ビネールさん登場!超超ナチュラルな味わいに感激!なサ・ブル!! と 骨太なんだけど色っぽい!飲み頃ピュズラのピノ・ノワール
- Day:2009.08.09 18:21
- Cat:今週の店頭試飲ワイン
*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*
今日はマンモス雨が降ったぴー。
などという不謹慎な冗談は良くないですね。



でもいきなり「バケツを引っくり返したような雨」が降って来てビックリしました。あーん、これで今日も蒸し暑い夜になること決定でしょう。
今年の暑さは、ジトジト、ジメジメって感じですね。朝から晩まで、体にジトっとまとわりつくような湿気。


そうそう、8月と言えば、8月1日から新しいEUのワイン規定が施行されたそうです。まだラベリングしていない未出荷のワインでも、AOCに変わるAOPを名乗ることができる(? 名乗らなければならないのかな?)そうですから、秋頃にはAOPワインを目にすることができるかもしれません。

この新しいワイン規定に思うことは、別なエントリーでお話ししたいと思います。(だってまた長くなっちゃうもーん!

ということで、今週の試飲アイテムのご紹介です!!

↑ あら、お痩せちゃんとおデブちゃんみたいなボトル!
数年前の私と今の私とも言う・・・・・。


クリスチャン・ビネール・サ・ブル!! 06 白微発泡 (左)
産地:フランス/アルザス
品種:リースリング ピノ・オーセロワ 有機栽培
いよいよクリスチャン・ビネールの登場です!!
昔から大好き


ほら↓↓、昨年のアルザス旅行の際も、ちゃんと訪問してきました。
アルザス旅行記:ビネール訪問編
http://grenache.jugem.jp/?day=20090610
ふふふ、このブログのエントリも最後は
『最後に一言。
とにかく、やっぱりビネールのワインは美味しいっす!!』
なんて書いてるし~~!!

お父様の時代から、頑なに昔ながらの無農薬の自然なワイン造りを守り続けてきた生産者で、廻りの人に変わっていると散々言われたそうです。(まぁこういう話しは多いですが・・・)
私も”自然派ワイン”なんて言葉 聞いたこと無い頃から、とにかく美味しいなーと飲んでいたワインだったんですよね。今思えば、ナルホド!こういうバックグラウンドを持ったワインならでは美味しさだったんだなぁと思います。
このサ・ブル!!は、インポーターさんの資料によると「ペティアン(泡)とスティル(泡無し)ワインの中間のワインを作りました。」とのこと。
ほとんど発酵が終わった段階で瓶詰めし、最後の最後の泡を閉じ込めたそうです。泡は微発泡程度で酸化防止剤も無添加です。
これぞナチュラルワインといった自然の旨みが詰った素晴らしいワイン!!とってもウマーッな1本です!!
微かに泡の見えるやや濁ったレモンイエロー。
リンゴ、レモン、白桃、甘露飴、白い花、ハーブ、スパイス、ミネラルなどの自然な香り。
口に含むと、軽い発泡を感じます。リンゴ、リンゴジャム、オレンジなどのとてもフレッシュかつ辛口な果実味に爽やかで豊富な酸味。ミネラルも豊かで、微かに苦味を感じます。余韻は長く、ナチュラルでピュア。
開けたてはブドウジュース?と思うほど、とてもナチュラルな味わいなのですが、その中にも、しっかりと美しく洗練されたバランスと凝縮感、骨格が存在しているところがさすがビネール!!


非常にナチュラルさでありながら、詳細なところにも手抜きが無いって感じ。
思う存分口の中で転がしてやってください!そうすると、ナチュラルさの奥に、隙の無い味わいが見えてきますよ!!!

マリアージュ:きすの天ぷら、イカのフリット、ホタテの中華風炒め、 かに玉、サーモンのキッシュ
詳しくはコチラから!
ティエリー・ピュズラ・トゥーレーヌ・ピノ・ノワール 04 赤 (右)
産地:フランス/ロワール
品種:ピノ・ノワール 100% 有機栽培
最近 登場し過ぎ??の感があるティエリー・ピュズラ・・・・。
皆さんも、
「えー、またピュズラですかぁーー!!」
なんて思っていらっしゃるのじゃないかとちょっと不安です。トホホ。


実は私も悩んだんですよ。「またピュズラだ」ってなっちゃっうかもなーと。
でも、こんな美味しいピノに出会っちゃったら紹介しないわけにはいきません!!

ということで、最近登場頻度の(かなり)高いピュズラ先生ではございますが、貴重な「飲み頃ピノ・ノワール」のご紹介です!!
このピノ・ノワールは、やはり人気の生産者であるミシェル・オジェ(メゾン・ブリュレ)の畑のブドウを
使って造られました。
微かに茶色がかった赤。少し濁っています。
ウメ、プラム、イチゴ、きのこ、枯葉、タバコ、スパイスなどの落ち着きを感じるエレガントでゴージャス、そして複雑な香り。
口に含むとまだ力強さを感じるタンニンと骨格を持った凝縮感溢れる果実味が広がります。ウメ、チェリー、きのこ、カカオ、コーヒーなどの複雑な果実味。口当たりの良い豊かな酸味とミネラルの骨格。タンニンは豊かで、今もパワフルかつスモーキー。かなりトラディショナルで骨太な味わいですが、時を経て様々な要素が発展してきており、飲み応えある力強いピノ・ノワール。余韻は長く、旨みが残ります。
飲み応えある深い味わいが本当に素晴らしい!!
飲み込んだ後に鼻に抜ける香りもなんとも艶っぽくて大人のワインという感じですねー。


骨太なんだけど、色っぽい。いつもの癒し系というよりは、力強さと官能的な要素も同時に兼ね備えた満足の1本と言えるでしょう。

マリアージュ: 鴨のスモーク、ローストチキン、チキンのワイン煮込み、椎茸の串焼き、鴨の治部煮
詳しくはコチラから!