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ビネールさん登場!超超ナチュラルな味わいに感激!なサ・ブル!! と 骨太なんだけど色っぽい!飲み頃ピュズラのピノ・ノワール

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*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*



今日はマンモス雨が降ったぴー。


などという不謹慎な冗談は良くないですね。  

でもいきなり「バケツを引っくり返したような雨」が降って来てビックリしました。あーん、これで今日も蒸し暑い夜になること決定でしょう。

今年の暑さは、ジトジト、ジメジメって感じですね。朝から晩まで、体にジトっとまとわりつくような湿気。  もし私がここでワインを造る農家をやっていたら大変なヴィンテージだったでしょうねぇ。日本のブドウは大丈夫なのかな?野菜農家さん達は大変みたいだし・・・・。神様、8月後半は、カラッと夏らしいお天気お願いします!!


そうそう、8月と言えば、8月1日から新しいEUのワイン規定が施行されたそうです。まだラベリングしていない未出荷のワインでも、AOCに変わるAOPを名乗ることができる(? 名乗らなければならないのかな?)そうですから、秋頃にはAOPワインを目にすることができるかもしれません。

この新しいワイン規定に思うことは、別なエントリーでお話ししたいと思います。(だってまた長くなっちゃうもーん! )


ということで、今週の試飲アイテムのご紹介です!!


週末試飲090809_1

↑ あら、お痩せちゃんとおデブちゃんみたいなボトル!
数年前の私と今の私とも言う・・・・・。 


クリスチャン・ビネール・サ・ブル!! 06 白微発泡 (左)

産地:フランス/アルザス
品種:リースリング ピノ・オーセロワ 有機栽培

いよいよクリスチャン・ビネールの登場です!!
昔から大好き   で、取り扱いたかった生産者さんなんですよね。

ほら↓↓、昨年のアルザス旅行の際も、ちゃんと訪問してきました。

アルザス旅行記:ビネール訪問編
http://grenache.jugem.jp/?day=20090610

ふふふ、このブログのエントリも最後は

『最後に一言。
とにかく、やっぱりビネールのワインは美味しいっす!!』

なんて書いてるし~~!!

お父様の時代から、頑なに昔ながらの無農薬の自然なワイン造りを守り続けてきた生産者で、廻りの人に変わっていると散々言われたそうです。(まぁこういう話しは多いですが・・・)

私も”自然派ワイン”なんて言葉 聞いたこと無い頃から、とにかく美味しいなーと飲んでいたワインだったんですよね。今思えば、ナルホド!こういうバックグラウンドを持ったワインならでは美味しさだったんだなぁと思います。

このサ・ブル!!は、インポーターさんの資料によると「ペティアン(泡)とスティル(泡無し)ワインの中間のワインを作りました。」とのこと。

ほとんど発酵が終わった段階で瓶詰めし、最後の最後の泡を閉じ込めたそうです。泡は微発泡程度で酸化防止剤も無添加です。

これぞナチュラルワインといった自然の旨みが詰った素晴らしいワイン!!とってもウマーッな1本です!!

微かに泡の見えるやや濁ったレモンイエロー。
リンゴ、レモン、白桃、甘露飴、白い花、ハーブ、スパイス、ミネラルなどの自然な香り。
口に含むと、軽い発泡を感じます。リンゴ、リンゴジャム、オレンジなどのとてもフレッシュかつ辛口な果実味に爽やかで豊富な酸味。ミネラルも豊かで、微かに苦味を感じます。余韻は長く、ナチュラルでピュア。

開けたてはブドウジュース?と思うほど、とてもナチュラルな味わいなのですが、その中にも、しっかりと美しく洗練されたバランスと凝縮感、骨格が存在しているところがさすがビネール!! 
非常にナチュラルさでありながら、詳細なところにも手抜きが無いって感じ。

思う存分口の中で転がしてやってください!そうすると、ナチュラルさの奥に、隙の無い味わいが見えてきますよ!!!

マリアージュ:きすの天ぷら、イカのフリット、ホタテの中華風炒め、 かに玉、サーモンのキッシュ

詳しくはコチラから!





