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店頭試飲:ルネ・ミューレ・クレマン・ダルザス・キュヴェ・プレステージ 白泡 & ペッシュ・ロリエ・キュヴェ・シカリュム 赤 2008

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*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*


とりあえず、店頭試飲ワインの記事のタイトルを簡潔にすることにしました。
どうせ、ステキなコピーも思いつかないから、頭を悩ませるのもムダかな?なんて。


えー、引き続き 今日も幸せ気分です。(少し「booooo」なところもありましたが。)これからTVをご覧になる方もいらっしゃると思うので、ネタバレは控えておきまーーす。


この寒さで、桜の開花はちょっと遅くなってるのでしょうか?今週末に満開という雰囲気でもないような気がしますねぇ。
それとも、都内では既にキテル!のでしょうか。

ウチのお店は、東京中心部から電車で50分(← 特急でとかじゃないですよ~。各停でです。)のところにあるのですが、都内から比べると2,3℃寒いような気がします。
真冬に都内からウチへ帰ってくると、頬を刺す冷気に

「なんか、スキー場にきたみたーい」

という気分になります。その分、星はキレイに見えるし、いいんですけどね。
プチ・リゾート気分です。あはは。



今日は、カメラの電池が切れちゃって、お写真はなしです。ごめんなさい。
明日アップしますね!!

それでは、今週の試飲ワインはコチラです!!!


ルネ・ミューレ・クレマン・ダルザス・キュヴェ・プレステージ 白泡 
品種:ピノ・ブラン25%、ピノ・ オーセロワ25%、リースリング20%、ピノ・グリ10%、ピノ・ノワール20% 有機栽培

ルネ・ミューレのクレマン好きという方多いですよね。久しぶりに飲んだら、やはりとっても美味しかったので再入荷しました。

とても美味しいんですけど、この子の問題はこのボトルなんですよね・・・・・。出荷用のダンボールに収まらない、ダイナマイトボディの持ち主です。もっと普通のボトルでいいんだけどなぁ。

アルザスならではの個性豊かな品種を5種類ブレンドしたクレマン。平均樹齢も30年。

華やかで力強くて、キリっと辛口でミネラリー。うーん、言うことないかも!!


薄いレモンイエロー、元気の良い泡立ち。
レモン、グレープフルーツ、リンゴ、リンゴジャム、ミネラル、イーストなどの華やかな香り。
口に含むと、力強い辛口な果実味とミネラルの味わいが広がります。
泡は元気良く豊富。レモン、グレープフルーツ、リンゴの果実味。豊かな酸味が効いたドライでキレの良い果実味ですが、凝縮感を感じしっかりと味のある味わいに仕上がっています。
非常に豊かなミネラルが、引き締まった骨格を造り、ゴージャスな印象。イーストの旨みが奥行きを与えています。余韻はドライで、力強い。

丁寧な仕事が感じられる、シャンパーニュにも引けをとらない美味しさ!! 

良い仕事してます!!ゴージャスな気分になりたい時に、ピッタリのクレマンです!

マリアージュ:お刺身、ホタテや白身魚のカルパッチョ、エビのカクテル、天ぷら、豚じゃぶ

詳しくはコチラから!!





ペッシュ・ロリエ・キュヴェ・シカリュム 赤 2008 
産地:フランス/ラングドック
品種:シラー 100% 有機栽培

キュヴェ・シカリュムは、ナチュラルで美味しいワインをいつも日本に届けてくださる素敵なインポーターさん、ヴァンクゥールさんのには現地駐在員(?)村木さんが初めて造った赤ワイン。
村木さん、現地駐在員という顔の他にももう一つの顔をもっていらっしゃいます。「醸造家の卵」なんです。ヴァンクゥールさんのバイヤーなどのお仕事しながら、ラングドックのドメーヌで住み込みで働いていらっしゃいます。

いやー、美味しいです!! すごいなー! 初めての赤でこんなの造っちゃうなんて!!それも酸化防止剤も使わずに!! 
タンニンの荒々しさとかは少しありますが、それもキャラクターとして楽しめて、なんかワクワクするワインなんです!

平均樹齢50年の粘土質/石灰質の畑に植わるブドウを用い、セミ・マセラシオン・カルボニックで醸造。古樽(フレデリック・コサールから購入したもの)で10ヶ月熟成。醸造~ボトリングまで酸化防止剤は無添加。

どうも赤字覚悟のリリースのようです。

最後にワインの名前のシカリュムって、どういう意味だと思いますか?

Sikarum

ローマ字の村木を逆さまに綴って、最初にシラーのSをくっつけてネーミングしたそうです。一見ラテン語風味?

不透明な濃厚な紫色。
甘いカシスリキュール、ブルーベリー、ブラックチェリー、コーヒー、カカオ、獣、スミレ、スパイス、ヨーグルトなどの濃密な香り。
口に含むと、香り同様に濃密で妖艶な果実味が広がります。
良く熟したブルーベリー、カシス、ブラックチェリーの果実味。酸味は中程度ですが、その分豊かなミネラルが重量感ある果実味とのバランスをとっています。非常に力強いタンニンの骨格。ややタンニンに荒々しさも感じますが、これもこのワインの個性!と楽しめます。
カカオ、チョコレート、コーヒー、タバコなどの要素が奥行きを与えています。余韻もパワフル、でもナチュラルです。シラーらしい美しい後味が残ります。

素晴らしくにパワフルな果実味!!
非常にパワフルなんですが、余韻に爽やかさえも感じるようなミネラル感が素晴らしい。

村木さん凄いです!!Bravo!  
2008年という少し冷涼な気候も良かったのかもしれませんね。

初リリース(で最後かもしれない)ということで、大分価格を抑えてリリースされたようです。非常にお買い得な1本。力強いシラーがお好きな方は是非!


詳しくはコチラから!!







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So Happy!!!

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今日からの店頭試飲アイテムはこちらです!!

■ ルネ・ミューレ・クレマン・ダルザス・キュヴェ・プレステージ 白泡 ¥2,650(税込)

 ペッシュ・ローリエ・キュヴェ・シカリュム 赤 2008  ¥2,370(税込)

優勝祝に、ルネ・ミューレのクレマンの試飲です!!  先日久しぶりに飲んのですが、やぱり美味しいなぁ~~。ということで再登場してもらいました。力強く、なかなかゴージャスなスパークリングです!!

