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帰国間近!お土産買いに走ります!の巻 アルザス旅行第七日目 その2

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またまた、思い出したようにアルザス旅行記・・・・。  
えへへへへへへへへへ。
基本、今回も写真をお楽しみくださいませ~~。 





この日の朝、シュレールさんの奥様がフランス語で「今日はどこ行くの?」と。


(以下殆どテレパシーでの会話です。


「チーズを買いにマンステールの街に行きます!」

「あら、マンステールには良いチーズ屋さんは無いわよ!!チーズを買うならあそこがいいわ。私もいつもここで買ってるのよ。 今住所を書いてあげるわね。」

そこへ、ジェラールさん登場。

「この人達に、○○のチーズ屋さんの場所を教えてるんだけど。地図なかったかしら。」

「今地図をとってこよう。」

「(持ってきた地図を指しながら)ここだよ。マンステールの街からこう行って・・・・」

「わかりました!じゃあ行ってみます!!メルシー!!」



ということで、シュレールご夫妻オススメのチーズ屋さんを目指しました。
途中迷って、ど田舎のカフェのおじさんに道を聞いたりしましたが、なんとか辿り着いたのがここ!

アルザス チーズ屋 2

チーズを作っているところ。

アルザス チーズ屋

チーズ販売所 兼 レストラン。

マンステールは大きな街ですが、ここはもう山の中。周りで牛を飼いながら、チーズを作っています。前に作っているところを見学させていただいたチーズ農家さんもそうでしたね!

どれも美味しそうで、マンステールなどのチーズの他にも、パテなどを購入しました。

マンステール美味しかったですよー!!程よく臭くて、田舎臭いというよりは”エレガント”なマンステールでございました!!



次に向かったのが、コンフィチュールの店、クリスティーヌ・フェルベール。五日目にも一度行ったのですが、残念ながら昼休みで閉まってたので、今度は時間を外さないように気を付けつつ再訪です。

アルザス フェルベール

試食用のコンフィチュールもあり、色々食べ比べられます。

アルザス フェルベール2



クリスティーヌ・フェルベールは、ニーデルモルシュヴィルという小さな村にあります。元々はこの村唯一の食料品屋さんだったようです。

なので、今もお店の半分はこんな風にコンフィチュールがズラーッと並んでいますが、1/3ほどは野菜や惣菜など日用食料品が置いてあります。

外観もこれが世界の(?)クリスティーヌ・フェルベールか!?と思うほど、何の変哲も無い普通の店構え。でも下の写真をよーく見てください。


アルザス フェルベール3


お店を外から撮ったのですが、ガラスに大きなトラックの運転席部分が写っているのがわかりますか?
実はお店の前にかなり大きなトラックが止まっていて、中からどんどん荷物を積み込んでいました。ギャラリー・ラファイエットやISETANに並ぶコンフィチュールを出荷しいたんでしょうか!?

うーん、あの小さな店の奥に、そんなに大きな製造所があるのかしら?それとも別な場所で作ってるのかなぁ?? (まぁ、あのトラック全部がコンフィチュールで満載されていたわけでは無いのかもしれませんが・・・。)


日本で買えるとは知りつつも・・・ 、やっぱりお土産用のジャムを沢山買い込んでしまいました!!

それから、こんなのも!

アルザス フェルベール4

本日のおやつ、大っきなレモンのマカロンとエクレアです。

村の駐車場のベンチで早速試食~~!!  

アルザス フェルベール5

歯が痛くなるくらい甘かったですけど  、レモンの味がしっかりして美味しかったです!


こんなオマケもついてました!ラッキー!!

アルザス フェルベール6

"日仏交流150年を記念して、訪仏のお客様へのメッセージ
フランスの大切な友人であるあなた様へ
この度は旅行先にフランスを選んでいただき誠にありがとうございます。・・・・・・・・・"

と日本語で書かれたメッセージとハート型のクッキー。
やっぱりかなりの日本人がやってくるんですねー。
そして、ダンナ様と私の会話を聞いて、日本語だとわかったお店の方も偉い。確かクリスティーヌ・フェルベールでは、日本の方も修行していたそうですから、日本語の雰囲気がわかるのかな?





