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今週の店頭試飲: ニコラ・テスタール・ピンク・ラビット 09 ロゼ と ポトロン・ミネ・ルール・ブーレ 09 赤

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*----* お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*


東京から電車で50分のここ千葉県白井市では、家庭菜園をされている方が多いんです。 (私もやろうかな~~。)

とーっても有難いことに、ちょくちょくそお裾分けいただきます。いつもありがとうございます!!新鮮なお野菜はとても有難いです。 


先日は、さつま芋をいただきました。さつま芋は、天ぷらにするかレモン煮するかしか能のない私。くださったお客様が、「ミルクで煮ると美味しいよ」とおっしゃったので、今回はミルクで煮てみようと切ってみたら・・・・


紫芋

なんと!いただいたさつま芋は、紫芋だったのでした~~。ビックリした。 



本日 店頭試飲でご提供中のワインを見て、この紫芋を思い出しました。

だって、ラベルがまさに紫芋色なんだもーん。うん、ピンクじゃない、絶対に紫芋色です!! 



今週の店頭試飲ワインはコチラ!!ウサギちゃんネコちゃんです!!

週末試飲1011281_1

↑ ほら、紫芋色でしょ!



ニコラ・テスタール・ピンク・ラビット 09 ロゼ  (左)

産地:フランス/ボジョレー 
品種:ガメイ 100% 有機栽培

夏に人気だった「緑のウサギちゃん」ことブラン・ラパン。(ワインの名前は白ウサギですが、ラベルが緑色だったので) サイケテリックなラベルと、フレッシュで活き活きした味わいが好評でした!!

今度は紫芋色のウサギちゃんの登場です!!

ニコラ・テスタールは、プリウレ・ロック(DRCのオーナーが営む)でパカレが去った後にワインを造っていたという若き醸造家。

結構お気に入りの生産者さんです。 (彼の説明は長くなるのでコチラをご参照ください。)


アルナスと呼ばれる高原に位置する村、南向きの畑に植わる樹齢60年~70年のガメイから造られました。天然酵母で発酵を行い、セニエ方式。無清澄、無ろ過でボトリングしています。


オレンジがかったサーモンピンク。
イチゴ、チェリー、オレンジ、スイカ、黄桃、ハーブ、フェンネル、スパイス、酵母などのナチュラルな香り。
口に含むとドライでナチュラルな果実味が広がります。
イチゴ、チェリー、トマトなどの辛口な果実味。酸味は口当たり良くフレッシュ。タンニンは予想よりは多く中程度。若いですが、ナチュラルな旨みがあります。スパイシーで、ハーブなどのニュアンスもあります。仄かに苦味を感じる味わい。余韻はナチュラルでドライ。

スッキリと楽しめると~ってもナチュラル!!なロゼ!

少し若いかな~、
もう少ししたらもっと旨みが膨らんできそうだな~

という気もしますが、お鍋のお供になんかはこのスッキリした感じも良いかもしれません!!

とにかくナチュラル。そんなワイン(SO2無添加)がこの価格は嬉しいです!!

マリアージュ:キムチ鍋、豚しゃぶ、柚子コショウ風味の焼き鳥、香菜のサラダ、蒸し鶏、トマトパスタ、シェーブルチーズのサラダ

詳しくはコチラから!!




ポトロン・ミネ・ルール・ブーレ 09 赤 (右)
産地:フランス/ルーション 
品種:シラー80% グルナッシュ20% 有機栽培

最近 妙にシラーに心が惹かれます・・・。何故かなぁ?

さて、私が「砂漠でネコが死んでる絵かと思った!!」と勘違いして憤慨した真っ赤ラベルから、色が「おうど色」に変わりました。何故に お う ど 色???

まー、ネコちゃんなので、ネコならなんでもいいです。さらに、美味しければラベルなんて、関係ないんです!!