キュヴェ・シカリュムは、ナチュラルで美味しいワインをいつも日本に届けてくださる素敵なインポーターさん、ヴァンクゥールさんのには現地駐在員(?)村木さんという方がいらっしゃいます。
村木さん、現地駐在員という顔の他にももう一つの顔をもっていらっしゃいます。「醸造家の卵」なんです。ヴァンクゥールさんのバイヤーなどのお仕事しながら、ラングドックのドメーヌで住み込みで働いていらっしゃいます。

その村木さんの初めて造った赤ワインがこのシカリュム。いいですよー!!
もちろん、完璧では無いかも ではありますが、しっかり個性があって、南仏好きな私も心躍らされるワインです!!!






さて、昨日は

天気が悪くても、なんか幸せ。

3時間も寝てないけど、とっても元気。

そんな一日でした。それは何故かというと・・・・


高橋大輔選手がフィギュアスケート世界選手権で見事 『 優勝 』 したからです!!!!

オメデトウございますぅぅぅ!!!  

前十字靭帯断裂から、1年半で世界チャンプです!すごいですね~~。

ファンになって4年半近く、色々な彼の姿を見て参りましたがなんと素晴らしい選手、そして一人の男性に成長したことでしょう!!!

五輪に引き続き、またまた、お客様から「オメデトウございます」とか言われちゃったりして、ニヤニヤが止まらない私です!!  (お声を掛けてくださったお客様、メールをくださったお客様、ありがとうございました!!   )



さて、色々色々色々色々色々色々とお話ししたいことは尽きないのですが、きっと読んでくださっている皆様もご迷惑でしょうから

今日は、先日のオリンピックで話題になっていた 四回転論争 についてお話ししたいと思います。


<Caution!!>
多分、高橋選手のファンではない方が読むと、ちょっとムカツクかもしれません。そういう方は読まないで下さいね!!まぁ、今日は許してくださいませ。



えー、昨日の高橋選手の優勝を持ちまして

「 四回転論争は終了 」

いたしました。ふふふ。  



高橋選手は、海外の元選手のフィギュアスケート評論家やファンの間から

whole package

とか

total package

であると言われていました。

つまり、

ジャンプも良い、スケーティングも良い、ステップも良い、スピンも(まぁまぁ)良い、素晴らしい表現力もある、
全てにおいて秀でた能力を持つ選手の一人であると言われていたのです。

実際、バンクーバー五輪の時も、「Takahashiが4回転決めて優勝していればこんな論争にはならなかったのに・・・・」という声もチラホラ聞かれました。


四回転論争とは、

4回転か?完璧な演技か?

もしくは

4回転か?芸術性か?

みたいな話しであったのですが、高橋選手は、本日の優勝を持って

どっちもやればいいじゃん。できるじゃん。

というのをことを提示したのです。  

まぁ、未だ誰も試合で成功したことの無い高難度ジャンプの4回転フリップは残念ながら回転不足の判定だったので、完璧に「できる」ことを証明したとは言えないのですけれど・・・。

でも、プロトコルと呼ばれる演技の詳細評価を見ると、今回 彼はジャンプ以外の要素である3回のスピンと2回のステップ・シークエンスで

全てレベル4 ← 最高レベル認定

の評価を獲得しています。実は、これこそ所謂

史上初!!!

の快挙であるんですけどね!!  

さらに、スケーティングスキルや表現力などの点数であるPCSも今回の86.50点は史上最高点だと思います。

そんなこんなで、別にどっちか選ばなきゃいけないわけでなく、
・難しいジャンプに挑戦すること、
・他のエレメンツの難度を上げ、完成度を高める
ということが同時に可能であることを高橋選手は身を持って提示したわけです。



ただ、面白いのが、私が高橋選手のことが好きなのは、別に彼が Total Package であるからというわけではなかったりします。
だって、ファンになった4年半前はそんな感じの選手ではなかったですから。(片鱗はあったかもですが・・) その後、成長してTotal Packageな選手になったわけです。



皆さんも、完全無欠の優等生が必ずしも好きというわけでは無いですよね。

理由はよく分からないけど、惹かれる、惹かれてしまう。

そんな感じではないでしょうか?
時には、どこか不完全な部分が個性として私達の心に入り込んでくることもあったりしますよね。

何この人変わってる!でも悪い人じゃないし、なんか面白い・・・・とか思っていると、いつの間にか好きになっていたり。


ワインも同じだと思うんですよね。

もし完全無欠のワインがあれば、それは間違いなく素晴らしいワインでしょう。

でも、完全無欠でなくても、そのワインが訴えかける個性が、自分の感性に合っていれば ビンゴ です。 


そして、好きな選手の成長を楽しむように、そんな何か欠けてるかも、完璧とは言えないかも、でも何か心惹かれる!というワインに出会ったら、じっくりその生産者さんの成長を見守るのも、ワイン・ラヴァーとしてはかなり楽しいかもしれません。

ヴィンテージを重ねたある日、「あの生産者がこんな完全無欠なワインを造るなんて~~」と歓喜の涙に咽ぶ日が来るかもしれませんよ!! 


あっ、別に高橋選手が完全無欠と言ってるわけではありませんよ!!念のため!!



今日ご紹介の赤も、なんか非常に心惹かれる素敵なワインです。今後のことは、わからないみたいですけど、いつか嬉しい驚きの日が来ることを祈りつつ!!





 

イタリア旅行記 Day1-2: 事件発生!!

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なんか午後から、すっごいクシャミの発作に襲われ、鼻水がブーブー出ているんですけど・・・・・
(もう、200回くらい鼻をかんでいる・・・・)

ひょ、ひょっとしてとうとう 花粉症発症 !?

あぅぅぅ、いやだよー、いやだよー、いやだよー!!!(花粉症の方、すみません。)

でも、こんな雨の日に発症しないですよね。
 きっと気のせい、 きっと気のせい、 きっと気のせい・・・・。





さて、前回の旅行記はこんな風に終わったわけです。

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実はこのレオナルド・エキスプレスに乗車中に、私、日本に

ある重大な忘れ物

をしたことを気付きました。。。。  
マジにヤバイ忘れ物です。。。。   

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さて、私は何を忘れたのでしょう?



ローマ空港に着いたのが午後9時半頃。空港と市内のローマ・テルミネ駅を直行で結ぶレオナルド・エクスプレスという電車に乗り、「あー、疲れた~~。早くホテルで休みたいー!」などと思っていた時、ふと嫌な予感が私の胸をよぎったのです。

「あれ、私、スーツケースの鍵持ってきたっけ???」

一生懸命思い出してみますが、鍵を掛けた後、その鍵をしまった記憶が全くありません。リュックの中もかき回してみましたが、やっぱり無い・・・。

「げー、あたし鍵を日本に置いてきた!!!ど、どーしよー、スーツケースが開けられない!!!」

大ショックです。

でも、きっとこんなうっかり者の旅行者は私だけではないはず!きっとホテルの人が「良い鍵開け職人」を知ってたり、魔法のような「鍵開けグッズ」が用意されていたり、何か解決策を持ってるに違いない!!

