパニックを起こしてしまったのではないかなぁと思います。
今夜もワインは飲めそうにありません・・・。とほほ。
早く良くなりますように!!
皆さんも、体調にはくれぐれもご注意くださいませ。
さて、今週ネットのワインニュースを見ていてまた私の琴線に触れるニュースがありました。
(「琴線に触れる」を不愉快になる意で用いるのは誤用だそうですが、まぁ許してください。)
イ○ロー・テイル、高価格レンジを発売へ
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20120830-OYT8T00354.htm
この記事の中のこの記述。
「イ○ロー・テイルは・・・世界で3000万ケース以上を売るビッグブランドになった。」
へーーーっ、それって良いことなんだー。
えっ、3000万ケースっていうことは、本数になおすと3億6千万本ですよね。
また、前と同じ計算しちゃうけど、土日も休まず毎日ボトリングしてたとして1日98万本ボトリングしてるんだー。
へーーーーっ。
毎日約100万本ねー。
へーーーー。
どうやって作ってるんだろうなー。気になるなー。
オーストラリアの秋に一気に仕込むくらい巨大な醸造設備があるのかしら。
それともジュースを冷凍保存でもしておいて一年中発酵作業をしてるのかな?
どういう生産管理してるのか見てみたいなー。(← 元SEの血)
と、毎度同じことを言ってますが、自然派の造り手さんを見ているとなんていうんでしょうか、もう天文学的な数字に思えます。
しつこいですが、3億6千万本を均一に作る作り方と年間多くで数万本を家族で手造りするような造り方では全然違います。
これが、いわゆる自然派ワインの美味しさの一番のキーだと私は思います。
もちろん、自然酵母や有機栽培、ビオディナミ、造り手のセンスなど他にもファクターは色々ありますが、
少ない量を手造りすることよって生まれる美味しさ
これが一番かなって思います。
えっ、その話には耳にタコが出来てるって?
また、スーパーのケーキとケーキ屋さんが毎日焼くケーキは違うとか言うんでしょって?
へへへ、そうでしたね!!ウチのお店のお客様は「耳タコ」でした!
でも、自慢げに3000万ケースなんて書かれるとちょっとイラっ てきちゃうんですよ。
まー、ウチのお客様のような方たちはそんな風には思われないと思いますが、一般の消費者の方々は美味しそう!信頼できる!って思っちゃうのかなぁ。
一般の方をミスリードしてるような気がして・・・。
そういうのがお好きっていうのももちろん個人の自由として尊重しますが 、やっぱり残念だなー。
うーん、残念!!