ティエリー・ピュズラ・トゥーレーヌ・ピノ・ノワール 04 赤 (右)

産地:フランス/ロワール 
品種:ピノ・ノワール 100% 有機栽培

最近 登場し過ぎ??の感があるティエリー・ピュズラ・・・・。
皆さんも、

「えー、またピュズラですかぁーー!!」

なんて思っていらっしゃるのじゃないかとちょっと不安です。トホホ。 

実は私も悩んだんですよ。「またピュズラだ」ってなっちゃっうかもなーと。

でも、こんな美味しいピノに出会っちゃったら紹介しないわけにはいきません!! それにもう最後だって言うしー。。

ということで、最近登場頻度の(かなり)高いピュズラ先生ではございますが、貴重な「飲み頃ピノ・ノワール」のご紹介です!!


このピノ・ノワールは、やはり人気の生産者であるミシェル・オジェ(メゾン・ブリュレ)の畑のブドウを
使って造られました。

微かに茶色がかった赤。少し濁っています。
ウメ、プラム、イチゴ、きのこ、枯葉、タバコ、スパイスなどの落ち着きを感じるエレガントでゴージャス、そして複雑な香り。
口に含むとまだ力強さを感じるタンニンと骨格を持った凝縮感溢れる果実味が広がります。ウメ、チェリー、きのこ、カカオ、コーヒーなどの複雑な果実味。口当たりの良い豊かな酸味とミネラルの骨格。タンニンは豊かで、今もパワフルかつスモーキー。かなりトラディショナルで骨太な味わいですが、時を経て様々な要素が発展してきており、飲み応えある力強いピノ・ノワール。余韻は長く、旨みが残ります。

飲み応えある深い味わいが本当に素晴らしい!!
飲み込んだ後に鼻に抜ける香りもなんとも艶っぽくて大人のワインという感じですねー。 

骨太なんだけど、色っぽい。いつもの癒し系というよりは、力強さと官能的な要素も同時に兼ね備えた満足の1本と言えるでしょう。

マリアージュ: 鴨のスモーク、ローストチキン、チキンのワイン煮込み、椎茸の串焼き、鴨の治部煮

詳しくはコチラから!






今週の試飲アイテム! 8/8~

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*----* 毎週末 お店で試飲販売しています *----* 


 今週の試飲アイテムはコチラです!!

■ クリスチャン・ビネール・サ・ブル!! 06 白微発泡  ¥2,690(税込)

夏にピッタリのナチュラル微々発泡!超超ナチュラルな味わいは感動モノの美味しさ!  ウマ~っ!!

■ ティエリー・ピュズラ・トゥーレーヌ・ピノ・ノワール 04 赤  ¥2,840(税込)

「えー、またピュズラですかぁーー!!」なんて、お客様も引き気味じゃないかと少々不安。。。 でも飲み頃の美味しいピノなんですものー。これを逃す手はありません!!




皆様のご来店お待ちしております!! 

(車でお越しのお客様の試飲はお断りしております。ご了承くださいませ。)






 

プティ・夏休み

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尾瀬


昨日 臨時休業をいただいてプティ夏休みに出掛けてきました~!

向かった先は尾瀬。
日帰り尾瀬ハイキング旅行です!(←バスツアーの宣伝文句みたいだ。)
久しぶりに高原の空気が吸いたかったんですよね~。  


前日には「明日は早く出ようねっ!」と繰返し呪文のように唱えていたのに、かなり予定から遅れて7:30amに出発。(まぁこれでも私たちにしては早い方ではありますが)

途中 いきなり車のエアコン壊れる事件や、駐車場満車事件などあり、さらに余計に時間が掛かりつつ、1:30pmにやっとハイキングの始点となる鳩待峠に到着しました。

駐車場への最終バスに遅れないために、4時半過ぎにはこの鳩待峠に戻ってきたので、約3時間の短いハイキングとなりましたが、結構楽しめましたよ~!!


