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ぎょえーーーー

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土日にNHKBSで放送したオルセー美術館特集をちょっと見ました。

ルーブルとポンピドゥーは行ったことあるんですが、オルセーは行こう行こうと思いつつまだ行った事がありません。全面リニューアルということなので、今度は行きたいなぁ。(と言いつつ、またフランス行ってもパリにはすっ飛ばしそうな予感・・。 パリのワインショップ巡りなどもしたいんですけどね。)


で、その中で天海さんがパリ市内の案内を受けている時のお話し。

ナポレオン3世が大々的にパリを改造する前は、パリは不衛生極まりない都市だったのだそうです。(他の都市も似たようなものかもしれませんが。)

住居にはトイレが無く、排泄物は窓から捨ててたんですって・・・・。アパートの中庭は糞尿の捨て場として使われ、ひどい時には5階の高さまで糞尿が溜まっていたんだそうです。  



ぎょえーーーーーーーーーーーーーっ。
怖いよう、怖いよう、怖いよう・・。


と、ということは、1~4階の人が窓を開けると、窓の外はウ○チの山だったってことですか? きっとすっごくすっごく臭いですよね。 想像しただけで死にそうに気分が悪くなってきました・・。そんなところじゃワインの香りなんてあったもんじゃありませんね。


あー、現代に生まれてよかった~~。

それにしても、2千年前に上下水道完備だったローマ帝国はすごいですね!!



で、散々臭い話しをした後になんですが・・・・。

久々にこのワインが再入荷しました、カトリーヌ・エ・ピエール・ブルトン/ヴーヴレー・ラ・ディレタント・ムスティアン。先日試飲会で飲んで、やっぱり美味しいなぁと仕入れてみました。春の訪れ予感が高まるこの季節、なんかピッタリな感じがします。

上の話しを読んでクサイ臭いを想像してしまった脳を、このワインのフルーティでチャーミングなシュナン・ブランのステキな香りを思い出してファブリーズしてあげてください。






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今週の店頭試飲: ムレシップ・ガレジャード 10 ロゼ と シモン・ビュッセー・ポリチネル 10 赤

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*----* お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*


今週はカオールのワインを紹介しておりますが、「昔はカオールやマディランなんて、よく飲んでたよね」とおっしゃるお客様が。

あぁそういえば、マディランって懐かしいですねー。アラン・ブリュモンとか最近見かけないけどどうしてるんだろうなぁ。


さて、カオールに話しを戻して。 「先生!カオールっていったいどこにあるんですか?」という皆さんのために、地図をコピーしてみました。


週末試飲120226_3

Google Map で直接ご覧になりたい方はコチラ。http://g.co/maps/ek39j

A のところがカオールです。ボルドーとモンペリエを直線で結んで、ちょうど真ん中くらいでしょうか?


週末試飲120226_2

こちらの地図は、右の赤丸がカオール、左の赤丸が本日のワインの生産者シモン・ビュッセーのあるプレイサックです。

河がものずごく蛇行していますねー。 この河を辿っていくと、ボルドーに行き着きます。距離的にはモンペリエとボルドーの中間ですが、河でボルドーと通じているからやっぱりボルドーの影響が大きいのでしょう。いや、ひょっとしてひょっとしたら、カオールの影響をボルドーが受けているのかもしれませんね。(マルベックはボルドーでも使われている品種。)

カオールは、マルベック(コー)をメインに使った非常に濃厚なワインが造られてきたところで、その濃さと言ったら昔から

カオールの黒ワイン

と呼ばれるほどでした。タンニンが沢山含まれたタニックなワインとして有名だったんです。

なので、去年案内が来た時も、正直 「カオール?カオールはいいや、あんまり興味ないし」って感じだったのです。しかし、弊店のワインにお詳しいお客様から 「すっごい美味しかった!!」 と超オススメされたので、試飲用に買ってみようかなと思ったら既にほぼ完売でした。

次のヴィンテージが入ってきた時は!と狙っていたものの、いつもの調子で案内がきた後 2,3日寝かして注文したら、危うく完売になってるところでした。焦る~。とても人気なんですね~~。 (私って即レスしないで、すぐ2,3日寝かせる本当に悪い癖があるんです・・。

黒ワインと呼ばれしカオールのワインが、才能豊かな自然派の若き造り手によってどんな風に仕上がったか楽しみですね!!