そうそう、翌朝 シュレールの奥様に

「今日教わったチーズ屋さんに行ってきましたよ!キレイな山の中にありました!」

と報告したら、

「実は、私は行ったことないのよね。いつもここに売りに来るから、その時買ってるの。」

とのこと。

なんだー、行ったことないんかいっ!!  


(これは通訳してもらったはずだったと思います。)




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ドライトマト

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結構簡単にできるということだったので、セミドライトマトを作ってみました。

dried tomatoes

本当は天日干ししたかったんですけど、昼間はウチにいないし、休みの日は天気が悪いし・・・・。
結局 オーブンで焼いたものを冷蔵庫で乾燥させました。レシピには、100℃のオーブンで一時間と書いてあったのですが、うちのオーブンでは1時間では"ドライ"はおろか、"セミドライ" って感じになりませんでした。(次回はもっと温度を上げて焼いてみましょう。焦げるのが怖くて温度あげられませんでした。 
結局2時間焼いて、それでももうちょっとかなぁとラップをかけずに冷蔵庫に放置。

(冷蔵庫乾燥は便利です。ハーブなども、軽く乾かした後、冷蔵庫で乾燥させると、鮮やかな色のドライハーブが出来ます。ご存知かもしれませんが・・・


イタリアを旅行した時に、何気なく街のお店で買ったドライトマトがとっても美味しかったんですよね~。 (確か サン・ジミニャーノ。) ハーブやオリーブと一緒にオイルに漬けてあったような・・・・。
今度 適当に作ってみよーっと!! 







すみません、今週も白2本・・。。でも美味しいですよ~。ティエリーのとってもチャーミングな爽やか白! と 伊の修道女が造る旨みタップリのパワフル白!!

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*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*


今日は太陽がギラギラ。    
まるでビーチに来ているような日差しの一日でした。


そんな今日のBGMはコチラです!!

tahiti80
Tahiti 80 "Wallpaper For the Soul"

夏にかけるBGMが無いとこぼしていた私に、親切なお客様が貸してくれたCD。(先日もトム・ヨークとか聞いていましたが、この季節正直微妙です。。。 )

最初に聞いた時は、「ふーん」くらいの印象だったのですが、何度か聞くうちにはまりました!
思わず腰をフリフリしたくなるような、ゆるくてPOPなメロディーがいいですねぇ。ストリングスというかオケを使ったアレンジも、ちょっと昔風でオシャレ~。

彼らは英語で唄っていますが、フランスのバンドなんですよね。(それもノルマンディのルーアン出身。全然ノルマンディって感じじゃないしー! )

私 南仏は何度か旅しているのですが、不思議にニースには行ったことがありません。(ビーチよりも、ついついブドウ畑に足が向いてしまうんですよね。アハハハ。 )
きっと、ニースのビーチではこんな音楽が流れているんでしょうね~。 

そういえば、フランスではビーチではみんなどんな飲み物のんでるのかなぁ?ビール?パスティス?ワイン?
なんとなく、ピナコラーダだのトロピカルカクテルを飲んでいるフランス人って想像できないんですけど・・・・。 そんなことないんかなー。うーん。



と、ニースから遠く離れた千葉は白井の小さなワインショップで悩んでいても始まらないので、早速ワインのご紹介にまいりましょー!! 



最近白やロゼばかりだったので、今週は赤を!!!と思って先週何本か試飲をしたのですが、あんまりピンとくるのがありませんでした。ということで、今週も白2種類。 

でも、この天気   !!結果オーライだったかもしれませんねー!! 



週末試飲090726_1



ティエリー・ピュズラ・ヴァンクゥール 08 白 (左)
産地:フランス/ロワール
品種:ソーヴィニヨン・ブラン 100% 有機栽培

今年のヴァンクゥール白は、先日ご紹介したロゼと同様、少し残糖があります。やはり今回の冬が非常に厳しい寒さだったため、醗酵が一旦止まってしまったのが原因のようです。そのため、残糖分が再醗酵しないようにフィルター処理をしています。

いつものヴァンクゥール白とはちょっと違うけど、でも、

これもヴィンテージの特性!