ややシーズンオフ(ニッコウキスゲなどの花が終わったばかり)だったこともあると思うのですが、2時半過ぎ位から人がいなくなってしまい、ほぼ”尾瀬を二人占め”状態。   

雄大な自然の中に二人だけって、かなり贅沢な体験でした!! 

早起きは三文の得と言いますが、”遅起き”もちょっとだけ得しましたかな!! 


尾瀬1

登山道に咲いていたお花

尾瀬2

この花、なんて言うんでしたっけ?ウチの庭にも植わっているのに・・・・・。

尾瀬3

黄色いのはキンコウカという花。

尾瀬4

スイレンの仲間のヒツジグサ。
午後2時位に咲くんですって。
この花が見れたのも”遅起き”効果!?

尾瀬7

真ん中の黄色い小さなお花がオゼコウホネ

尾瀬5

オニユリ

尾瀬6

アザミ

尾瀬 12

サワギキョウ

尾瀬 13

コバギボウシ(?)


尾瀬8

正面に霞んで見えるのが燧ヶ岳(ひうちがたけ)。活火山だそうですよ!
人の居なくなった尾瀬ヶ原。360度人の気配は全くありません。
そろそろ、動物達も活動を始めたりするのかな。

尾瀬 11

こちらは反対側の至仏山方面。


尾瀬9


食虫植物 モウセンゴケ

尾瀬10








そして・・・・・

尾瀬 14


プティ・夏休みの〆はこちら ↑ と 日帰り温泉。
汗をかいた後の温泉は、とっても気持ちよかったです!!

結局家ウチに帰り着いたのは夜中近くになってしまいました。とことん、活動時間がズレている私たちなのでした~。  


(8/23(日)にも夏休みをいただきます。それ以外は通常通り営業します!お盆もやってまーす!!)





08ローヌ赤到着!『程良い』感じがとってもGOODです!!新登場のグラン・ジャケとマゼル・セ・アンポルトン!

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最近、2008のワインが色々入ってきています。
2008年と言えば、天候不順でワインの出来が心配された年なのですが・・・・。

いや、実は私も心配してたんですけど、今のところ全然問題無いですね~~!!  

何でだろ?
皆信頼の置ける生産者さん達なのでその辺はキッチリ仕事をしていらっしゃるのでしょうね。(収穫時期の選定や、腐敗果等の厳しい選別 等々)

で、さらに「おぉーっ」と思ったのが、今週紹介のローヌのワイン。 

温暖化が騒がれるようになっていらい、ほぼ良年と言われるヴィンテージに恵まれてきた南仏地方ですが、最近ちょっとtoo muchかなぁという心配が心のどこかにあったんですよね。

その点、2008年は良いです!! 
なんか『程良い』感じが良いんです!!デイリーに飲むワインには、丁度良い程良さ加減。程良くて美味しいんです!!

そう思うと、毎年”グレートヴィンテージ!”じゃつまらないのかもしれませんね!

なんちゃって、へへ。  なんて贅沢な発言をしているんでしょう!!

でも、マジメに、改めてワインの魅力はその『多様性』であることを認識させられました。




そんな中庸の美徳を持った、魅力的な2008のローヌワインはこちらでーす!! 


週末試飲090802_1

グラン・ジャケ・グラン・ゾム 08 赤 (左)
産地:フランス/ローヌ
品種:グルナッシュ40% シラー40% カリニャン20% 有機栽培

実は2003年の夏にローヌを旅行した時に、この生産者さんにお会いししました。
まだボトリングを始めて間もない頃で、近くの大きな街の人気のレストランにオンリストしてもらったと喜んでいらっしゃいました。
あれから6年、日本に進出!しっかりと前進していらっしゃる様子です!素晴らしい~~!!

グラン・ジャケは2m近い長身のジョエル・ジャケが奥様と営むドメーヌです。ヴァントゥー山の山腹には“グラン・ゾム(大男)”が住んでいるという伝説があり、ジョエルさんが自分と大男を重ね合わせネイミングしたのがこのワイン。大男の絵の描かれたラベルもステキです!

