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超ウレシイ!!ナチュラルなロゼスパークリングがお手頃なんです! と 生牡蠣とのマリアージュを!北ならではのソーヴィニヨン・ブラン!

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*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*



今日は午前中ウチの猫ちゃん [:猫:] を予防接種に連れて行きました。
今まではそんなことなかったのに、今日は先生に向かって

シャーーーーーッ

とかしちゃって・・・・[:汗:][:汗:]
今日は虫の居所が悪かったのか、それとも年を取ると神経質になるのかなぁ。
病院に貼ってあった犬猫年齢早見表によれば、猫の3歳は人間の28歳だそうです。
あらー、随分おばさん、いやいや [:イヒヒ:] 、随分大人だったのねー。


さて、遅くなってしまったので、早速試飲ワインのご紹介に!!


週末試飲081130_1

グラン・ロシュ・ソーヴィニヨン・サン・ブリ 07 白 (左)
産地:フランス/ブルゴーニュ
品種:ソーヴィニヨン・ブラン100% 減農薬栽培

サン・ブリはブルゴーニュ唯一のソーヴィニヨン・ブランのAOC。
ここは、実はボーヌ(ブルゴーニュの中心地)から140kmも離れているのに対し、サンセールからは100kmなんですって。環境的にもサンセールに近く、試しに70年前に苗木を持ち込み栽培してみたら大変よくできたので、ピノ・ノワールからソーヴィニヨン・ブランに転向を図ったというところだそうです。

薄いレモンイエロー。
レモン、キウイ、草、グレープフルーツ、ミネラルなどのソーヴィニヨン・ブランらしいフレッシュな香り。
口に含むとフレッシュな高い酸味とユタ間ミネラルをもったグレープフルーツ味!!かなりの辛口です。余韻に軽い苦味までグレープフルーツ。余韻にはミネラルも強く感じます。

”北”感じさせる非常にシャープな酸味が特徴的。あまり冷やさず、15℃位で召し上がっていただくと果実味と酸味のフレッシュなハーモニーがベストに引き出せると思います!

このキリッとドライなソーヴィニヨン・ブラン、是非今が旬な生牡蠣 [:波:] にピッタリではないでしょうか!

マリアージュ: 生牡蠣、お刺身、寄せ鍋、湯豆腐

詳しくはコチラから!!



フランツ・ソーモン・ラ ・カーヴ・ス・ルビフ ロゼ泡 (左)
産地:フランス/ロワール
品種:ガメイ100% 有機栽培

クリスマスシーズンを前に、「美味しいスパークリングを探さなくては!!」
と右往左往しております。(汗)

そんな中で見つけた、超お手頃な自然派ロゼスパークリングがコレ!!
酸化防止剤も極々少量に抑えたナチュラルなスパークリングが気軽にデイリーに飲めるのはとっても嬉しいですね!!
店頭の試飲でもとても好評でした!![:楽しい:] [:楽しい:]

結構濃いピンク赤。フレッシュイチゴ、イチゴジャム、赤い花、ハーブ、イーストなどのフレッシュかつチャーミングな香り。口に含むと、控え目だけど力強い泡が広がります。フレッシュなイチゴ、イチゴジャムやウメジャム、イーストの味わい。ほんの微かに甘みを感じますが、基本は辛口です。色から予測した通り、ロゼにしてはかなりしっかりしたタンニンが印象的。

カジュアルにスッキリ飲める辛口スパークリング。なんかこのカジュアル感が良い感じ!
ナチュラルだしゴクゴク飲める味わいが [:グッド:] [:グッド:]
12月の様々なパーティシーンに活躍しそうです。王冠とカワイイラベルも楽しいですね

マリアージュ:鶏の唐揚げ、ローストチキン、ピザ、キムチ鍋

詳しくはコチラから!!



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そして、巨人のワインを試飲する!!の巻 アルザス旅行第五日目 その3

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さぶーーーーい。[:ムニョムニョ:] [:ムニョムニョ:] 今日は、ナント1月並の気温ですってー。[:ジョギング:]


(ツィント・ウンブレヒト訪問の続き)

アルザス ウンブレヒト セラー
↑ツィント・ウンブレヒトのセラー。これらのフードル等の樽を使ってワイン造りをするそうです。


ひょっとしたら私の先客にはロバート・パーカー・Jr.だったのかも~ [:猫2:] [:わーい:]
つまり、夢のようなワインが沢山上客or専門家などのお客様の為に沢山試飲ワインを用意し、そのお客様の後に後に私たちが運良く訪問したと推測したわけです。そう思っちゃう位、夢のようなワインを沢山試飲することができました。


