iPadでワインリスト
- Day:2011.09.30 21:52
- Cat:つれづれ<徒然>
皆さんiPadとか使っていらっしゃいます?


確かに、iPadならリストの更新も楽そうだし、見るほうも拡大縮小できるから便利かもしれませんねー。だってワインリストって字が小さくて見にくいもん!



「いいの、ここまできたら私はWindowsと一生添い遂げるから!!」
と女の操を宣言していた私ですが、ちょっと揺らいでいます。

つぎは、Macにしちゃおうかなー。えへへー。

ワインショップ店長の気ままな日記
大変申し訳ございませんが、明日 9月19日(月) は都合により臨時休業させていただきます。お客様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願いいたします。
その替わりに9月20日(火)は営業いたします。
*----* お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*
姉さん 、事件です。 の方も大変なことになってるようですが (今朝 サンデージャポンで見た)、本当に今朝事件があったんです!!
朝ご飯を作ろうとキッチンに行ったら、何か変な音がするんです。ブーーーンっていう・・・。これは、何の音??ひょっとしてこれは虫の羽音?のわりには結構大きくない??
などと不思議に思いながら、勝手口のドアをあけてみると・・・・
ひーーーーっ
大量の蜂が、ウチの換気扇の吹き出し口にむらがっているじゃないですか!!!
「た、た、た、た、た、た、大変!大変!大変!」
旦那さまをたたき起こして対策を練りました。結局、換気扇をONにして、下から蚊取り線香の煙を換気扇に流してみることに。風と煙のW攻撃です。
すると、しばらくしたらいなくなったんです。あーよかった。そう思って換気扇をと止めたら、今度は壁に巨大な蜂の集合体が出現!!
いやーーーーっ
今度は蚊取り線香もドーンと増量して、換気扇を回しました。そしたら、またいなくなったんですけど、ひょっとしたら帰ったらまた集まってるかも・・・。
常日頃から「虫に優しいツダちゃん (※但しゴキブリを除く)」を自負している私ですが、やっぱり蜂は怖かったです。蜂は色々大切なお仕事してくれてるとは頭でわかってはいるんですが、蜂さんごめんね。
今週の店頭試飲ワインはコチラです!!
ノエラ・モランタン・テール・ブランシュ 09 白 (左)
産地:フランス/ロワール
品種:シャルドネ 100% 有機栽培
ついつい「モランタン」を「ロモランタン」って言ってしまいます。彼女はロモランタン(ロワール土着の品種)は、造ってないんでしょうか?
モランタンのロモランタン
いい感じですよね!!
新井順子さんのワインファンの方なら、彼女の名前はよくご存知のはず。ドメーヌ・ボワルキャで栽培醸造責任者として働いていたノエラさんが、独立後立ち上げたドメーヌです。
もう一つのポイントは、クロ・ロッシュ・ブランシュのテール・ブランシュの畑から造られてるということ。クロ・ロッシュ~のテール・ブランシュを飲まれたことのある方は、比較してみると面白いと思います。
輝きのある薄いレモンイエロー。
レモン、リンゴ、青リンゴ、ハチミツ、白い花、ミネラル、微かにオークとスパイスのニュアンスを持った甘く優しい香り。
口に含むと甘さの残る活き活きとフルーティな味わいが広がります。
レモン、リンゴ、グレープフルーツなどの果実味。残糖があります。酸味はフレッシュで口当たり良い。ミネラルの豊かさが印象的で、それが骨格を造り、クリアな余韻へと導いてくれます。
オークのニュアンスも感じられ、ワインにクリーミーなリッチさを与えています。余韻はピュアでミネラルが残ります。
ほんのり甘いチャーミングなシャルドネ。オークも微かに効いていてクリーミィでリッチ!
しかし、同時にさすがテール・ブランシュ!ミネラルが非常に豊かで、余韻にはあのミネラルウォーターのような感覚が甦ります!残糖はありますがすっきりとした余韻です。
クロ・ロッシュ・ブランシュの岩清水のようにミネラリーなシャルドネの味わいを思い出しながら飲むと
非常に興味深いです。
マリアージュ: 舌平目のムニエル、ポタージュスープ、チキンの白ワイン煮込み、チキンのクリームソース、シェーブルチーズ
詳しくはコチラから!
シリル・アロンソ・PUR・クォーツ・エ・サーブル 09 赤 (右)
産地:フランス/ボージョレ
品種:ガメイ 100% 減農薬栽培
アロンソは、全く新しいタイプの生産者と言えます。彼自身では一切ブドウ畑を所有せず、優秀な栽培家とタッグを組み、優れた畑の優れたブドウを入手し、アロンソ流の醸造哲学でワインを造り上げています。
ほかのネゴシアンとの大きな違いは、大量生産をしないということ。各醸造元に入って、そこの樽もしくは、畑を借りて、多くても3000本、少ない場合は、たった300本というものもあります。
今回ご紹介のワインは、恵まれた年だけ造られる「水晶」という名の希少なキュヴェです。
やや不透明な紫色。
イチゴ、濃い色のベリー、ウメ、赤い花、スパイス、ミネラル、ハーブ、土などの力強い香り。
口に含むとガメイとしては非常にパワフルな果実味を持った味わいが広がります。
イチゴ、ウメなどの良く熟した果実味。酸味は丁度良く、口当たりも良い。タンニンはガメイとしてはかなり豊かで、若々しく存在感があります。ミネラルもしっかりと感じられ、タンニンとともに男性的な骨格を造っています。
ドライな果実味の中に、凝縮感あるナチュラル旨みが印象的。スパイスや土、鉄などのニュアンスもあり複雑さを感じます。余韻は力強くドライ。
さすが2009!!ガメイとしては、かなり力強い構成です!
そしてアロンソらしいナチュラルな旨みが味わいに奥行きを与えています。いくら力強くても、やっぱり優しさが感じられるのがガメイの良いところ!
夏のガメイというよりは、秋から冬にかけて楽しみたい本格派ガメイです!!
マリアージュ: 豚しゃぶ、ローストチキン、焼き鳥(塩)、酢豚、蒸し鶏、春巻き、焼きうどん(しょうゆ味)
詳しくはコチラから!