と思ったら楽しくないですか~?   収穫までの気候だけでなく、醗酵時の気候もワインの個性に影響を与えるのですね。酵母君達、寒さに負けずによくがんばった!!! 


やや緑がかったレモンイエロー。
ハチミツ、レモンキャンディー、白い花、オレンジピール、ハーブ、ミネラルなどの甘い華やかな香り。
口に含むと仄かに甘みのあるチャーミングな味わいが広がります。ハチミツ、レモン、グレープフルーツ、パイナップル、オレンジなどの果実味溢れる味わいに、豊かなフレッシュな酸味。ほのかな甘みは爽やかな酸味とバランスし、活き活きとした味わいを作り出しています。微かに苦味。余韻はクリーンでフルーティ。

ロゼに引き続き、とってもチャーミングでフレッシュな白。
フィルターをかけているので、とってもクリーンでクセの無い味わいになっています。

暑い夏には、こんな風にクリアな味わいの白はすごくいいかも~~!!!


マリアージュ:サーモンフライ、スモークチキンのサラダ、エビチリ、バンバンジー、シェーブルチーズ

詳しくはコチラから!!



モナステーロ・ディ・ヴィトルキアーノ・コエノビウム 06 白 (右)
産地:イタリア/ラツィオ 
品種:ヴェルディッキオ35% トレッビアーノ35% グレケット10% マルヴァジーア10%  ロッセット10% 有機栽培

モナステーロという名前から想像できる通り、実はこのワインは修道院の修道女達が作るありがたーいワインなのです。

モナステーロ・ディ・ヴィトルキアーノはローマから一時間ほど北にいったところにあるヴィトルキアーノという町にある、78人の修道女の住む、ベネディクト修道会シトー派の修道院。沈黙・祈祷・精進・労役の厳粛な戒律の下に労働・作業を行っています。

このワインもこれまで修道院で容器を持って買いに来たお客さんに量り売りをしていたワインだったそうです。
偶然とある生産者の奥様がこの修道院を訪れ、このワインを買って帰りダンナ様に飲ませたところ、彼が自然な味わいにびっくり!! 彼の勧めで量り売りしかしいなかったこのワインの一部をボトリングして販売することにしたのだそうです。

濃い黄色。
レモン、桃、パイナップル、海草、イースト、ミネラル、ハーブ、スパイス、しょうがなどの複雑で力強い香り。
口に含むとトロっとした凝縮感を感じるパワフルな味わいが広がります。非常にミネラリー!!そのミネラルに、南イタリアを感じる完熟した果実味が溶け合っています。レモン、パイナップル、リンゴ、桃などの力強い果実味に、紅茶、スパイス、海草などの味わいがアクセントとなる層を成す深くボリューム溢れる味わいです。
旨みのタップリ!! 酸味は豊かですが、口当たり良く落ち着いています。余韻は長く、ナチュラル。

完熟した果実味と豊かなミネラルが織り成す非常にパワフルかつナチュラルな白。私も初めて名前を聞いたような土着の品種も含まれていますが、これらの5種類の品種が絶妙なバランスを造り出しているのかなー、なんて思っちゃいます!!

飲み応えタップリ、でも飲み疲れない、ウマー!な素晴らしい白ワインです。

修道女さんたち、やるなーーー!! 


マリアージュ: イカのフリット、生ハム、アクアパッツァ、アナゴの天ぷら、ドライトマトとアンチョビのパスタ

詳しくはコチラから!!






今週の試飲アイテム! 7/25~

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*----* 毎週末 お店で試飲販売しています *----* 


 今週の試飲アイテムはこんな感じです!



■ ヴァンクゥール・ブラン08 白   ¥2,090(税込)

フルーティで爽やかなソーヴィニヨン・ブラン!ほんのり甘さの残るフレッシュな味わい。こんな暑い日に、キリッと冷やして飲むにはピッタリ!!