以下にいくつか試飲したワインをご紹介します。

ただし!
本当に色々な試飲させていただいたのと、ノートを取る暇が無かったのと、あれから随分時間がたってしまったのと・・・・の為(言い訳ばかりですね・・・トホホ [:悲しい:] )、申し訳ありませんが、ティスティングコメントは省かせていただきます。
やっぱりどんなに焦っていてもちゃんとノートは取らなくちゃいけませんねー。[:ポロリ:]
あー、お忙しいなか2時間も時間を割いてくださったオリヴィエさんに本当に本当に申し訳ないです。クスン。クスン。[:悲しい:] [:悲しい:] [:悲しい:]


アルザス ウンブレヒト Zind06
シャルドネが2/3使われているVdTのツィント06
何故シャルドネを?という質問してみたところ、もうずっと前から温暖化を危惧していて、温暖化対策の一環としてシャルドネを植えてみているそうです。


アルザス ウンブレヒト Clos saint urban06
クロ・サン・チュルバン・リースリング06
クロ・サン・チュルバンはウンブレヒトを代表する特級畑(GC)の一つ。

アルザス ウンブレヒト Clos saint urban89
クロ・サン・チュルバン・リースリング89
アルザス ウンブレヒト Clos saint urban89_2
グラスに注いだところ。思ったより色は濃くなっていないですね。
やはり年月と共に、甘みは控え目になって溶け込み、複雑味が表面に出てきます。それでも、まだまだ掴み切れない奥の深さを感じる89年でした。

その他リースリングでは、Brand06(GC)なども飲ませていただきましたが、Clos Hauseren06というのが、酸がしっかり、凝縮感もすごく高くて面白かったです。


アルザス ウンブレヒト Clos saint urban06 PG
クロ・サン・チュルバン・ピノ・グリ06
アルザス ウンブレヒト Clos saint urban06 PG
リースリングと色を比べてください。

ピノ・グリでは、Rotenberg06も力強くて美味しかったです。フォワグラとか食べたくなりました。[:汗:]


アルザス ウンブレヒト Clos saint urban 86 SGN Ge
アルザス ウンブレヒト Clos saint urban 86 SGN Ge 2
クロ・サン・チュルバン・セレクション・グラン・ノーブル・ゲヴュルツトラミネール86
アルザス ウンブレヒト Clos saint urban 86 SGN Ge 3
細かいテイスティングコメントを全く記していないのが惜しい・・・。[:悲しい:]
とにかく美味しかったです!!![:楽しい:]
あまりゲヴュルツゲヴュルツしていなくて、聞いてみたところ、やはり「年とともに品種の個性は消え、テロワールが際立ってくる」とのことでした。
「とっても美味しいから、このワインは飲んでしまいます!」と言ったら、笑っていらっしゃいました。

非常に貴重なテイスティングをさせていただきました!
オリヴィエさん、本当にありがとうございました!!!




最後にボソっと・・・・。
これだけの沢山の甘いワインを試飲するのはちょっと正直大変でした。やっぱり私は辛口が好きなのかな~~。もちろん、一杯のツィント・ウンブレヒトのワインは、素晴らしく魅惑的で人を幸せにしてくれるものだと心から思いますが。

引き続きボジョレー・ヌーヴォー試飲開催中です!!が、しかし、売り切れヌーヴォー続出のため・・・(涙) 自然派クリュボジョレー06緊急参戦!

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*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*


ヌーヴォー解禁になりました~~。[:拍手:] [:拍手:]
ご来店いただいた皆様誠にありがとうございました!!!![:楽しい:]

が、需要予測を見誤った(←小心者とも言う・・)新米ビジネスマンの私のせいで4種類中3種類が完売となってしまいました! トホホ~。[:悲しい:] [:悲しい:]
(お買い上げいただいたお客様ありがとうございました!!!)

なので、週末試飲にヌーヴォーでは無いクリュボジョレー06を1本緊急参戦させることにしました!!

が、しかし緊急参戦の為、リサーチ不足。。。。
いつものように迷惑な程に長ーーーーいワイン紹介が書けません。[:ジョギング:]
で、で、でも、絶対美味しいんですから!

ヌーヴォーとクリュボジョレー飲み比べるのも楽しいと思います!


では試飲のワインのご紹介です!!