来月には上キュヴェも入荷予定です。上キュヴェのうち、Pur Cot 10 は飲みましたが素晴らしかったですよー!!


もう1本は、お雛祭りを目前に控え、桃色&桃の香りの超ナチュラルロゼです!! お雛祭りには ロ ゼ だ よ ね ー !!! 


今週の店頭試飲ワインはコチラです!

週末試飲120226_1


ムレシップ・ガレジャード 10 ロゼ (左)

産地:フランス/ラングドック
品種:グルナッシュ60%、サンソー40% 有機栽培

ずっと美味しいロゼを!と探しておりましたが、なかなか 「 コ レ は !!!」 というワインには出会えなかったのですが、とうとうステキな出会いがありました!

アラン・アリエの営むドメーヌ・ムレシップ。ローヌとの境界に近い、ラングドック地方のニーム近郊にある
ドメーヌです。アラン・アリエは、巷で大人気のラングロールのエリック氏とも親しいそうで、ワインのスタイルも似ている印象です。

良い感じに濁った(  )サーモンピンクが心を躍らせます!!酸化防止剤無添加。

軽く濁ったサーモンピンク
桃、梅、リンゴ、トマト、酵母、白い花、ヨーグルト、微かにスパイスやミネラルを含むナチュラルでフレッシュな香り。
口に含むとトロッとした舌触りの旨みがタップリ詰った味わいが広がります。
桃、リンゴなどのドライな果実味。酸味はフレッシュで丁度良い。凝縮感は高く、ボリュームあるしっかりとした味わいです。酵母の旨みなどのナチュラルな旨みがタップリと含まれ、このワインの一番のキャラクターとなっています。余韻はナチュラルでドライ。

旨み爆弾です! 

素晴らしくナチュラルで美味しい!!

お雛祭りにナチュラルなロゼはいかがですか!!

マリアージュ: 菜の花のちらし寿司、サーモンのパスタ、野菜のリゾット、スナップエンドウの卵とじ、アスパラのグリル、春野菜のフリット

詳しくはコチラから!!



シモン・ビュッセー・ポリチネル 10 赤 (右)

産地:フランス/シュドウエスト
品種:マルベック60% メルロー40% 有機栽培

馬が大好きというシモン・ビュッセー。今ではほぼ全ての畑作業を馬を使って行なうようになりました。「馬は、大地と私の大切な友達。」なのだそうです!

「ポリチネル」とはイタリアの喜劇の道化師のことで、2008年に初めてSO2無しのワインを造って官能検査に出した所、合格しなかったためそれを揶揄して名づけ、絵をさかさまに使用しました。


不透明な濃い紫。
カシス、ブルーベリー、プルーン、鉄、赤い花、ミネラルなどのナチュラルで豊かな香り。
口に含むと厚みのあるジューシーな果実味が広がります。
カシス、カシス、ブルーベリー、プルーンなどのドライな果実味。酸味は口当たり良く中程度。とても豊かでしっかりしたタンニンですが、不思議とナチュラル。豊かなミネラルがこのタンニンとバランスして、タニックな印象を和らげてくれます。鉄、タバコ、スパイスなどの要素もあり味わいに彩りを与えています。余韻はナチュラルでピュア。

マルベックらしい豊かなタンニンがありますが、不思議とナチュラルで活き活きしていて、軽やかな印象さえしてきます!!飲んだ後は、超スッキリ!!不思議な感覚です。 

やはりマルベックとメルローなので、南仏に比べると甘さのないドライな味わいなので、南仏ワインの甘さが苦手という方にはピッタリです。

タンニンとミネラル、そしてまさに生きているような活き活きとした味わいのハーモニーが、このユニークで新しいカオールのスタイルを生み出しています。

マリアージュ: BBQ、ステーキ、焼き鳥(タレ)、豚カツ、ラムのクスクス、鶏の唐揚げ、ピザ

詳しくはコチラから!!