と無意味にポジティブというか楽観的な希望を抱きつつホテルに向かいました。そしてホテルの受付の方達に

「あの、私スーツケースの鍵を置いてきてしまって・・・、in Japan に」

ここで、ホテルの皆さん思わず失笑・・・。

「何か、鍵を開けてくれるサービスとかお店とかありませんか??」

皆さん一様に顔を見合わせた後、男性の方が一言。

「鍵を壊すしかないと思います」


そ、そーですよねー。
ここで私の微かな希望はついえたのでした・・・。  


「えっと、では、何か鍵を壊す道具をお借りできないでしょうか?」

親切なホテルマンさんが、しばらく道具を探し廻ってくださり1本のドライバーを手に戻ってきました。
 
密かに ”バールのようなもの” が出てくるのを期待していたのですが、さすがに置いてないですよね。
お兄さんの手にするか細い頼りなげなドライバーを眺めつつ、「こんなドライバーで壊せるのかなぁ」とまた不安が溢れます。

フロントのお兄さんがボーイさんにそのドライバーを渡し、試してみろと言って下さったようです。

ガキッ、ガキッ、ガキッ

とホテルのフロントで音を鳴り響かせながら、スーツケースの鍵を壊すホテルのボーイさん。

なんかシュールです。。。


無理かと思っていたのですが、なんと見事に第一の鍵の破壊に成功!!!満足そうに仕事を終えるボーイさんに

「ノー、ノー!もう一個あります!!」

とお願いする私。「オー!?」とか言いながら(そりゃ一個壊しただけじゃダメでしょ!  )、親切にももう一個の鍵に取り掛かる彼。

固唾を飲みながら見守る私達の前で彼は見事にもう一個の鍵の破壊にも成功したのでした!!   思わず出た言葉は、

「Thank you so much for breaking the keys!!!
鍵を壊してくれて、サンキュー、ソーーーーーーーマッチ!!」

あははは。
For your great job!!とか言いながら、薄謝(つまりチップ)を彼に渡しました。

あーーー、良かった。

一時はどうなることかと思いましたが、これでお風呂にも入れるし、パジャマにも着替えられる!!


皆さん、スーツケースの鍵はとても大切です。絶対忘れないように注意しましょうねっ!!

ちなみに破壊後のスーツケースはこんな感じ。

1001 Italy day1-5


さて、飛行機の遅れ、スーツケース事件と重なり、部屋に着いたら既に夜の11時を回ってしまいました。「近くにこの時間でもやってる良いレストランはありますか?」とホテルのお兄さんに聞いてみましたが、タクシーで行かないと無いとのこと。それも もう面倒なので、近場のスナックスタンドみたいなところで、こんな夕食で済ませました。

1001 Italy day1-4

美食の国、イタリアでの初の食事がこんなんなって、うぅっ ちょっと悲しい・・・・。



私のイタリア訪問はこれで3回目。最初は遥か遥か昔に卒業旅行でローマに、その後、2005年にトスカーナを旅行しました。

遥か昔に訪れたローマでの朝食は、コーヒーと(硬い)パンだけの超コンチネンタルブレックファストで、2005年の時はアグリツーリズモに泊まったりしたためか、朝がついてない宿ばかりだったんですよね。
というか、海外旅行の時、有/無が選べるのであれば朝食無しのパッケージを選ぶようにしています。理由は朝からちゃんと食べていると、夕食が食べれなくなってしまうから。だいたい旅行中は、朝も昼も抑えて、夜だけしっかり食べるという風にしています。そうしないと、日本人の胃では海外旅行をサーバイブできません。
あと、結構ホテルの朝食って高いんですよね。10ユーロ位したりして!!カフェでコーヒーで済ませば、1ユーロで済ませられるのに!

しかし、今回はホテルブッキングサイトで予約したのですが、朝食無しのパッケージが殆どなく、どのホテルも朝食付きでした。久しぶりにホテルで朝食をいただきました。

いやー、今やヨーロッパのホテルの朝食もアメリカンになってるんですねー。ちょっと驚きました。  (←いつの時代の人?って感じかもしれませんが。結構行ってるんですけどね。)

ローマのホテルの朝食はこんな感じでした。

1001 Italy day1-6

カプチーノもちゃんと淹れてくれます。お替わりもお願いすれば、OK。

1001 Italy day1-8

1001 Italy day1-7

UNA HOTEL ROMA

スーツケースの鍵を壊してくれる親切なボーイさんもいるし(そして、その壊れたスーツケースを「ごめんなさい。捨て置いてください!!」と書き置きを残し、部屋に放置してきた私・・・・・  )、清潔で快適なホテルでした。 テルミニ駅にも近くて便利です!!


朝食の後は、ローマ観光に行ってきます!!  







サクラの季節の「あのワイン」が到着しました!!シュヴロ・ロゼ・サクラ09 と アリゴテ・キャトル・テロワール07

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昨日はすごい暴風でしたね。ちょっと怖かったです。


さて、今日は音楽の話でも。(← ネタ切れとも言う。 ) 


先週から、Museにはまっています。しばらく聞いていなかったのですが、久々に聞くといいですねー。

Muse Absolution

Muse ABSOLUTION

巷では「ムダにゴージャス」とか言われてたりするみたいですけど・・・・。

妙にリキの入った歌い上げるボーカル、頭を振りながらこういうのを聞いているとストレス発散できます。 お客さんが誰も居ないお店で頭を振りまくっている私を見ても(お店はガラス張り・・・)、決して引かないでくださいね。 いや、ドン引きですよね・・・・。

このアルバムはMuseの傑作。有名な曲もありますが、私が特にはまるのが、この曲。

Thoughts of a Dying Atheist  (Youtubeへのリンクです)

途中の♪イェイェー、イェイェー、アァアァー、オォーオォーオー♪というところがお気に入りです。元気でます!! 
しかしこのテンションで、一コンサート歌い続けるってすごいですね。(ハードロックやメタルとかでは普通なのかな。でもハードロック聞かないから、よくわかりません。) コンサート行ってみたいです。



さて、いよいよここ関東でも桜の開花  はもうすぐな気配な今日この頃!!!
グルナッシュに、今年もこのワインが到着しました~~!!!


週末試飲100321_1

今週はドメーヌ・シュヴロのワイン、2本立て!!
あまりこういう紹介の仕方をするのはどうかなと思うのですが、ドメーヌ・シュヴロの奥様は日本人ということで有名。でもそれ以上に、日本でもその品質の高さが認められ、評価の上がっている上がっている生産者だと思います!!