とにかく、相変わらずキレイにミネラルの乗った造りですねー!!パチパチ。

ポトロン・ミネは、私が期待する南仏若手三人衆(三人衆って言い方がおばあさんっぽいですが・・・)の一人です。どこで読んだのか忘れましたが、たしか畑を購入したのはいいけど、寝泊りするところまで買えなくて、しばらく車で生活しながら、畑の世話をしていとかいう話しだったような。


平均樹齢25年のシラー80%、グルナッシュ20%から造られました。土壌は、花崗岩の地層上にある泥砂土。醗酵はカルボニック。


やや濁った紫。
スミレ、カシス、ダークチェリー、オレンジ、カカオ、コーヒー、リコリス、ハーブ、スパイス、ミネラル、鉄などの甘く魅惑的な香り。
口に含むとミネラルを感じる非常にシラーらしい果実味が広がります。
カシス、ダークチェリー、プラム、オレンジなどの予想よりドライな果実味。口当たり良い酸味は十分含まれています。タンニンは細かく豊かで、ミネラルと共にクールでスマートな構成を造っています。凝縮感高く、リッチな果実味。
シラーらしいスミレの香りが、口の中から鼻に抜け、ウットリ。カカオやスパイスなどのニュアンスも。後口にかけて、ややアグレッシブなタンニンが広がりシラーの力強さを感じます。余韻は比較的長く、ナチュラルでドライ。

暑かった2009年なのに、とってもクールでスマートなシラーに仕上がっていて素晴らしい!!!重すぎず、同時にゴージャスな果実味十分!さらにシラーの個性も十分表現!という感じです。

これもルーションのミネラルの力でしょうか!

しっかり濃厚なシラーの味わいを堪能しつつ、ヴァン・ナチュールの良さも味わえるとってもナチュラルでストレスフリーな味わいです!   


マリアージュ: ラムのクスクス、カスレ、スペアリブのハーブ焼き、イベリコ豚の生ハム、チーズ、豚の角煮、煮豚の甜麺醤ソース

詳しくはコチラから!!




 
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2010ヴィンテージレポート ローヌ編

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まずは、本日の連絡事項から~!!


本日からの店頭試飲アイテムはこちらです!! 

■ ニコラ・テスタール・ピンク・ラビット 09 ロゼ ¥1,890(税込)

とってもナチュラルで辛口のロゼ!! 旨み系かな。(※観察中)

■ ポトロン・ミネ・ルーレ・ブーレ 09 赤 ¥2,370(税込)

シラーらしさがよく表現されたしっかり系赤。シラーの香りにウットリです!! (最近、何故かシラーに魅かれる私。


いきなりお値段の話しでなんですが、これらのワイン2本とも08ヴィンテージも販売しておりました。09は少しお安くなってますね~。円高の恩恵がちょっと感じられて嬉しいですねー。


皆さまのご来店お待ちしております!! 





さて、先日のエントリーに続きまして、こっそり訳しちゃいましたシリーズ。

本日は、2010ヴィンテージレポート ローヌ編


今回はちょっと読み直したから、前よりましな出来かも~~。 私の英語の練習に付き合ってる位のお気持ちでお読みくださいませ。


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あのシャンパーニュ

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先日 お客様とお話ししていて、とある時期(リーマンショック前の米バブル時)シャンパーニュの値段が異常に値上がりしましたよね~~という話しになりました。

正確には覚えていないので恐縮ですが、5%とか10%の値上がりとかではなく、ものによってはいきなり1.5倍!!!くらいの値上がりをしていました。  

昨日まで5000円のものが、今日から7500円ってどんだけ~~。

まぁ、それで私はシャンパーニュに対する興味をすっかり無くしてしまったわけです。(ウソウソ。元から大して興味があったわけではないのです。 だって炭酸苦手なんだもん・・・。


市場の需要で値段が急騰するということは、百歩譲ってそれだけ美味しいのかもしれませんが、原価というかコストとはかけ離れた価格になっているということですよね。

安ければ良いというのとは違いますが (逆に私は正当な対価を払うことはとても重要なことだと思います  )、コストに見合った価格であって、かつ美味しいワインを買った方がいいかなーと思うわけです。 


で、お話しの中で、

「あのシャンパーニュもすごーーく値上がりしましたよね~。ほら、あの、結構しっかり系の味のあのシャンパーニュ。」


あのシャンパーニュの名前が出てこない・・・。 

いかに大手メゾンのシャンパーニュに興味がないとは言え、『あの』のシャンパーニュの名前が出てこないのはまずいかなー。

まずいよなー。



今日気になって調べてみました。答えは

ボランジェ Bollinger

でした。


しっかり系のシャンパーニュ好きには、これをオススメしとけばOKみたいなシャンパーニュでしたねー。 (違う??)