ボルドーシャトーの中国名

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前回に引き続き、弊店とは縁の無いワインの話題です。がははは。


decanter.comによりますとボルドー格付けシャトーは、クリスティーズが作成した各シャトーの中国名(つまり漢字の名前)を正式なものとして認可したそうです。

Bordeaux approves official Chinese names
http://www.decanter.com/news/wine-news/529768/bordeaux-approves-official-chinese-names

bordeaux chateaus chinese names

大きな画像を見たい方は、コチラをクリック!


外国の言葉を中国語に直す時には、音も考慮しつつ良い感じの漢字を選ぶっていうのを前に聞いた事があります。結構大変らしいです。

例えばYahoo!→雅虎とか、google→谷歌 とかなんですが、google翻訳で発音を聞いてみると確かに似たような発音です。(最近のgoogle翻訳の発音機能はすごいです。色んな言葉を入れて、発音させてみると楽しいですよ!)

しかし、例えば

Château Léoville Poyferré = 宝富酒庄 (←日本語の漢字で打てるシャトーを選んだだけ)

は、さすがにシャトー・レオヴィル・ポワフェレとは読まないでしょー。

と思い、google先生に発音していただくと、パーフーXXXXと仰っています。(XXXXの部分は酒庄(ワイナリー)の部分ですが、耳が悪いからカタカナで表現できなかったです。)

ということで、「ポワフェレ」の部分だけを漢字に当てはめてるんですね。それにしても「宝富」とは縁起良さそうな当て字ですねー。人気出るんじゃないですか!

一方、そこまで雰囲気の良さそうな当て字をもらってないシャトーもあるようで、これはちょっと不公平かもしれません。実際、いくつかのシャトーは名前の認定を拒否しているそうです。


他に普通の漢字で書けそうなシャトーはと探してみると、

Château Brane-Cantenac=百康亭酒庄

うーん、発音も似てないし、百康亭酒庄をgoogle翻訳で日本語にしてみると「百スポーツパビリオンワイナリー」ですって・・・。 (英語でもOne hundred and Sport Pavilion Winery)

色々大変ってことですね!!!日本にはカタカナがあって良かった~~。

次はソーテルヌのシャトーの名前に取り掛かるそうです!




本日からの新しい店頭試飲ワインをご紹介します!!   

■ ムレシップ・カレジャード 10 ロゼ ¥1,990 (税込)

スバリ、旨み爆弾ロゼ!!! 

良い感じに濁った(笑)サーモンピンクが心を躍らせます!!ナチュラルな旨みがたーっぷり詰った桃の風味のフルーティなロゼ!ムレシップさんもキレイになりましたね。

お雛様にいかがでしょうか?


■ シモン・ビュッセー・ポリチネル 10 赤 ¥2,320(税込)

前のヴィンテージは飲み逃してしまった巷で噂のシモン・ビュッセー。

新しいカオールのスタイルって感じでしょうか!?

カオールらしくそこそこタニックなんですけど、そこに不思議な軽やかさが共存してる感じです!!爽やかでナチュラルなマルベック、美味しいです! 

皆さまのご来店お待ちしております!! 






フェーヴルとマルゴー

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パラパラとデキャンターやらYomiuri Onlineやら見ていたら、


W・フェーヴル、有機栽培に転換…醸造責任者語る
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20120217-OYT8T00358.htm


Chateau Margaux unveils organic and screwcap wines (シャトー・マルゴー、有機栽培ワインとスクリューキャップワインを発表(計画をみたいですけど・・・))
http://www.decanter.com/news/wine-news/529763/chateau-margaux-unveils-organic-and-screwcap-wines