ブルゴーニュ・ロゼ・サクラ09とアリゴテ07。
サクラはヴィンテージの良さを感じる素晴らしい出来栄え。 
アリゴテは、新しいヴィンテージかと思ったら、去年入ったのと同じ07でした。でも、すっごく飲み頃になってて、複雑味も出てきててめちゃ旨いです!!! 


シュヴロ・ブルゴーニュ・アリゴテ・キャトル・テロワール07 白 (左)
産地:フランス/ブルゴーニュ 
品種:アリゴテ 100% 有機栽培

とっても海!とってもミネラル!

薄いレモンイエロー。
香ばしいミネラル、潮の香り、ヨード、レモン、リンゴなどのアリゴテとしては良く熟した華やかな香り。
口に含むと凝縮感溢れる豊かなミネラルの味わいが広がります。
レモン、グレープフルーツなどのフレッシュな果実味。アリゴテの特徴である酸味は豊かですが、口当たりはまろやか。そしてなんといっても豊かなミネラルに圧倒されます!凝縮感も高く、非常にしっかりとしたミネラルの骨格を持っています。
アリゴテらしくとてもドライな果実味ですが、同時にしっかり凝縮して、完熟していることが感じられる味わいが見事!!貝汁や昆布出汁のような、凝縮した海の味わいが、なんといってもこのワインの魅力と言えます。複雑味も出てきて、飲み頃です。余韻はピュアでドライ、長くミネラルの味わいが残ります。

グラスに注いだ途端、香ばしいミネラルの香りにウットリ。

ミネラルの骨格に、豊かで円やかな酸味、海のエキス。これぞ美味しいアリゴテ!!!

マリアージュ: 鯛の塩焼き、お刺身、蛤のお吸い物、焼き蛤、アサリの酒蒸、 イカのフリット、ふきのとうの天ぷら、生牡蠣

詳しくはコチラから!!



シュヴロ・ブルゴーニュ・ロゼ・サクラ 08 ロゼ (右)
産地:フランス/ブルゴーニュ
品種:ピノ・ノワール 100% 有機栽培

  

美しいサクラ色。
フレッシュイチゴ、イチゴキャンディ、レッドチェリー、赤い花、スパイスなどのチャーミングでフレッシュな香り。
口に含むと、活き活きとしたチャーミングな中に骨格を感じる果実味が広がります。
イチゴ、イチゴキャンディ、レッドチェリー、プチトマトなどの爽やかな果実味。酸味はフレッシュで豊かで、凝縮感も高い。タンニンも感じます。素晴らしいバランスを持った味わいです。
全てのものがキッチリとタップリ、しかもバランス良く含まれている感じ。スパイシーなアクセントも効いています。余韻はピュアで比較的長い。

奥行きを感じさせてくれる飛び切り上質なロゼ!!

「うーん、良く出来ているなぁ」と思わず呟いてしまいますね!!この辺りが2009年の凄さなんでしょうか!?ブドウ自身の自然なバランスが素晴らしいという感じなのかな。(←適当言ってますが・・・)

突出した若さは感じませんので、今飲んでもすっごく美味しいです!! 

マリアージュ: シェーブルチーズのサラダ、グリーンサラダ、アスパラのグリル、 フルーツトマトの冷製パスタ、カプレーゼ、とりわさ


詳しくはコチラから!!







グルナッシュ・シンポジウム

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SOPEXAさんからのメルマガに、こんな記述を発見。


6月に初のグルナッシュ・シンポジウム
Un symposium sur le Grenache
----------------------------------------
グルナッシュだけをテーマとした初めてのシンポジウムが、6月5日(土)と6日(日)、ローヌのドメー・ド・ラ・ヴリエールで行なわれる。シンポジウムを主催するのは、スティーヴン・スパリエ氏とミシェル・ベタンヌ氏。世界で最も幅広く栽培されているグルナッシュを取り上げ、グルナッシュベースのワインの今後の姿や、さらなる品質向上を話し合うフォーラムとすることが狙い。 (以下略 SOPEXAより)
http://www.grenachesymposium.com/


ちなみに、スティーヴン・スパリエ氏はイギリス人ワイン評論家、あのパリテイスティングを企画した人。ミシェル・ベタンヌ氏はフランス人ワイン評論家、La Revue du vin de Franceを主宰していた方ですね。


ひょー、グルナッシュ・シンポジウムですって!!
ス・テ・キ!!  


行かないですけどね・・・


上記のHPのWhy Grenache?というところを  暇だから  英語の勉強の為に訳してみました。やっつけ仕事のテキトー訳なので、間違っていたらごめんなさい。文章もヘタクソでごめんなさい。見直してもいなくてごめんなさい。


Why Grenache?

inbrief:

グルナッシュ:今その時を迎えたブドウ
・・・グルナッシュは世界で最も広く植えられているブドウ品種である
・・・フランス、スペイン、イタリア、オーストラリア、アメリか、南アフリカで既にその地位を築いている
・・・強健で頑丈なブドウの樹は、偉大なキャラクターを持ったブドウを実らせる
・・・グルナッシュは、厳しい気候変動に対し高い耐性を持つ
・・・グルナッシュのワインは、着実により大きな賞賛を獲得し続けている

indetail:  (ジャンシス・ロビンソン女史の寄稿です)

今こそ、グルナッシュが国際的な注目を浴び、それを享受すべき時である。かのシャトーヌフ・デュ・パプを擁し、歴史的なグルナッシュの産地である南ローヌは、現在 ワインの世界において最も輝ける星のひとつである。毎年毎年、確実に満足感のある、複雑な、熟成能力のある適当なお値段のワインがリリースされている。また西に位置するルーションは、広大なグルナッシュ・ノワール、ブラン、グリの畑から生産されるワインは年々品質が向上し続けている。赤や白のテーブルワインや、真のキャラクターを感じる力強い様々なワインが造られている。

しかし、もちろん、この品種の起源はほぼ確実にスペイン、もしくはアラゴンであるといえる。ガルナッチャという名で呼ばれているスペインでは、ほぼ間違いなく、フランスに比べてより多様な味わいとスタイルのワインが造られていると言えるだろう。私がスペインのワイン産地を訪れるようになって以来、いつも何故ガルナッチャよりテンプラニーリョに多くの敬意が払われるのか疑問に思ってきた。私は、これは単純にガルナッチャが非常に広範囲に栽培されているため、雑草と勘違いされているのかも、そして一方テンプラニーニョはよりエキゾチックであるように見え、それ故に高貴であると思われているのではないかと疑っている。スペインの最高のワイン産地であるリオハにおいて、ガルナッチャの栽培比率が10%以下であるということは非常に残念に思えてならない。