■ モナステーロ・ディ・ヴィトルキアーノ・コエノビウム 06 白  ¥2,520(税込)

旨みタップリ~!!の完熟フルーツの飲み応えあるナチュラル白。ウマー!!イタリアの修道院で修道女さんたちの清らかな手  で造られました。



皆様のご来店お待ちしております!! 

(車でお越しのお客様の試飲はお断りしております。ご了承くださいませ。)





PS.

一昨日 怪我の為昨シーズン試合に出ることができなかったフィギュアスケートの高橋大輔選手  が8月にアイスショーで復活というニュースが飛び込んでまいりました。
それ以来、暇を見つけては ( いや、正確には仕事をほったからして・・・・  )、すぐyoutubeを開いて、ニュース映像に見入ってしまうダメ人間な私です。 
誰か叱って~~  


よろしければ、ご覧くださいませ。








ちょっと宣伝っす (^^;)

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ちょっとお知らせ、というか宣伝です。 えへへ~。 

ただ今ネットショップ開店二周年記念キャンペーンを実施しております。 

良かったら、ご覧になってくださいね!!
↓↓↓↓↓↓↓↓

http://www.grenache.co.jp 



今日は珍しくお友達とおデートでーーす!!
行ってきまぁーす!







マリアージュ

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こちら千葉では、日食メガネの出る隙もありませんでした。
ちぇっ、ちぇっ、ちぇー。 (← まぁー、なんて大人気ないんでしょう!!!   )

日食ご覧になれた方、良かったですね~!!!



さて、先日 とあるビストロさんにお邪魔した時もお話しを。
とってもステキなビストロさんで、お料理もワインも雰囲気も全てGoodでございました!!! 


ただ一つ後悔が残ったのが、ワインと料理のマリアージュ。

もちろん、これはちゃーんとお店の方にご相談しなかった私が100%いけないのでございます。 


鬼のように暑い一日のディナーだったので、白ワインをボトルでオーダーすることにしました。ワインリストを眺めていると、好きなアルザスの生産者の名前を発見!!迷わずこちらを頼むことに。

前菜はブーダン・ノワール。メインは本日の魚料理をオーダー。


運ばれてきたワインは、まさに「暑い一日の終わりに、冷えた美味しいアルザスを飲む幸せ~!!!」という感じ。 ダンナ様と「美味しいね!」「美味しいね!」と言いながらいただきました。


問題ないとは思ったのですが、「ブーダンは血だしなぁ・・・」と思い、一応注文する前にお店の方に「このワインに合いますか?」とお聞きすると、「よく合います!」とのお答えをいただき注文しました。

いやー、ホントに美味しいマリアージュでした!!ブーダンと添えてあるリンゴのソテーを口にの中に放り込み、アルザスワイン一口いただく・・・・。

もー、サイコー!!!   


異変が起きたのは、次のメインが運ばれてきた時。
メインはお魚をケイパー風味効かせてオリーブオイルでソテーしたちょっと南仏風な雰囲気の一皿。

あ、あれーーー??? 

さっきまでそこにあったハーモニーが消え失せてしまいました。特にワインの減速具合が著しかったです。ついさっきまであんなに美味しかったのに~~っ!!! あーん、悲しいよー。

あーぁ、安易に「白→お魚料理」という公式を発動せずに、ちゃんと料理方法を確認しておくんだった・・・・。クスン、クスン。後悔先に立たずでございます。

全て、あの日暑さがいけないんだぁーー。   (と、責任転嫁してみる・・・。)



まぁ、皆さんも想像に易いはず。

アルザスワインとケイパーを一緒に食べたことを想像してみてください。ほらほら、なんか変な感じがするでしょう!?

実際、今週 店頭でガングランジェのシルヴァネールをお客様に試飲していただく時に、このお話しをして、マリアージュ具合を想像していただくど・・・・・、皆さん口を揃えて

「それ、ダメ~!!」

ハイ、仰る通りでございます。


教訓:
料理をオーダーする時は、ちゃんと料理法も確認しましょう!!
但し、煙たい客だと思われない程度に!! 