今は、「ボランジェがいくらする?」って聞かれても、「さぁ」って感じです。 

でも、あの頃知らなかったヴァン・ナチュールな生産者のことを今は沢山知ってるから、まーいいっか。

私の頭のメモリーにも限りがあるわけですから、取捨選択も必要です!!  (←さらに、もともと大きくないメモリーだし!)






 

2010ヴィンテージレポート アルザス編

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ネタも無いので、Wine Spectator の 2010ヴィンテージレポートをこっそり訳してみました。

http://www.winespectator.com/webfeature/show/id/44073


とりあえず、アルザスです。

ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュはほっておいて、ロワールとローヌだけまた後日やろうと思います。 

ものすっごーいヤッツケ仕事だし(見直していないし、多分間違えも沢山・・・・  )、こんなマスメディアな雑誌の情報はどれだけ当てになるかわからないし、なので参考情報程度にご利用ください。

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今週の店頭試飲: クロ・デュ・テュ=ブッフ・ル・プティ・ブラン・デュ・テュ=ブッフ 08 白 と アンドレア・カレク・ル・プティ・シャポトン・ルージュ 08 赤

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*----* お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*


ボジョレー・ヌーヴォーのコメントをブログに書くとか言ってたような気もするけど、とりあえず今日は 忘 れ た ことにしようっと。 


フィギュアスケート前半戦もいよいよ佳境に入ってまいりました。一昨日は、あのパトリック・チャン選手が、いきなり超ふぁびゅらすな4回転-3回転のコンビネーションを跳んで、私 マジに腰を抜かしました。 

12月に行なわれるグランプリファイナルでの高橋選手とのガチンコ対決が楽しみです。まー、最終目標は3月の世界選手権なので、どこまでガチンコモードになるかはわかりませんが、とにかく楽しみです。 
 
高橋選手といえば、最近すっかり有名になっちゃって、「高橋選手を応援してます」というのもミーハーっぽくって恥ずかしいような状況です。

彼って、髪型をしょっちゅう変えるんですよね。(それも結構奇抜な、いや印象的な髪型。 ) 試合でも、演技に合わせて髪型を変えてくるんですよねー。髪型も彼の大切な自己表現なんでしょうね。


人の目を引く髪型な人って、やはり 何か表現したい、主張したいという強い自己表現欲があるってことがあるんだと思います。


では、こんな髪型の、生産者さんはいかがですか?



ステキー!!

私は、ご存知のようにロックファンなので、こんな髪型の人は大好物です。欲を言えば、ピアスくらいしてるともっとカッコいいのに~っていうくらい。  (きっと、反対の耳にしてるんだわ~!!)


実は、この方 本日からご紹介しているワインの造り手さん、アンドレア・カレク氏のようです。

インポーターさんにいただいた情報が、とっても普通でつまらなかったので(  )ネットで検索したらこんな動画が出てきたというわけ。

こんな風に自己主張のある方は、絶対ワインにもこだわりがあって、面白い仕事してそうですよね!! 

私的には、一気に好感度UPです!!


(と言いつつ、私なんて 何十年も何の変哲もない髪型だったりしちゃうので、高橋選手やカレク氏のような方々からするとツマンナイ人間なんでしょうね。死ぬまでに一回、 金髪にしてみたいという気持ちはあるんですけどなー!



ということで、今週の店頭試飲ワインはコチラです!!

週末試飲101121_1


クロ・デュ・テュ=ブッフ・ル・プティ・ブラン・デュ・テュ=ブッフ 08 白 (左)
産地:フランス/ロワール
品種:ソーヴィニヨン・ブラン100% 有機栽培

今年のル・プティ・ブラン・デュ・テュ=ブッフ (名前が長い!)は、ソーヴィニヨン・ブラン100%になりました。今までは、ムニュ・ピノというロワール特有の品種と50/50だったんですけど、どんな味わいになってるかな~。

印象は、「おー!」とか「ひゃー!」とかそういう特別なインパクトみたいなのは無いかもしれませんが、どんな時も安心して美味しく飲める爽やかなソーヴィニヨン・ブラーン♪ って感じです!!