私の考えでは、世界で最高のお値打ちなワインの幾つかは、Calatayud や Campo de Borjaのようなスペインの無名な産地に植わるグルナッシュの古樹から造られているといえる。収穫量を抑え良く栽培されたグルナッシュ/ガルナッチャのようなワインは、素晴らしく心惹かれるジューシーでスパイシーな果実味を持ち、非常に若い時でさえ魅力的なワインになり得るのである。

これは、ガルナッチャから長期熟成のワインを造るのが不可能であると言っているのはない。桁外れに凝縮したプリオラートのワインは、丁度 南フランスの最高のワインがボトルの中で何十年も熟成を続けるのと同じ様に、この反対を雄弁に証明してくれる。

もちろん、全てのグルナッシュ/ガルナッチャが素晴らしいというわけではない。カリフォルニアのセントラル・ヴァレーにもグルナッシュが植えられているが、中甘口の甘いロゼのようなエキサイティングとは言い難い平凡以上のものを造るのは不可能なようである。しかし同州のローヌ・レンジャーと呼ばれる人達の幾人かは、この品種がゴールデン・ステート(カリフォルニア州)でも真に上質なワインとなることが可能なことを実践して見せている。オーストラリアも同様である。ただし、特に古樹から造られていることが多いと言っておきたい。

黒い皮のグルナッシュ/ガルナッチャは、シラー/シラーズやムールヴェードル/モナストレルなどの異なる補完的な品質を持った品種と積極的にくっつきたがるとても愛想の良いブレンド品種である。この賞賛に値するキャラクターは、明るい色をしたグルナッシュ・ブランにより顕著であると言えるだろう。グルナッシュ・ブランは、ヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ、ブールブーラン、ピクプル、クレレットなどと非常に良く合体する。

そして忘れてならないのは、近接種であるLladoner Pelutや、昔はアラゴン、今はイタリアに属する島サルデーニャで知られるカンノナウの特筆すべき品質である。ブドウ品種の分布から社会の歴史を辿ることはなんと楽しいことだろう。

以前からの約束のため、残念ながら私は今年のグルナッシュ・シンポジウムに出席することができない。そのため、私は遠く離れた場所からのサポートを提供するのみだが、このシンポジウムの成果とグルナッシュの未来に関する計画には興味を持ちつつ楽しみに待っている。シンポジウムで参加者は非常に多くのことを学ぶであろうことは間違いない。ただただ残念なのは、私が参加できないことである。

Jancis Robinson


ジャンシスさんはスペインのガルナッチャ好きですよね。どこかでそんな記事を読んだ覚えがあります。



で、グルナッシュは、きてますか??きてるのかな??きてるといいな!!
  






樹齢130年のブドウからあのコサールが造り上げたワイン!! と ガングランジェ最終章!? 真打 ピノ・グリ

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さて、今週は、な、なんと南仏の『樹齢130年』のブドウから造られたワインが試飲に登場!!! 


弊店にご来店いただいたお客様の中には、私がワインを試飲していただきながら、

「このワインは樹齢○○年のブドウから造られたんですよ!」

とか、鼻息荒く説明しているのを聞いた憶えがある方もいらっしゃるかと思います。


そう、基本的に樹齢の古いブドウからは複雑な味わいを持った美味しいワインができるのです。


古い樹から造られたワインが何故複雑で美味しくなるのか??私が考えるに

(1)根が地中深くまで伸びていて、複数の地層を通り多様ななミネラルなどの水分を吸い上げてくるから

(2)若い樹に比べ、結実するブドウの房数が少なくなるので、自然とエキス分の濃い上質なブドウが収穫できるから。

(3)地表近くの水分を吸うというよりは、地中の地下水を主に吸い上げているので、乾燥など天候に左右されず安定して良いブドウがなるから


実際 2003年雨がほとんど降らなかった超猛暑の夏にローヌのブドウ畑を訪れて、若い樹と古い樹の実力の差を見せつけられました。

若い樹の葉は黄色く枯れかかっている区画もあるのに対し、古樹は乾燥なんてなんのその、活き活きと緑の葉を茂らせているではありませんか!!

自分の深く伸びた根で地下水から水を吸っているので、表土が乾燥してても関係ないのです。


では、なんで皆古い樹からワインを造らないのか?


それは、生産性の問題です。前述の通り、古樹はなるブドウの房数が少なくなります。生産性を追い求める生産者さんは、古樹を引き抜き、沢山のブドウのなる若い樹に植え替えてしまうのです。

今では少量生産品質志向の生産者さんが増えて、古樹も大切にされてきてはいますが、少し前までは、ワインの世界も大量生産を追い求める時代でした。その大量生産の時代に、多くの貴重な古樹は引き抜かれ若い樹にどんどん植え替えられていったのです。

これは、人気の生産地で顕著に行なわれました。だって、沢山造れば全部売れるんですから!!

一方、当時あまり人気の産地とは言い難かったローヌや南仏の一部の産地などでは、そのお陰で大量生産の嵐に飲み込まれなかった古樹が結構沢山残っているんです。

もう一つ、これらの地方で古樹が生き残った理由があります。
それは、気候の恵み。乾燥とミストラル。基本的に非常に乾燥している南仏では、あまりブドウの樹が病気になりません。(湿気はカビの繁殖を促し、病気の素となります。)
さらに、ローヌではミストラルという強風が定期的に吹くので、たまに雨が降ってもすぐに乾いてしまいますし、雨だけでなく害虫も吹き飛ばしてしまうんですよね。

実際に、

「病気にもなんねーから、じーちゃんの代から薬も撒いた事もねー」

って生産者さんがおっしゃっていました。

まぁ、私のローヌ及び南仏好き  は皆さんよーくご存知だと思いますが  、何故ローヌの美味しいんだろう?と考えた時、一つの答えはこのブドウの樹齢の古さと畑のヘルシーさ(薬品ひさらされていない)なんではないかなぁと思う次第です。


あっ、話しがローヌ/南仏自慢になってきてしまいました!!

でも、ローヌ/南仏も良い事ばかりではありません。  今後 温暖化が進むにつれ、暑さと乾燥との戦いという試練がその未来に待ち受けているような気もします。。。。もう天気が良ければ、グッドヴィンテージという時代ではなくなってきているのです。



さて、話しを戻して、ちなみに、皆さん樹齢100年のブドウってどんな感じだと思いますか?大きいと思いますか?