キレイな赤紫。
イチゴ、チェリー、黒コショウ、スパイス、ハーブ、微かにカカオなどのフレッシュな果実の香り。
口に含むと、活き活きとした果実味が広がります。良く熟した甘さを感じるイチゴ、カシス、イチゴジャムの果実味にフレッシュで豊かな酸味。タンニンは中程度の量ですが、若々しく存在感があります。カカオやタバコのニュアンスも少しあり、余韻には苦味も感じます。

ちょっと若い!かもしれませんが、08の程よいキャラクターが幸いして、その若さを楽しみつつ、飲めてしまうワインです!! 活き活きとして元気一杯の果実味はカジュアルなお料理に幅広く合いそうです。ラベルもおしゃれなので、ホームパーティなどでは活躍してくれそうなワインですね!!


マリアージュ:ピザ、鳥の唐揚げ、ローストチキン、BBQ、煮豚、豚のローズマリー風味

詳しくはコチラから!





マゼル・キュヴェ・セ・アンポルトン 08 赤  (右)
産地:フランス/ローヌ 
品種:ポルトン100%  有機栽培


”ポルトン”って何??

どうも、グルナッシュとポルチュゲブルーの交配品種らしいですぜ・・・。

っていうか、そもそも、ポルチュゲブルーってナニ~~?!


まぁ、色々疑問が湧いてきますが、私もポルトンとポルチュゲブルーは初めて耳にした品種です。そういう品種があるんだぁー!ということでお許しください。

まぁとにかく、ポルトンはよく判らないけど、”C'est Im-portant”というネーミングがオシャレですね!「これは、一粒のポルトン」と「これは大切なもの」というのを引っかけているのかな。


マゼルの醸造における特色は、15℃以下で低温発酵、長期熟成させるという方法だそうです。低温発酵によって、より芳醇な発酵香・アロマを抽出させ、雑菌の繁殖を抑えることができるのです。

このキュベ・セ・アンポルトンも10℃で7ヶ月に及ぶ長期のアルコール発酵が行なわれました。酸化防止剤は無添加、無清澄、無ろ過でボトリングされました。

(そういえば、他にも低温発酵にこだわっていた生産者さんがいらっしゃいましたね。そう!マルク・ペノさんです!! )


ルビー色。
アニマル、イチゴ、ラズベリー、ハーブ、ミネラル、漢方、ヨーグルトなどの奥行きのある香り。少し還元しています。
口に含むと、優しい果実味を持った旨みある味わいが広がります。イチゴ、チェリー、プラムの果実味に柔らかく豊かな酸味。タンニンは少なめですが若さを感じます。深みのある果実味の下から旨みがじわーっっと広がってきますね。フィニッシュに向かって、多面的な味わいへと変化。余韻はとてもナチュラル。

「うん!マゼル!」という味わい。  このナチュラルな旨みがたまらない癒し系な美味しさ!!ボージョレ風なローヌワイン(??)とイメージしていただければ良いかも?(←なんかテキトーな表現でごめんなさい・・。 )

少々香りに還元した”臭さ”もありますが、その臭さも程良い程度なので、その後に口に広がるであろうナチュラル美味しさの前奏曲って感じです。 

そうそう、生産量は僅か100c/s(1200本)!! 日本には600本が入ってきたそうです! 


マリアージュ: ローストチキン、ラムのクスクス、チーズ、チンジャオロース、豚の角煮、

詳しくはコチラから!






今週の試飲アイテム! 8/1~

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 今週の試飲アイテムはコチラです!!

08のローヌ赤2種類。
色々な懸念も多かった08ですが、簡単に感想を!


心配ないさ~!!


「程良い感じ」がイイです!

詳しくは明日のエントリで~!!



■ グラン・ジャケ・グラン・ゾム 08 赤  ¥1,950(税込)

ラベルも可愛く、誰からも好かれる人気者って感じ!


■ マゼル・キュヴェ・セ・アンポルトン 08 赤  ¥2,360(税込)

マゼル節は08もご健在です!! ウマッ。   



皆様のご来店お待ちしております!! 

(車でお越しのお客様の試飲はお断りしております。ご了承くださいませ。)