ご存知の通り クロ・デュ・テュ=ブッフは、ティエリー・ピュズラがお兄様と営むドメーヌです。

薄いレモンイエロー。
レモン、グレープフルーツ、青リンゴ、ハチミツ、白い花、スパイス、ハーブなどの爽やかな香り。
口に含むと活き活きとした果実味が広がります。
レモン、グレープフルーツなどの柑橘系の果実味。酸味は豊かでフレッシュ。ハチミツやスパイス、海草のニュアンスもあります。
非常にピュアで雑味のない、フレッシュな味わい。果実味も十分にあり、ミネラルも感じるバランスの良い構成。微かに苦味。余韻は爽やかで酸味が残ります。

ソーヴィニヨン・ブラン好きの方!是非 デイリーワインにどうぞ!クセも無く、とてもニュートラルでピュアなハチミツレモン系の味わいです。

マリアージュ: 寄せ鍋、生牡蠣、白身魚のカルパッチョ、舌平目のムニエル、チキンの白ワイン煮

詳しくはコチラから!




アンドレア・カレク・ル・プティ・シャポトン・ルージュ 08 赤 (右)
産地:フランス/ローヌ
品種:カリニャン80% グルナッシュ20% 有機栽培

上の写真の右の赤いラベル。皆さん、何の絵に見えますか?

私ったらすっかり「馬」だと思い込んでいたのですが、お客様が「馬じゃなくて、狐か狼じゃないですか?爪も生えてるし」と。確かに、そっちが正しい気がします。

ヴィヌメンティスのヤン・ロエル氏が、彼は他の自然派生産者のコンサルタントとしても活躍されていたのですが、残念ながら体調不良のためヴィヌメンティスをたたんでしまいました。

このワインは、そのヴィヌメンティスでヤン・ロエルと一緒に働いていたアンドレア・カレクが、ヴィヌメンティスのレッド・ピフの畑のブドウを引継ぎ造ったワインです。実は、アンドレアさんは2005年からヴィヌメンティスでヤン・ロエルと一緒にワインを造っていたのだそうです。

ル・プティ・シャポトンのシャポトンは、畑を所有するドメーヌの名前。なんか聞いたことあるなーと思いつつ、ドメーヌHPを見て思い出しました。私が前に勤めていたインポーターで、シャポトンのヴィオニエを輸入したことがあったんだった!!そーかあのシャポトンか。ま、別にだからどうっていう話しなんですけど。

ローヌでカリニャン80%って珍しいです。実際、ローヌにカリニャンって、あんまり見かけません。ラングドック&ルーションの品種なのです。ローヌとラングドックやルーションなんて同じじゃないの?と思っている方も多いかもしれませんが、結構違うんですよ!


軽く黒みがかった赤。
レッドチェリー、イチゴ、プラム、ローズマリー、フェンネル、コショウ、八角などのエキゾチックなスパイス、赤い花などの果実味豊かなナチュラルな香り。
口に含むとスパイシーな果実味が広がります。
レッドチェリー、イチゴ、プラムなどの程良い果実味。酸味は中程度でフレッシュ。タンニンも中程度。ミネラルも豊かに感じられます。
八角などのエキゾチックにスパイシーな味わいがナチュラルなボディに個性を与えています。旨みを感じるボディの重さも程よく、飲み易い。余韻はピュアでナチュラル。

ミネラルの効いた果実味が良いですねー。スパイシーなニュアンスがナチュラルな味わいを個性的なものにしています。 

これまた、ヴァン・ナチュール好きのデイリーにはピッタリの1本!!程良い重さが、毎日のお料理によく合います。

マリアージュ:焼きそば、豚カツ、豚肉の生姜焼き、ラタトゥイユ、クスクス、チキンのハーブ焼き

詳しくはコチラから!






ご無沙汰しております

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こんにちは、ご無沙汰しております。


なんつってー!!


ヌーヴォーにかまけて、ブログをサボってしまいました。さらに、今日もサボろうという勢いです。えへへー。  



お蔭様で、2010年のヌーヴォーは完売いたしました!!!ご来店いただいたお客様、誠にありがとうございました!!  


ということで、本日からは新しいワインを店頭試飲でご紹介しております。


本日からの店頭試飲アイテムはこちらです!! 

■ クロ・デュ・テュ=ブッフ・ル・プティ・ブラン・デュ・テュ=ブッフ 09 白 ¥1,890(税込)

■ アンドレア・カレク・ル・プティ・シャポトン・ルージュ 08 赤 ¥1,890(税込)

です。

美味しいですよー!!  (← なんという さぼりコメント  )



皆さまのご来店お待ちしております!!!