実はヨボヨボで小さいんですよ。  残された力を振り絞って、二、三房のブドウをつけるんですって!!貴重ですね~~!!
(注:今回のワインの造られた畑は知らないので、前に見たことある畑での話しですが)


まぁ、こんな感じで樹齢5,60年の古樹なんてザラ!という南仏ですが(あくまで私の印象です)、130年っていうのはマジリアルにスゴイです。    そんな長寿を全うしている貴重な貴重なブドウから造られたワインのご紹介!!です。 




なんか前置きが非常に長くなりましたが、今週の試飲ワインはこちらです!!



週末試飲100314_1


前置きが長くなったので、本日は試飲コメントだけにしておきます
詳しい情報は、リンクをクリックしてご覧くださいませ。

ガングランジェ・アルザス・ピノ・グリ 07 白 (左)
産地:フランス/アルザス
品種:ピノ・グリ ビオディナミ

しっかりした黄色。
リンゴの甘露煮、花梨、レモン、飴、白い花、ミネラル、微かに蜂蜜、ハーブ、スパイスなどの複雑な香り。
口に含むと、ほんのり甘さを感じる濃厚な果実味が広がります。
リンゴ、熟したレモン、花の蜜などのボリューム感ある果実味。口当たりの良い酸味は豊かでフレッシュ。よく熟した果実味にクールさを与える豊富なミネラルが印象的です。
スパイシーな味わいもあり、海草やお茶ようなの旨みなどを感じるピノ・グリならではの奥行きのある複雑な味わいが楽しめます。ほんのり苦味。余韻は比較的長く、クールなミネラルが残ります。

ピノ・グリ好きです!
リッチで同時にナチュラル、さらに飲み頃!!飲み易い、ちょっと親しみ易い横顔もあったりして。
「アルザスワインって、やっぱ美味しいなぁ~~、幸せ!」ってなっちゃうワインですよ!  

マリアージュ: シュークルート、チキンのワイン煮込み、チーズ、チーズフォンデュ、鮭のチャンチャン焼き

詳しくはコチラから!




フレデリック・コサール・ブドウ・デュ・スッド 08 赤 (右)
産地:フランス/ローヌ
品種:グルナッシュ100%  有機栽培

まずラングドックの樹齢 130 年のヴィーニュ・フランセーズ(接木なし)のグルナッシュを手摘みした後、すぐに冷蔵車でブルゴーニュのドメーヌに運び、フレッドのドメーヌワインと同様の方法で仕込みました。マセラシオンが終わった後、マロラクティック醗酵を終わらせるためにワインを一度ポマールとボーヌの澱が残った古樽に通し、そして 500 リットルの樽で14 ヶ月熟成させたという、彼自身のプライドをかけたワイン!

美しい紫色。
ラズベリー、プラム、チェリー、ヴァニラ、スパイス、ハーブなどの若々しく豊かな香り。
口に含むと、若々しく力強い果実味が広がります。
チェリー、ラズベリー、プラムなどのスパイシーでエキゾチックな果実味に、フレッシュな酸味。タンニンも豊かでなかなかパワフル。でも、むやみにマッチョなのとは違う、品の良い力強さ。
凝縮感もあり、クールなミネラルも豊かに感じられ、しっかりと骨格を造っています。樽由来のスパイシーさも程よくアクセント。余韻はピュアでスッキリ。

なんか思い込みのせいかもしれませんが、余韻にブルゴーニュのワインっぽい感じがあるように感じます。   酸味の残り方っていうか、スッキリ具合が。面白いですね!!!

素晴らしいワインだと思います!!
でも、やはり若いです。もちろん、今でも美しい果実味を楽しみつつ十分に美味しくいただける味わいですが、本領はまだまだ隠されている感じ。それぞれの要素もバラついていて、果実味以外の多様な味わいもこれから発展してくるのだと思います。

セラーをお持ちの方は、是非是非少し寝かせてみてください。
そうでない方は、将来の姿に思いを馳せつつ、飲んじゃってください!!それでも美味しいですから!

マリアージュ: チキンや豚のハーブ焼き、ローストチキン、カスレ、シェーブルチーズ


詳しくはコチラから!



熟女の魅力、なんつってー

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今日からの店頭試飲アイテムはこちらです!!

■ ガングランジェ・アルザス・ピノ・グリ 07 白 ¥2,650(税込)

 フレデリック・コサール・ブドウ・デュ・スッド 08 赤  ¥2,800(税込)



「また、ガングランジェですか~~」そんな声が聞こえて来そうです・・・・。

生産者さんから、新ヴィンテージが日本に入港する時は大抵 色々なワインが一緒に入ってきます。ガングランジェであれば、リースリング、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネールなどなど。

で、試飲したら全部美味しかったんですよ~!!なので、選びきれず全部仕入れちゃったんで。。。。でも、今回のピノ・グリはオオトリに相応しい素晴らしい飲み応えタップリのワインです。


そしてもう1本は、なんと  『樹齢130年』 というグルナッシュ古樹を、あの『フレデリック・コサール』が造り上げた怪物ワインの登場です!!!!!

樹齢130年って本当にスゴイです。酸いも甘いも知り尽くした大人の女性の魅力って感じでしょうか?

まるで私みたいーーー!!なんつって。  


明日もお天気良さそうです。  是非お散歩がてら、ご来店くださいまし~~。






 

イタリア旅行記 Day1-1: イタリアに至りあ

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さて、いよいよ重い重い腰を上げてイタリア旅行記を書き始めようと思います。


2010年1月2日~1月12日まで、イタリアに行ってまいりました。

出発まではバッタバタ。31日は夕方お店を閉めたあと、年賀状を書きながら、旅行用の必要書類をプリント合アウト。そんなことをしている間に、新年を迎えてしまいました。
翌日の元旦は荷物のパッキングに追われ、新年らしい雰囲気ゼロのお正月でした。

そもそも、昨年夏くらいから計画はしていたものの(マイレージでチケット取ったので)、旦那様が仕事ではまってしまい、直前まで行けるかわからないという状態だったので、実質本格的に準備に入ったのが12月中旬くらいだったかなぁ。
旅行計画がダイスキな私は、美味しいレストランを探したり、オススメのお宿を探したりしながら、いつもじっくり時間をかけて計画を立てるのですが(旅行社顔負けの行程表も作ります。  )、今回はかなりやっつけ仕事に終わってしまいました。クスン。あの旅行前のリサーチがとっても楽しいのに、悔しいっ!!

そして急なお願いにも関わらず、生産者さんの調整を快く引き受けてくださったV社のO社長さま、本当に本当にありがとうございました!!!