どちらも造り手さんも、弊店にはあまり馴染みがない造り手さんですが、そういうことらしいですよ。


本当かどうか知りませんが、前に聞いたことあるのですが、ひょっとしたらEUの農業全体が近い未来には有機栽培へ移行するって噂もあるらしいいです。重ねて、本当かどうかよくわかりませんが。


私がいいなーと思ったのが、マルゴーがスクリューキャップの導入も考えているというところ。まだ色々実験中みたいですけれど。

スクリューキャップいいですよね。なんであまり普及しないのかなぁ。

一時本当にブショネが多くて困った時期がありました。  またブショネ!またブショネ!って感じでしたもん。でも、生産者さんも強く問題視してチェックを厳しくしたせいでしょうか、最近はコルクの品質が改善され、劇的にブショネは少なくなったと思います。


それでもやっぱり、数年で飲みきるワインにはスクリューキャップがいいと思うんだけどなぁ。皆さんは、どう思いますか?やっぱり雰囲気がなくてイヤですか?

私的には、ブショネの心配いらないし、一般の方々にとっては開けるの簡単っていうのはポイント高いし、飲み残しの保存も簡単だしって思うんですけど。

小さな生産者さんだと、導入は難しいのかしら?自然派の生産者さんではスクリューキャップあまり見ませんよね。機械とかが大掛かりで、逆にコストがかかってしまうのかな?今度聞いておいてみますねー。




ネコの日、ジャン-フランソワ・ニックのセミナー

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今日、2月22日はネコの日だそうですね~。

帰ったら、缶詰でもあげようっと。ウチのネコちゃんは、黒缶が大好き。でも厳しい家庭なので、1年に数回しか食べさせてもらえません。もらえる時の嬉しそうな様子ったら!

2階に黒缶を取りに行くところから、既に気配を察知しますからねぇ。すごいでしょ。超能力者(猫)かよ!っていうくらいです。黒缶のほかは、フランス産に行った時にお土産で買ってくる、おフランスの猫餌も好きです。テリーヌ状になっていることが多いので、ウチでは通称 「テリーヌ」 と呼ばれています。


さすがグルメの国、そんな猫用テリーヌもフォラグラのなんちゃらとか、ホロホロ鳥のなんちゃらとか、サーモンのなんちゃらとか、グルメなのです。

1回自分で食べてみようとは思うのですが、未だ食べたことはありません。今度食べたらご報告しますね!!  (ちなみに黒缶はあります。色や香りから想像するより、味は濃くありませんでした。)




さて、今週の月曜日はフラール・ルージュ、ジャン-フランソワ・ニック氏の来日記念テイスティングセミナーに参加してきました。

へーーーー!!目からウロコ的なお話しは特になかったのですが、感想はこんな感じです。

1. ジャン-フランソワ・ニックはイケメン!!
2. ジャン-フランソワ・ニックのワインは、やっぱり本当に心底ピュアだなー!!
3. ジャン-フランソワ・ニックのカリニャンが美味しい!! (これカリニャン?ってくらいピュアでエレガントなのです!)


あと伊藤氏がおっしゃっていたこんな話しが面白かったかな。

自然派の生産者はエグラッペ(除梗)しないから皆同じような香りや味わいになるんだと言われて、そんなことはないということを証明するためにエグラッペしてワインを造ってみたらかなり美味しくできたので、最近ではエグラッペして造る生産者が増えてきている

のだそうです。へー。 ちなみにフラール・ルージュのワインではフリーダというワインが除梗しているそうです。(個人的にはMCだからじゃなくて、除梗しないから味わいが似るんだっていうのが驚き。まぁMC+全房ということなんでしょうけど。 


最後にジャン-フランソワ・ニック氏のこんな言葉をご紹介します。 (メモ書きから起こしているので、一言一句このようにおっしゃったわけではありません。)

「自然派ワインは過去に戻るワインではありません。未来のワインなのです。」





今週の店頭試飲: メゾン・アン・ベル・リー・ブルゴーニュ・ブラン 09 白 と トリンケーロ・ア・ユート・ロッソ 05 赤

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*----* お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*



昨日ブログ書いたのに、最後に 「公開」 するのを忘れてしまった~~。

まぁ、慌てて書いたエントリーだからつまらないかもですが、良かったら昨日のも読んでください。



そして今日も大したネタはありません!とほほ~。

今日は、とうとう Softbank に行ってきました!! そう、いよいよ iPhone に変更するのですーー!!