暑いですねー!いよいよ夏本番!!今週は極旨白ワイン2本!ミュスカデの新星、ベル・ヴューの新キュヴェ、ミュスカデ・グラニットと今や世界的人気 ガングランジェ・シルヴァネール!

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*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*


「自分は今 南の島のリゾートでバカンス満喫中!!  」

とか自分に暗示をかけたら、この暑さも少しは気持ち良く過ごせたりしないでしょうか??? 

効果的な演出として、例えば タンクトップに短パン姿でビーサンを履き、片手にはピナコラーダ。さりげなく浮き輪などを置いておいたりして。もちろん、お部屋にはコパトーンの香りを充満させておきます。(今時はビーチではコパトーンの香りなんてしないのかな?エヘヘ  


・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

はい、無理っすね。 


ふぅー、悪あがきは止めて、大人しくこれから2ヶ月がんばって暑さに耐えましょうねー!!




今日は早速ワインの紹介に移らせていただきます!!


週末試飲090718_1


ベル・ヴュー・ミュスカデ・グラニット 08 白 (左)

産地:フランス/ロワール
品種:ミュスカデ 100% 有機栽培


先日インポーターさんの試飲会に出席した際、一口試飲して「これは、うまい!!!」と即購入を決めたベル・ヴューの新しいミュスカデ。

読売オンラインさんにも紹介されてました~!!
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20090717-OYT8T00473.htm

「僕は 5 歳の時から、食事中に飲む親父のワインを毎日味見させてもらっていたよ。そして、その頃からすでにワインは美味しいと思っていた!」

というベル・ヴューのジェローム・ブレトドー。
さらに、彼が15歳の時に 誕生日の父から贈られたワインの教本が彼のワイン人生に本格的に火をつけました。それ以後バイトで稼いだお金を全て本に載っているワインを買うのに注ぎ込んだそうなんです!(15歳と言えば中学生ですよ!中学生にワインの本をプレゼントする父も父ですが・・・・。さすがおフランスですね~。 )
16歳の時には、既に将来の夢は自分のワイナリーを持つことと心に決めていたそうです。

まさに筋金入りのワインオタク!
そんなワインへの愛に溢れる彼が造るワインが美味しくないわけありませんねー!!!

今回の新しいキュヴェは、彼が新しく手に入れた花崗岩(グラニット)土壌の畑から造られました。樹齢も37-40年、彼が前から欲しいと思っていた区画だそうです。
花崗岩質の土壌はミネラルがとても上品に現れます。また色々な種類のミネラルを含んでいるので、
より複雑な味わいのワインが生まれるのです。

薄いレモンイエロー。
レモン、リンゴ、メロン、酵母、白い花、ミネラル、潮などのしっかりした香り。
口に含むと軽く発泡しています。シャープな酸味のアタックから、凝縮感溢れる力強い味わいへと
口の中で変化していきます。レモン、リンゴのフレッシュな果実味にバランスする、弾けるように活き活きした酸味も魅力です。高い凝縮感があり、酵母の味が強く感じられます。
味わいの中には磯や海草のような海のニュアンスもタップリ!!若々しい力強さが漲る飲み応えありのピュアなミュスカデ。余韻は比較的長く、雑味無くドライで酸味が残ります。

本当に瑞々しい力強さに溢れたワインです。お口の中でピチピチしますよ。しかし、徐々に広がっていく厚みある味わいが非常に素晴らしい!!!

あのペノさんのミュスカデとは全然違いますが、また別の極上のミュスカデと言っても過言じゃないかな!!  (こちらの方がよりミュスカデらしいスタイル)お値段以上の飲み応えを感じます。


マリアージュ:お刺身、カルパッチョ、サーモンフライ、スモークサーモン、シェーブルチーズのサラダ


詳しくはコチラから!