今回の旅行は、ローマ観光+生産者巡りという構成。

日本-イタリア間のチケットは成田-ミラノの往復で購入し、一旦ミラノからローマへ国内線で移動し、ローマ観光後 レンタカーを借りて生産者を巡りながら北上するというもの。最後にバローロに行った後、ミラノ・マルペンサ空港へ向かうという予定を立てました。

初日はミラノへ飛んで、ローマへ移動しホテル泊で終了です。(ただの移動日とも言う・・・ 

飛行機は無事成田を出発し、ミラノ・マルペンサ空港へ到着。
途中 機内で映画「HACHI」を観てまたもや号泣いたしました。  とにかく動物モノに弱い私・・・・。一昨年フランスへ行った時も、 「犬と私の10の約束」を観て大号泣したっけ。でもHACHIは、ラッセ・ハルストレム監督+リチャード・ギアという大好きな二人の作品ということもあって観たかったんですよね。名作とは言い難いですが、さすがラッセ・ハルストレム監督だけあって、そんなに押し付けがましくなくって良かったです。

それから今回もJALで行ったのですが、この頃は丁度JALの今後が取り沙汰されていた時で、実際 機内食がかなり寂しげな状態で、窮状がヒシヒシと伝わってくるようでした。
エコノミーのワインは仏産ではなく、スペイン産のものになってましたし、前より小瓶になったような。(ワインではなくプレミアムモルツを頼むことをオススメします。エビスが好きな方は、エビスもあります。 )また最初に出てきたランチの量の少ないこと・・・。外人のCAのお兄ちゃんが日本語で「お食事はいかがでしたか?ニコッニコッ」と聞いてきたので、「量が少なかったでーす!!」と元気に答えてあげました。 そしたら、「後でおやつも出ますから・・・」とビビッていらっしゃいました。

さて、マルペンサ空港で国内線に乗り換えです。チェックイン後、「国内線だしぃ」と高をくくってゆるゆる時間を潰して、搭乗口へ向かうと、セキュリティチェックにすっごい長蛇の列!! 

1001 Italy day1-1

「やばい、乗り遅れる!!」と焦りましたが、結局飛行機も一時間以上遅れたので全然大丈夫でした。ホッ。ミラノ乗換えをご予定の方がいらっしゃったら、お気をつけくださいませ。

セキュリティチェックはそこそこ厳しく、時計やベルトを外さないといけません。今回の旅は生産者さんのところで畑の見学をさせていただくこともありますので、マウンテンブーツ(平たく言えば登山靴です  )のような靴で臨みました。この国内線乗り換え時と、日本へ帰る時と2回、これが見事に引っかかりました。確かに金具が沢山ついてますから。一旦紐をほどいて靴を脱ぎ、裸足(靴下は履いてますけど)になってゲートを抜け、また靴を履く。マウンテンブーツだけに、これが面倒くさかったです。 成田は大丈夫だったんですけどね。

ローマの空港から市内へは、このレオナルド・エクスプレスなる直行電車で30分くらいだったかな。

1001 Italy day1-2

イタリアでも禁煙法が施行され、レストランなど公共の場での喫煙は全面禁止です。でも、それは屋内に限った話しなんですよね。フランスと同じく、屋外であればどこでも喫煙所、さらにどこでも灰皿なんです。

1001 Italy day1-3

この写真は、ローマ・テルミネ駅に着いた列車の下のところ。写真だとわかりづらいですが、驚くほどの吸殻で埋め尽くされていました。ある外人さんが、日本の駅は無駄にキレイ過ぎるとボヤいていたのが思い出されます。

実はこのレオナルド・エキスプレスに乗車中に、私、日本に

ある重大な忘れ物

をしたことを気付きました。。。。  
マジにヤバイ忘れ物です。。。。   



どうする ワ・タ・シ!!!!   



続きは次回に~~。


PS.
ただの移動日ネタでこんなに長く書く私って・・・・。







ヤニック・ペルティエ・ロワズレ07は男性的に!マルティネル・ヴァントゥー08はクールエレガンス!!

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*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*


また寒い・・・・。
暖かくなったり寒くなったり、忙しいお天気です。



皆さん、ご存知の通りワインにも天候が大きく影響します。
そんな意味でも、今日ご紹介のワインを飲み比べると面白いですねー。

通常のマルティネルのヴァントゥーは、標準的なヴァントゥーを超えた力強さが魅力のワイン。
一方、ヤニック・ペルティエのロワズレは「小鳥」ちゃんという名の通り活き活きとした爽やかな果実味が魅力なのかなと思うのです。

(マルティネルは初リリースから数ヴィンテージ飲んでいますが、ロワズレは昨ヴィンテージが初めて経験なので、あまり自信は無いです。でも小鳥ちゃんですから!)

で、今回は比較的涼しい夏の気候から生まれたマルティネル2008と、暑く乾燥したパワフルな気候から生まれたロワズレ2007。

マルティネルが魅惑の果実味の中にミネラルが際立つクールビューティな味わいなのに対し、ロワズレは思わず「この小鳥、肉食べてるでしょーー」とツッコミたくなる、猛禽系小鳥ちゃんとなりました。  


それぞれのヴィンテージの表現が面白いです。「ふんふん、こうなるんだねーーー!」って感じです。そして、どっちも美味しいんですよーーー!!さすがだ!! 


ということで、今週の試飲はコチラです!!!

どちらも、南仏好きな私が大きな期待を寄せる生産者さん達です!!
あと、マルティネルのコリーナはマルセル・リショーで、ヤニック・ペルティエはレオン・バラルで修行をしています。その辺も、比較的には面白いですね。

週末試飲100307_1


マルティネル・コート・デュ・ヴァントゥー 08 赤  (左)
産地:フランス/ローヌ
品種:グルナッシュ75% シラー20% サンソー5%  有機栽培

ドイツ人女性コリーナがワインの情熱に駆られ、一人で立ち上げたドメーヌがこのマルティネル。

彼女にこのヴァントゥーの畑を案内してもらったことがあります。日当たりの良い斜面に広がる美しい畑でした。

コート・デュ・ヴァントゥーというAOCはかなり広いのですが、彼女のヴァントゥーの畑はジゴンダスを象徴する石灰岩の鋸山 ダンテル・ド・モンミライユの山塊の中、ジゴンダスとは反対側のボーム・ド・ヴニーズ側にあります。実は近年、このボーム・ド・ヴニーズはヴィラージュから単独AOCに昇格しました。コリーナの畑は、このボーム・ド・ヴニーズとヴァントゥーのまさに境界にあるのです。

彼女もこの畑を買うとき悩んだそうです。AOC的にはやはりボーム・ド・ヴニーズの方が、ヴァントゥーよりかなり格上。「ずい分悩んだけど、やっぱりこの畑の素晴らしさには替えられないと思ったの」
とおしゃってました。