前にも何度かお話ししておりますが、現在の私の携帯はmova。携帯に全く興味の無い人間なので、別に何も困っていませんでした。

が、天下のドコモさんが勝手にmovaサービスをお止めになるっていうから、何かに乗り換えなくては仕方ない状況になってしまったわけです。

ちなみに私の携帯は、さきほど確認したら2002年製でした。すごい!
10年も使ってたんですねー。多分ハード代込みの通信料設定ってやつだったと思うから、ドコモさんボロ儲けしたんじゃないの~?(仕組みも興味が無いのよくしりませんので、間違ってたらごめんなさい。)

そして、シャープ製ハードの耐久性が素晴らしいですね。 最近は電池がすぐになくなるようになりましたが、一度も壊れたことないですよ。

まぁどうせ変えるならiPhoneかなーと、特にこれと言った根拠も無くiPhoneにすることにしました。
世ではAuがいいのかSoftbankがいいのかと熱い議論が戦わされているようですが(いや、知らんけど・・)、私的にはそんなの考えるのも面倒くさいです。だから、もうSoftbankにしようかなと思います。

話しは変わりますが、電気の自由化とかも騒がれているようですが、そんな風になったら面倒くさいなぁ。本当は、正直でぼったくらなくて、透明性があり、責任をしっかりとれる、つまり信頼できる電気会社が1社あればいいのに。世の中が不必要に複雑になっていくのはどうかなぁ。

こんなこと言ってると、時代遅れのオバサンは・・・って言われちゃいますね。


ワインのことは色々考えるの好きだけど、携帯や電気のこと考えるのは面倒くさいのです。


いったい、何を言いたいのかちっともわからなくなってきましたが、この辺でワインのご紹介に移りたいと思います!!

iPhon手に入れたら、自慢します!!



今週の店頭試飲はこちらです!! どっちもお客様のレスポンスは素晴らしく良いですよ!!

週末試飲120219_1



メゾン・アン・ベル・リー・ブルゴーニュ 09 白  (左)

産地:フランス/ブルゴーニュ
品種:シャルドネ100% 有機栽培


2009年、なんと 《58歳》 にして初めてワイナリー「メゾン・アン・ベル・リー」を立ち上げたピエール・ファナル。

すごいですね!! 

以前は生化学者としてパリの研究所で働いていたという彼。一方で、前妻と一緒にパリ、ディジョン、マコンでモード服や装飾品店を 3店舗展開するオーナーでもあったそうです。

そんな彼が、生化学者だった1985年に、ビオディナミの提唱者シュタイナーのアントロポゾフィー(人智学)に出会い、以降ビオディナミに傾倒することになりました。

1986年にはオーヴェルニュ地方カンタル県に農場を買い、1993年まで仕事の片手間に趣味として毎月数回パリからカンタル県に通い、ビオディナミを取り入れた酪農やチーズづくりを行っていたそうです。同時にその頃、もう一つの趣味であったワインの造詣を深めるため、積極的にビオディナミワイン生産者を回るようになりました。

また、1995年にはビオディナミをより深く学ぶために、ミュールーズにある大学で3年間アントロポゾフィーの客員研究員としてビオディナミの研究に参加しました。

インポーターさんのお話しによると、58歳の新人ではありますが、

ビオディナミの知識に関してはそんじょそこらの生産者には絶対負けないプロ

なのだそうです。

このブルゴーニュ・ブランは、ネゴスの畑の樹齢50年!のシャルドネから造られました。畑の区画名は「Les Bluses(レ・ブルーズ)」でなんとピュリニーモンラッシェのコミューンにあります!