ガングランジェ・アルザス・シルヴァネール 07 白  (右)

産地:フランス/アルザス 
品種:シルヴァネール 100% ビオディナミ

最初の頃は、「私が密かに(?)大きな期待を寄せる若き生産者ガングランジェ。」なんて言ってたのに、今や結構有名になってまいりました。最近では、かのウォール・ストリート・ジャーナルのワイン特集とかにも取り上げらたらしいです。

「へぇーっ」な反面、ジャン-フランソワ・ガングランジェとウォール・ストリート・ジャーナル・・・・  、素晴らしく似合わない感じが良いですね!!!

あっ、ジャン-フランソワさん、ごめんなさい。
実際の彼は、とっても明るく、心底フレンドリーな方でした! 

インポーターさんのお話によれば、このジャン・フランソワは、本当に心からワインの仕事が好きで、仕事が半ば趣味になっているような幸せ者なんだそうです。1990年に父の後を引き継ぎワインを造り始め、ビオディナミを導入。手摘みで収穫後、自然酵母で醗酵。醗酵には一年かかりました。(私が去年7月にお邪魔した時も発酵中♪)


輝きのあるレモンイエロー。
レモン、リンゴ、蜜柑、オイル、ハチミツ、ミネラル、スパイスなどのシルヴァネールとしてはなかなかゴージャスな香り。
口に含むと、爽やかな酸味を持った凝縮感ある果実味が広がります。豊かなミネラルがとても印象的。レモン、洋梨などの果実味に、心地良い苦味。アルザスの白としては、残糖は殆どありません。
舌触りもトロっと滑らかでとても気持ち良いですね。余韻はしっかり、ピュアでドライ。

かなり重厚感のあるシルヴァネール。この果実味の中にしっかり溶け込んではいるんだけど、強い自己主張を持ったミネラルがたまりません!! 

こちらはお魚だけでなく、お肉料理ともとても良い相性だと思います!


マリアージュ: イカの天ぷら、シュークルート、田舎風パテ、リエット、キッシュ・ロレーヌ

詳しくはコチラから!





最後にちょっと独り言・・・

ちょっとマイナーな品種 シルヴァネールは、商業的な生産者やブドウ栽培農家などでは人気の高い品種(リースリングやゲヴェルツ)に植え替える為にどんどん引き抜かれてしまっているそうです。
長い間、アルザスという地に根付いて、アルザスの人達と共に暮らしてきた品種なのに可哀相ですね。  

そんなことにも思いを馳せて、飲んでいただけたらなぁ・・・・、なんて思っちゃったりして。









今週の試飲アイテム! 7/18~

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*----* 毎週末 お店で試飲販売しています *----*

朝から、蒸しアッツーーー!! 

なんだか、急にこんなに暑くなると赤ワインを飲む気が失せてしまいます・・・・・。
(↑ ↑ ワイン屋がこんなこと言ってていいのか~~!!  )

ということで、今週も白ワイン2種類のご紹介でーす!! 

えっ、「自分の気分だけでワイン紹介されても・・・」って????

ら、来週はちゃんと赤ワイン探しておきますので(多分・・ )、お許しを~!!!


 今週の試飲アイテムはこんな感じです!



■ ベル・ヴュー・ミュスカデ・グラニット 08 白   ¥2,050(税込)

ドライな果実味の中に潜む、奥行きあるボリューム感がとてもGoodな素晴らしいミュスカデです!!

■ ガングランジェ・アルザス・シルヴァネール 07 白  ¥2,180(税込)

大好きなガングランジェ、今回はシルヴァネール。いや、ミネラルの骨格をしっかりと感じる重厚感のある力強い味わい!!



二つの飲み比べ、味わい自体の比較も面白いですが、ミュスカデは飲むとやっぱりお魚料理が食べたくなる。シルヴァネールは豚肉などのお肉もいいなぁーと思う。

大西洋に程近いミュスカデと、内陸部のアルザス、やっぱりワインって食の伝統を映し出すものなんだなぁと感じます。そんなところも是非試飲で味わってみてください!!




ご来店お待ちしております!! 