 

イラっとくるお話し

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明日のヌーヴォー解禁に向け、準備完了!!

といっても、大した量ではないですが・・・・。 (昔 働いていたところでは、ほぼ徹夜で準備したことがあったっけ・・・・。 )


明日からは、店頭で 5種類のヌーヴォーの試飲 を行ないまーす。
残念ながら、予約で完売しちゃったものもありますが、とりあえず全部試飲はできます。

皆さまのご来店、お待ちしております!!   (在庫には限りがございますので、お早めに~~!!)




さて、

私は毎週 お実店舗のお客様向けにメルマガを書いているのですが、先週はとある「驚くほどわがままな人たち」のネタをご紹介したんですよね。

その後知ったのですが、今回のヌーヴォーでも、この「驚くほどわがままな人たち」から被害を被ったワインがあるみたいです。本当に困りますね。   


それは、こんなお話しです。

-------------------------------

さて、今日は皆さんの大切な

労働意欲

が確実に損なわれるお話しです。

危険を感じる方は、お読みになられないようお気をつけくださいませ。


私は以前 ワインのインポーター(輸入会社)で働いていたことがあるのですが、予定していた日程にフランスからワインが到着しないというトラブルが度々ありました。

ワインは通常 船便で輸入されるのですが、この遅れの原因で多かったのが

港湾労働者のストライキ

でした。

ウチの会社は主に南仏のワインを輸入する会社だったので、港と言えばマルセイユ。マルセイユの港湾労働者のストでした。

彼らがストに入ると、船が全く出航しません。その間、輸送がストップしてしまうのです。


ご存知の通り、フランス人はデモやストライキが大大ダーイ好きな国民です。なので、非常に困ることではあるのですが、「またかぁ」と半ば諦め気分でおりました。

(だって、遠く離れた日本でプンプン怒ったってどうにもならないのですから、怒り損なわけです。


でも、今日 今更ですがちょっとイラっときました。

今日とある場所で、マルセイユの港湾労働者のストライキのニュースを読んだのです。

えぇ、またやってるらしいのですけれど、そのスト常習犯の港湾労働者の労働条件なるものを読んだら、さすがにこの 「ホトケのツダちゃんも」 もこめかみの辺りに「井」の文字が浮かび上がりました。


これが、マルセイユの港湾労働者達の労働条件だそうです。

・8週間のバカンス

・週18時間労働

・税込の月収 4000ユーロ


えーーーっっっっっ!!!

週18時間労働を単純に週5日労働に換算してみると、なんと

3.6時間/日!!!

4000ユーロは1ユーロ110円で換算すると44万円になります。

さらにバカンス8週間≒2ヶ月!!!


いったいこれ以上何を求めているんでしょうか?????


まぁ、今回のストライキは民営化反対ということなので、この待遇がなくなることを恐れてなのかもしれませんけど・・・。


どうですか?日本人の皆さん?

ちょっと、いやかなり イラっ ときますよね!!!



っていうか、私がマルセイユの港湾労働者になりたいっす!!




今週の店頭試飲: アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール・ア・リゴテ 09 白 と ルメール・フルニエ・レ・バール 03 白甘口

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*----* お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*



そういえば、先日 とあるインポーターさんがお店にいらして下さった時、「私のブログじゃ何のお力にならないかとは思いますが、宣伝しておきますねー!!」とか言っておきながら、すっかり忘れていました・・・・。  

(やはり ○ケか・・・!? 



festivin 

11月27日(土)に行なわれるヴァン・ナチュールのイベントです。

FESTIVIN フェスティヴァン
http://www.festivin.com/

すごーーい楽しそうですよー。

いいなー、いいなー、行ける方いいなー、私も行きたいなー。

でも、やっぱり土曜はお店休めません。シクシク。


こちらが、当日の食べ物メニュー。
http://www.festivin.com/food/

あのお店に!あのレストラン!! あー、山利喜さんのモツ煮込み、随分長いこと食べてないな・・・・。

こちらが、ワインのメニュー。
http://www.festivin.com/wine-list/

まぁ、あの生産者さんや、あの生産者さんまで!!ひーっ!!