砂利混じりの泥土状の粘土質・石灰質の畑。自然酵母で6ヶ月醗酵、350Lの古樽で12ヶ月熟成しました。

輝きのあるレモンイエロー。
ミネラル、海草、レモン、リンゴ、洋梨、白い花、酵母などのナチュラルで力強い香り。
口に含むと微かに甘さを感じるほどの力強さを持ったミネラル豊かな味わいが広がります。
レモン、リンゴ、洋梨などの良く熟したほんのり甘さを感じる果実味。
酸味は豊かで非常に活き活きとしています。豊かな香ばしいミネラルが印象的。
素晴らしく凝縮感が高く、トロッとした舌触り。その見事に凝縮感に、ミネラルと酸味が良くバランスする非常に力強い構成です。海の旨み、酵母の旨みも感じられ、余韻までボリュームある味わいが続きます。余韻はピュアでミネラルが残ります。

パワフル&リッチ!香ばしいミネラルが素晴らしい!!  

2009年というヴィンテージの力強さと、土地の力強さがギューっと詰った飲み応え満点のシャルドネ!ACブルゴーニュとは思えないですよ!

マリアージュ: 白身魚のバターソテー、つぶ貝のパスタ、ボンゴレ・ビアンコ、鯛の塩釜、鯛めし、天ぷら、チーズ

詳しくはコチラから!!



トリンケーロ・ア・ユート・ロッソ 05 赤 (右)

産地:イタリア/ピエモンテ
品種:バルベーラ 100% 有機栽培

久々のトリンケーロ・ア・ユート。

それも今度は初のロッソ(赤)です!! 

実は、このア・ユートはバルベーラの名手トリンケーロの造るバルベーラの中でも、代表格にあたるヴィーニャ・デル・ノーチェになるはずのキュヴェでした。

ヴィーニャ・デル・ノーチェは、1929年に植えられた樹齢70年を超えるバルベーラの植わるのある
同名の畑のブドウから造られたワインです。樹齢の高い樹から厳格な収量制限をし、長いマセレーション期間、一切の温度管理をせず、スロヴェニア産の樫の大樽で2年以上の熟成をさせます。

こうすることで、ワインは20年以上の熟成にも耐えうる酒躯を持つのだそうです。

ただ、この2005年はピエモンテではフェミニンで優しくエレガントなヴィンテージなのです。(一方、フランスはあんなに長熟型ヴィンテージなのに!)いつものヴィーニャ・デル・ノーチェとスタイルが異なるため、当主エツィオ・トリンケーロは、このワインをヴィーニャ・デル・ノーチェとしてボトリングするのをやめ、日本のインポーターのヴィナイオータの太田社長と相談して、彼が日本のためにボトリングした2005年のア・ユート(白)に引き続き、ア・ユート・ロッソとしてリリースすることになったのです。(ア・ユートという名前の由来はHPをご覧下さい)

非常に豊かなエキス分を含んだエレガントな赤です!!

軽く濁った赤。
干しイチジク、ドライプルーン、チェリー、甘いリキュール、桜餅、スパイス、枯葉、土などのやや熟成を感じる果実味豊かな甘い香り。ほんの微かに揮発酸。
口に含むと濃厚なドライフルーツの果実味とが広がります。
イチジク、プルーン、チェリーなどの凝縮感高い果実味。酸味は比較的豊かで、高いエキス分とバランスし、タンニンもよく味わい溶け込んでいます。
アタックは軽やかですが、直後から口の中でボリュームがグーンと上がり、エキスの高さを感じさせ、さらにスパイス、土、枯葉などのニュアンスが複雑さを与えています。微かに揮発酸を感じます。余韻も力強く非常に長い!


アタックはスーッと軽やかに入ってくるのですが、口の中で果実のボリュームが膨れ上がり、そのまま長い余韻へと続きます。エキスが非常に豊かなんですね!!

このワインの力強さは余韻に一番顕著に感じられるかもしれません!  

マリアージュ: ボロネーゼのパスタ、オッソブッコ、ステーキ、キノコソースのステーキ、ポルチーニと生クリームのパスタ、牛肉のオイスターソース炒め、ハンバーグ、ウースターソース


詳しくはコチラから!!