(車でお越しのお客様の試飲はお断りしております。ご了承くださいませ。)







ミートボール

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リストランテの夜

『リストランテの夜』 (1996年 アメリカ)


もう一度ゆっくり見たいなぁと思っている映画の一つです。

1900年代中頃、アメリカでイタリア料理店のお店を開いたイタリア移民の兄弟のお話し。お兄さんがシェフで弟がサービス。兄は頑固に本場イタリアの味を提供することにこだわるのだけれど、アメリカ人には理解されず、お店の存続のためアメリカ人好みの料理を出すように兄を説得する弟と対立し・・・。でもさすがイタリア人、兄弟の絆は固いのよー!みたいなお話しだったような。

ヨダレが出ちゃうほど美味しそうなイタリア料理が沢山出てくるステキな映画でした。今調べてみたらシェフのお兄さん役を演じていたのは名探偵モンクさんだったんですねーー!



その中でとっても印象に残っているのが
↓↓

「イタリア料理店なのに、ミートボールのパスタは無いのか~っ!!!コラァー!!」とブチ切れるアメリカ人の図。

どうもその時代 アメリカでは、イタリア料理と言えば「ミートボールのパスタ」 みたいだったようです。

(うろ覚えなので、間違っていたらごめんなさい。)


そう言えば、生まれて初めてのヨーロッパ旅行、ローマで食べたパスタはミートボールのパスタだったなぁ。(遠い目) 美味しくなかったけど・・・。
さらに、お店を出てからすんごいぼったくられたことに気がついたんです・・・・。   (世の中甘くありません。)


日本のイタリアンでは、あんまりミートボールのパスタって見かけませんよね。マンマの家庭料理って感じなのかな。

先日、東京でセージ購入した時(近所のスーパーには生のセージなんて売ってないんです。トホホ   )、何に使おうかなぁと考えていたら、セージ風味のミートボールが食べたくなりました。で、そうだミートボールのパスタにしよーー!と思いこれを。

ミートボールのパスタ

本当に自己流でテキトーです。見た目もなんですが、セージをタップリ使ったミートボールの真ん中にはモッツァレラが入っているんですよ!ちょっと美味しそうでしょ!!


お供は、ラベルも可愛いカジュアルなイタリアの赤!
気取らない家庭料理には、チョベリグーなワインでございました!!  

ilvei_bonarda07

イル・ヴェイ・ボナルダ 07

このワイン、06は微発泡してたのに07は発泡してないんですよね。
去年日本へ到着した時にインポーターさんに「今年は発泡してないんですねー」って言ったら、「いやこれから発泡する可能性もあります」って仰っていました。確かにコルクも発泡しても良いように太いコルクが使われているんですよね。
そしたら、先日の試飲会で飲んだこのワインの仲間の赤が発泡していたんです!!ひゃー、マジ発泡した!!と楽しい気分。 
一般的なワインの常識からするとどうなのかなとも思うけど、オモロー!です。そして、あのコルクを見ると想定内の事件みたいですからね!!
今度は発泡した方の赤を入れてみようかな!



 

ひょっとして??

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『こだわりライフ ヨーロッパ』 というNHKBSの番組をご存知ですか?
http://www.nhk.or.jp/bs/eurkodawari/

結構好きでちょこちょこ見ております。
昨日 録画しておいた11日放送分を見たんですけど、最後の方でなんとなく見覚えのあるお顔が・・・・。

今回の内容は、「星の数より 伝統の味を~フランス ブルゴーニュ~」というもので、大量生産に向かないため今ではフランスでもあまり見かけられなくなった伝統種のニワトリや豚、ヤギなどを、自ら飼育してレストランを開いているブルゴーニュのシェフのお話でした。

で、最後の方に鶏肉の愛好家達が集まって守る会みたいなのを結成して、会合、つまり伝統種の鶏を食す会(いいなーーっ)を開いている場面があったのですが、その時楽しそうに拍手をして小躍りしているオジサンが、フレデリック・コサール氏みたいだったんですよねー。

どなたかご覧になった方いらっしゃいませんか?

うーーーん、気になっちゃう!!