うーん、旦那様にお留守番お願いして行っちゃおうかな~。

でも、私にはヴァン・ナチュールをここ白井のお客様にご紹介する大切な使命があるのだから、そういうわけにはいきません!!(キリッ)


えっ、別にかまないって?そんなこと言わないで下さいよー。



さて、本日からの店頭試飲のワインはコチラです!!

週末試飲101114_1


アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール・ア・リゴテ 09 白 (左)
産地:フランス/ブルゴーニュ
品種:アリゴテ100% 有機栽培

シャブリの生産者が造るアリゴテです。シャブリといえば!なキンメンリジャン土壌で育ったアリゴテなんですよ。

シャープな酸味が特徴のアリゴテですが、2009年のこのワイン 例年に比べ酸味にまろやかさがあり口当たりよくなっています。
酸味は豊かなのですけれど口当たりが丸くなってて、さらに凝縮感と旨みも倍増してる感じなので、殆ど酸味の豊かさに気がつかないくらいです。

ラベルもカワイイ!!
アリゴテをもじって、ア・リゴテ A Ligoter。仏語で"Ligoter"は、「ひもで引っ張る」という意味があるそうです。なのでグラスをひもで引っ張ってるんですね。

薄いレモンイエロー。
レモン、若いパイナップル、リンゴ、ミネラル、貝汁、ヨード、白い花などの豊かなミネラルを感じるしっかりした香り。
口に含むと、予想通りミネラリーで、高い凝縮感を持ったドライな味わいが広がります。
熟したレモン、青リンゴ、若いパイナップルなどの辛口な果実味。酸味は非常に豊かでキレが良いですが、例年に比べると口当たりは優しい。凝縮感も高く、非常に豊かなミネラルが骨格を造っています。
貝の汁、海草、ヨード、塩味を感じる海系旨みを持ったミネラリーな味わい。ドライなアタックから、口の中で味わいのボリュームがぐっと増していきます。余韻は比較的長く、雑味なくドライ。

これが「2009」か!!と感じさせられる非常にしっかりとしたアリゴテです。

やっぱりブルゴーニュの2009はすごそうですねー!

海系の旨みも豊かに感じられ、美味しいですよ!!和系の魚介料理にピッタリ!!  

マリアージュ:白身魚の天ぷら、イカのフリット、お刺身、イカの中華風炒め、 カキ、白子のポン酢合え

詳しくはコチラから!



ルメール・フルニエ・レ・バール 03 白甘口 (右)
産地:フランス/ロワール
品種:シュナン・ブラン 100% 有機栽培

2年位前でしたっけ?残念ながら今は存在しない伝説の(?)ドメーヌ ルメール・フルニエのワインが入ってきたことがありました。

その時は、弊店もこのレ・バールとは畑違いのコント・マールが大人気でした。今回は悩んだ末に、レ・バールを仕入れました。

両方とも美味しかったし、もう「好み」のレベルの問題だと思うんですけどね。あとは、TPOかな。両方とも状態も良いし、キレイに年齢を重ねていましたよ。

私は酸味が活き活きとしている方が好みなので、このレ・バールを選んだわけです。(まぁ、別に選ぶ必要もなかったのかもですが・・・。)

言葉は悪いですが、ある意味 在庫処分 的な意味合いもあるワインなので、信じられないくらいのコスパになっています。上質のシュナン・ブラン、それも状態の良い2003年がこのお値段は、ちょっと無いと思います! 

樹齢40年のシュナン・ブラン。
シレックス混じりの粘土質・石灰質の畑。木桶のタンクで1年かけて自然酵母で醗酵し、同じく木桶のタンクで2年熟成。

輝きのある濃い目の黄色。
ハチミツ、甘露飴、紅茶、リンゴ、リンゴの甘露煮、洋梨、アプリコット、パイナップル、白い花、水仙、オイル、スパイス、白コショウなどのとても豊かで複雑な香り。
口に含むと未だフレッシュな酸味を持った甘く魅惑的な果実味が広がります。
ハチミツ、リンゴ、リンゴの甘露煮、パイナップル、アプリコットなどのリッチな果実味。酸味は未だ活き活きとして、ワインに生命感を与えています。
ミネラルも非常に豊かで、この酸味とミネラルが凝縮感の高い甘い果実味と見事なハーモニーを奏でています。甘露飴、紅茶、オイル、かすかにシナモンなどのスパイシーな要素も。
それら多様な要素が一つに溶けあい、飲み頃。余韻は長く、ミネラルが残り、爽やかな印象さえあります。

旨い!!