 

カール・ド・ショーム・グラン・クリュ の 続き

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先日の貴腐ワインと補糖の話しですが、あまり間違ったこと書いたら申し訳ないなぁとインターネットを見ていたら、Coteaux du Layon 関係はWikipediaに詳しい現状のAOCの規定が載っているのを発見しました。ご興味のある方はご覧になってください。

http://en.wikipedia.org/wiki/Coteaux_du_Layon

ワインの名前に Sélection de grains nobles というのが付くと補糖が禁止されるようです。

ソーテルヌの規定もざっと探したんですが、見つかりませんでした。時間がある時にまた探してみまーす。



本日からの新しい店頭試飲ワインをご紹介します!!   

■ メゾン・アン・ベル・リー・ブルゴーニュ・シャルドネ 09 白 ¥2,650 (税込)

パワフル、リッチ+ナチュラル!!豊かなミネラルと素晴らしい凝縮感!!すごく美味しい!! 

なんと58歳にしてワイナリーを設立したというピエール・ファナル氏。インポーターさんのお話しによると、58歳の新人ではありますが、

ビオディナミの知識に関してはそんじょそこらの生産者には絶対負けないプロ

なのだそうです。なんとビオディナミについて学術的な調査をしていた元学者さんなんですって!


■ トリンケーロ・ア・ユート・ロッソ 05 赤 ¥2,590(税込)

とうとうア・ユートの赤が誕生しました~~!!ズバリ、飲み頃のエレガントな赤です!! 

アタックはスーッと軽やかに入ってくるのですが、口の中で果実のボリュームが膨れ上がり、そのまま長い余韻へと続きます。エキスが非常に豊か!

ちょっと先週のカラブレッタとかぶってしまいましたが、それでも美味しいです! こっちの方が、少し優しくエレガントかなぁ~~。


皆さまのご来店お待ちしております!! 





今日も雪・・・・

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昨日はちょっと遅くまで仕事をしていたのですが、10時くらいにふとパソコンから顔を上げたら前の道が白くなってて(つまり雪が積もり始めていた)、びっくりして慌てて帰りました。


今日も7時くらいから雪がどんどん降り出して、ギャーーーーーッ!帰れなくなるー!っとすっ飛んで帰宅。


大きな声では言えませんが、私の車 チェーン積んでないんです。っていうかチェーン積んでても装着できないし~~。


まったく冬仕様がなってない関東民に、ここのところの天候はイタイです。





さてさて、フィギュアスケート四大陸選手権が終了しました。

メダリストの皆さんおめでとうございまーーす!!

パトリック・チャンすごかったですねー。2位の高橋君とは30点差!!ひょー。

フリーはすごい滑りでした。パトリックのすごいところは、曲が始まって、四回転に入るまでの数秒のスケーティングで、もう、うわーーーって思っちゃうところ。それぐらいすごいです。

もちろん、高橋君だってすごいんですけど!!

実は4年前の四大陸選手権では、高橋君がやはり2位に確か30点差つけて当時の世界最高点で優勝しているんですよね。

多分年もその時の高橋君と今のパトリックは同じくらいの年齢です。その後高橋君は怪我をしちゃったわけですが、色々と感慨深いです。

でも高橋君は3年計画で追いつく!!と燃えてるみたいですから、期待しています。

ソチを見てろよー!なんちゃって。


メディアではライバルとして煽られている二人ですが、実は仲が良いんですよ。



なんかパトリックはしょっちゅう「ダイスケー」「ダイスケー」って言ってます。本当にダイスケーが好きみたい。(変な意味じゃなく!)

お互いにリスペクトしてて、良い関係のようです。

ソチまでこの二人のhead to headのガチバトルが見られるのがすごい楽しみ!!!ということで、とにかく二人とも怪我には本当に注意してくださいね。


そして真央ちゃんも上向きで来てるようで世界選手権が楽しみですね。


そうそう、最近人気急上昇中のテニスの錦織君。

高橋君と錦織君はアスリートなのに、しゃべると「ふにゃー」と優しげなところが似てるような気がします。

サッカーの本田君のような俺様アスリートキャラとは、ずい分印象が違います。(確か本田君と高橋君は同じ年)でも、言わずもがな、中身はみんなすごいガッツの塊なんでしょうねー。


私もガッツ!ガッツ!