確かに、普通のヴァントゥーのイメージを超える力強さ、豊かなミネラルは、コリーナが魅せられたこの畑の力なのだと感じます。 

9月29日から10月14日にかけて少し遅い時期に手摘みで収穫。コンクリートタンクで自然酵母で醗酵。酸化防止剤の使用は必要最低限に抑えています。無清澄、無ろ過でボトリング。

透明感のある赤紫。
ラズベリー、チェリー、イチゴ、ハーブ、ミネラル、コショウ、赤い花、微かにコーヒー、リコリスなどの甘く豊かな香り。
口に含むと豊かなミネラルによるクールなニュアンスを持った果実味豊かな味わい。
ブラックチェリー、レッドチェリー、ラズベリー、イチゴなどの豊かでエレガントな果実味。タンニンは量は中程度ですが、若々しく力強い。酸味はフレッシュで十分。全てバランスよく含まれています。
そして、なんと言っても、クールで豊かなミネラルが醸し出すヒンヤリとした質感が魅力。スパイス、コーヒーなどがアクセント。苦味もあります。余韻は中程度でピュア。

絵に描いたような「美しきローヌワイン」ですねー!! 
南仏とひとくくりにしがちですが、ローヌワインの真骨頂はこのミネラル感だと思うんですよねー。

2007はちょっと重いかな(時間を経れば良いのでしょうけど)と思うところもあったマルティネル。2008は冷涼な気候が幸いして、非常にエレガントに仕上がりました!!既にまとまりがあり、今飲んで美味しい!!

マリアージュ: 豚のローズマリー風味、チキンのトマト煮込み、羊のクスクス、ローストチキン、 豚の生姜焼き

詳しくはコチラから!!



ヤニック・ペルティエ・サン・シニアン・ロワズレ 07 赤  (右)
産地:フランス/ルーション
品種:グルナッシュ45% サンソー40% カリニャン15% 有機栽培


マコン出身のヤニック・ペルティエ氏。
リヨンのワインショップの店員を務めながらプイィ・フュッセにて数年にわたり栽培の勉強を積みました。その後は自分自身のワインを造ることを目指してコート・ロティ/コンドリューのイヴ・キュイロンで醸造を学び、最後は2002年から2年間 南仏を代表する自然派の偉大な生産者であるレオン・バラルで働きました。

ここで学んだことが彼に最も大きな影響を及ぼしたらしく、栽培から醸造に至るまでの全てが自分の仕事に活かされていると語っているそうです。


実は前回入荷の時に、インポーターさんに彼の写真をくださいってお願いしたら、「今ないんです。今度撮って来ます。」とのお答え。
で、最近そのインポーターさんのHPに彼の写真がUPされましたのですが、結構なイケメンなんで、びっくりーー! ジュード・ロウの若い頃って言ったら言い過ぎかもしれませんが、繊細な美青年風味。キャー。(ミーハーでゴメンナサイ・・・ 

サンソーのみ2週間のマセラシオン、その他は3~4週間にわたりマセラシオンを行います。自然な発酵、熟成はコンクリートタンクで12~18ヶ月。


やや濁った紫色。
カシス、ブラックチェリー、プラム、カカオ、獣、スパイス、リコリスなどの甘い香り。
口に含むと旨みを感じる力強い果実味が広がります。
カシス、プラム、プルーンなどの良く熟したとてもナチュラルな果実味。やや収斂性を感じる力強いタンニン。酸味はフレッシュで中程度。ミネラルもしっかり感じます。漢方系のスパイス、ヨード、カカオ、苦味。余韻は力強くナチュラル。

前のヴィンテージのロワズレとは随分違った印象にちょっとビックリ。さすが2007年、男性的で力強い!!でも決して、「暑過ぎる」味わいではありません。

ワイン単体でいただくとまだまとまってないところもありますが、お食事と一緒にいただけば、問題無し。北アフリカ系のスパイシーな料理はいかがでしょう?そして、やはりレオン・バラルに通じるスタイルを感じるような気がます。

小鳥というよりは、中型猛禽類って感じかな!ワイルドです。いや、美味しいんですよ!! 


マリアージュ: ラムの香草焼き、羊のクスクス、ケバブ、カスレ、スペアリブ、イベリコの生ハム

詳しくはコチラから!!






mimosa

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今日からの店頭試飲アイテムはこちらです!!

■ ヤニック・ペルティエ・サン・シニアン・ロワズレ 07 赤 ¥2,290(税込)

 マルティネル・コート・デュ・ヴァントゥー 08 赤  ¥2,460(税込)

やっぱり南仏の赤は美味しいな~~  

ヤニック・ペルティエ・ロワズレとマルティネル・ヴァントゥーだと、マルティネルの方が大体力強いイメージがありますが、そこに07と08というヴィンテージの個性が加わると印象が逆転。

ロワズレは旨みたっぷりの野生児  となり、マルティネルはクールなミネラルを湛えたピュアな味わい、これぞ美しいローヌといった趣です。

どちらも甲乙つけがたい美味しさです!!!




さて、来る3/8(月)は『ミモザの日』。

イタリアやフランスでは、女性にミモザの花を贈ります。街中にミモザの花売りが出現するとか。

世のお花屋さん達は、ミモザの日を日本にも普及させようと一生懸命なようです。

http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/myalbum0/photo.php?lid=1184&cid=1

うーん、ミモザ好きとしては踊らさせるべきか悩みます。



不思議に『ミモザ』は子供の頃からなんとなく心惹かれる植物でした。

小学校の家庭科で最初に習ったお料理がミモザサラダ。いや、ゆで卵をみじん切りにしてサラダに
散らすという異常に簡単な料理だったのですが、見たことのないミモザという花に憧れを抱きました。

次の出会いは、ベルバラの作者である池田理代子さんの描いた「オルフェウスの窓」の一シーン。
漫画少女だった私は(汗)、主人公の男装の麗人ユリウスが恋するクラウスを追いかけて行き着いた謎の館で咲き誇るミモザの花を目にし

「むせ返るようなミモザの香り・・・」

とかなんとか呟くシーンを読んで、さらにミモザへの憧れが強めたのでした。なんかすっごい印象的なシーンだったんですよ。

まぁでも、実際ミモザってほとんど香りは無いんですよね。

大人になってミモザを初めて手にし、心を躍らせながらミモザに鼻を近づけた時は、かなりがっかりしました・・・。 

きっとあの当時、池田さんも本物のミモザの花を知らないで描いたんですねぇ。



お庭にもミモザの花が咲きましたが、そのミモザの樹が今にも枯れそうなんですよね・・・。悲しい。