ゴージャス!!

魅惑的!!

とにかく、もう、怖いものなしの1本です。それもこのお値段で!!!!

マリアージュ:ロックフォール(青カビチーズ)、フォワグラ、田舎風パテ、 チーズ、アップルパイ、杏のタルト

詳しくはコチラから!




少しヤバイかも・・・・

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私 最近少しヤバイかもしれません。

体脂肪率もきっと、いや確実にヤバイと思いますが、でもそれではありません。 


事件その1:

木曜日の晩、夕飯の支度をしている時、ちょっと考え事をしながら、ほうれん草を刻んでいたんです。そしたら包丁に何かほうれん草ではない硬いものが当たる感触がしたんですよね。ボケーっと「なんだろう?」と思いつつ、包丁に力を入れました。さらにゴリゴリと包丁を前後に引いた後に気がついたんです・・・・。

「あっ、コレ自分の指だ!!」

って・・・・。もちろん血がドバーっとでました。

これって、ヤバクないですか?


事件その2:

今週の休肝日メニューは、イクラ丼でした。前日にイクラの醤油漬けを仕込んでおいて、イクラ丼にしたのですが、食べてみると何故か妙にアルコールが強くて刺激的。

「日本酒入れ過ぎちゃったかな?これじゃ休肝日になってないよね!」と笑いながら食べたのですが、昨日 いつも料理用に使う日本酒が置いてあるところに、焼酎が置いてあることを発見しました。

私ったら、全然気付かずに日本酒の代わりに焼酎使って、醤油漬けのタレを作っていたんです。そりゃ、日本酒と同じ料入れたら、アルコール臭いですよね。

うーん、何で気付かなかったんだろう??

どうでしょう?このボケ具合は、ちょっとヤバイような気がします。



でも、ご心配なく!ワインは大丈夫ですよ!!!

本日からの店頭試飲アイテムはこちらです!! 

■ アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール・ア・リゴテ 09 白 ¥2,080(税込)

■ ルメール・フルニエ・レ・バール 03 白 甘口 ¥2,520(税込)


アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール・ア・リゴテ 09 は、例年に比べて酸味の口当たりがまろやかになって、さらに凝縮感、旨み共にドーンと倍増!!という感じです。やっぱり09はいいんですねー。

辛口な中にも、しっかりと海の旨みを持った味わいを感じる1本です。うみゃー!!  


そして本日のイチオシは、驚きの再入荷、ルメール・フルニエ!!インポーターさんも、もう無いと思っていらしたそうですが、実は現地にまだ残ってたんですって!!

レ・バールは酸味が活き活きと残っており、同時に味わいが一つに溶けあい複雑さも出て、今現在飲むのに最適な状態だと思います。 

以前入って来た時は、レ・バールがやや固くって、コント・マール(畑違いのキュヴェ)が開いてゴージャスな印象でした。
今回は、先日試飲させていただいたところ、コント・マールも良かったのですが、完璧に「食後酒」というステージに移行している感じでした。(酸味が目立たなくなって生キャラメルっぽい)私は、甘口も酸味がしっかり残っている方が好みなので、こちらを仕入れてみました。

今日飲んで、やっぱりとーーっても美味しかったです!!

どちらのワインも、本日の試飲では大好評でーーす。

皆さまのご来店お待ちしております!!!





1がいっぱい

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今日は 1 がいっぱいです。

2010/11/11

来年はもっとすごいことになりそうですね。



そういえば、ポッキーの日でしたっけ?

あのCMを聞くと、何より音楽に反応してしまうオバサンです。 若いモンは知らないと思うのですが、あの曲は、「ライディーン」という曲です。





YMO: Rydeen ライディーン

こんなのもありましたね。



YMO: Technopolis
 
そういえば、こんなのも同じ時代でしたっけ?



高中正義 Blue Lagoon

そしてこの後、Youtubeの旅は The Square: All About YouOmens of Love へと続くのであった・・・・。(オバサンでごめんなさい。)


全くYoutubeも、困ったものです。とまんないよー!!  



でも今日のバックミュージックはコレです。↑ ほど古くないですよー。



JET: Are You Gonna be My Girl?

この曲が流れると、ついついお店でノリノリに(←昭和のかほり)なっちゃうからいけないです。