29日

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今日は一日中チラチラと雪が舞っています。

お客様に、「外は寒いですか?」って聞いたら、「当たり前じゃないですか!」って言われました。そ、そうですよね、寒いですよね!だって雪が降ってるんだもん。あははは。

つまらないこと聞いて、申し訳ありませんでした。




そして、今日気がつきました。



今月が29日まであることを・・・・・・。 

そっか、今年はうるう年なんですねー!!すっかり忘れてました。


テレビでもロンドン、ロンドン言ってますものね。がんばれ日本!!   (← 忘れてたくせに・・・)



PS.
ホントはさ、今日ネットに上げたワインの話ししようと思ったのですが、またまたシステム不調でHPにあがらないんです。多分、WindowsのUpdateをインストールしたせいだと思うのですが。シクシク。




 

カール・ド・ショーム・グラン・クリュ

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ロワール、アンジュ地方の貴腐ワインのAOC、 カール・ド・ショームがグラン・クリュになるっぽいですね。知らんかった。

Decanter 2011.10.13
Quarts de Chaume to become Loire Valley's first Grand Cru

Quarts de Chaume Grand Cru になるのかな。同時にCoteaux du Layon Chaumeがプルミエ・クリュになり、Coteaux du Layon Chaume Premier Cru になるらしいです。

あら! Bonnezeaux 超ショックゥーーー!!!

一人仲間外れは、ちょっとかわいそうですねぇ。(私の記憶が正しければ, カール・ド・ショーム、コトー・デュ・レイヨン・ショーム、ボンヌゾーはロワールの三大貴腐AOCだったはず。テロワールの希少性か何かが違うのでしょうか?)


とりあえずロワール初のグラン・クリュが出来る見込みらしいです。
でも実は、前にもそういう話しがあったのですが、途中である生産者さんがグランクリュ反対の裁判を起こして、その人が勝訴して話しはお流れになってしまったんですって。で、今度もまた同じ生産者さんが裁判を起こしたらしいから、まぁどうなることやらって感じかもしれません。



で本題はこちら。記事の中にこんなことが書かれています。

There are strict rules for both Quarts de Chaume and Coteaux du Layon Premier Cru Chaume. These include no chaptalisation and yields of 20 hectolitres per hectare for Quarts, and 25hl/ha for Chaume.

カール・ド・ショームとコトー・デュ・レイヨン・プルミエ・クリュ・ショームには厳しいルールがしかれる。そのルールには、補糖の禁止、収量はカールで20hl/ha、ショームで25hl/haが含まれる。


皆さんご存知でしたか?貴腐ワインの生産には、補糖が認められているんです。

私が初めてそれを知ったときは、ちょっとビックリしました。 あれは、ワインのお仕事を始めてすぐの頃、ソーテルヌの生産者さんのセミナーに行ったんです。

普通に補糖の話しがでるからビックリして「補糖するんですか?」って質問しました。そしたら「そんなの当たり前じゃないの!何言ってるのこの子は!」的なお返事をいただきました。トホホ。

だって貴腐ワインなのにねーって思うじゃないですか、普通・・・。(ちょっと大胆発言?)


自然派で貴腐ワイン造っている人たちは少ないと思いますが、自然派の生産者さん達は普通補糖はしません。シャンパーニュ方式で瓶内2次醗酵をするのにさえも、異質な糖分を入れるのを避け、できるだけ遅摘みした糖度の高い果汁を入れたりして2次醗酵用の糖分を補充したりする方達もいます。そういうところまで、しっかりとポリシーが貫かれているのです。すごいですねー!!

やっぱり補糖してると、余韻に砂糖の甘さみたいなのが残るような気がします。気がしませんか?