週末試飲081123_1

☆左のヌーヴォーは木曜日に紹介済みなので省略しまーす。

ジョルジュ・デコンブ・ブルイィ 06 (右)
産地:フランス/ボジョレー
品種:ガメイ 減農薬栽培

【緊急参戦でリサーチ不足の為、本日はテイスティングコメントのみのご紹介にさせていただきます。大変申し訳ありません。 [:がく~:]
ネットショップへの商品登録もリサーチ終了後、行ないますので少々お待ちくださいませ。[:悲しい:] 】

美しい赤い色。
最初香りには還元がみられますが、グラスを回せば飛ぶ程度です。
カシス、イチゴ、ウメ、ミネラル、アニマル、ミルキー、赤い花な感じに、微かにタバコ、スパイスのニュアンスもあるピュアな香り。
口に含むとしっかりした酸味、ウメ、イチゴの果実味が広がります。
滑らかなタンニンもバランス良く含まれていますね。酸味はアタックは穏やかですが、フィニッシュにはしっかりとした酸味が感じられます。
ピノ・ノワール的なエレガンスを感じさせるガメイ。[:ラブラブ:] 旨みも豊かです!!余韻はピュアでナチュラル。

変はピノ(?)の飲むなら、絶対こっちをオススメします!!
ピノ・ノワール好きの方にもきっと納得していただけるはずのナチュラル&エレガントで味わい深いガメイです。飲み頃感も出てきて良い感じです![:楽しい:]


マリアージュ: ローストチキン、鴨のスモーク、マグロの赤身、焼き鳥、鶏のテリヤキ、鶏の甘酢揚げ


ボジョレー・ヌーヴォー08 ご一行様ご到着~♪♪ 試飲結果ご報告です!

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はい!本日は11月第三木曜日、ボジョレーヌーヴォーの解禁日です!!
ここグルナッシュにも無事4種類のヌーヴォーが到着しました♪♪

ヌーヴォーはご存知の通り、

「やったぜー!!今年もワインできちゃったぜー!!」

と収穫、醸造と続く忙しい時期が終わる頃、収穫祭的な気分で飲む楽しいワイン。

また、ワインを販売する者としては、やはり新しいヴィンテージの横顔を垣間見ることができる興味深いワインでもあります。

そして、今年のヌーヴォー試飲して垣間見た横顔は、2008年は優しくエレガントで繊細なヴィンテージという感じでしょうか。もちろん産地によっても変わってくると思いますが!

簡単に当店にやって来てくれたヌーヴォー君達のテイスティングコメントを紹介します!!

ancestra_nouveau08
ランセストラ・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー08
産地:フランス/ボジョレー 品種:ガメイ 有機栽培
ゴーミヨ誌でブルゴーニュ&ボジョレーの最優秀生産者に選ばれたシリル・アロンゾ。酸化防止剤無添加。樹齢60年の素晴らしい畑から造られました。

透明感のある赤。フレッシュストロベリー、イチゴジャム、スミレ、スパイスなどのピュアな香り。口当たりは滑らか、その後に活き活きとした酸味とイチゴの果実味が広がります。ピュアな余韻。最近温暖化のせいか濃厚なボジョレーが多かったですが、こういう活き活きとしてフレーーーッシュ!なヌーヴォーもヌーヴォーらしくて良いですね~。[:わーい:] でもフレッシュな中にも、エレガントな奥行き感じが出てるのがさすがモルゴンなのかな!?[:ラッキー:] [:ラッキー:]



louistete_nouveau08
ルイ・テット・ボジョレー・ヌーヴォー08
産地:フランス/ボジョレー 品種:ガメイ
昨年の一番人気のルイ・テットのヌーヴォー!! 手書き風ラベルがとってもチャーミングー!!

比較的濃い赤。来ましたねぇ! イチゴ&バナナの香り。 [:ウィンク:] 少しだけコーヒーとかハーブの感じもあります。口に含むとバナナの香りが花に抜けます。[:イヒヒ:][:イヒヒ:]
今回のボジョレーの中では一番力強い味わい。いつも一番チャーミングなボジョレー君が今年はリキ入ってます。[:イヒヒ:] 少しタンニンが突出してるような感じもしますが、赤ワイン的なヌーヴォーが飲みたい方にはこれがオススメ!![:グッド:] [:グッド:]



mathieu_nouveau08
マテュー・ボジョレー・ヌーヴォー08 (お蔭様でご好評につき完売しました)
産地:フランス/ボジョレー 品種:ガメイ 減農薬栽培
ベルナールetマリー・マテューはボジョレーの小さな生産者。素朴で自然な味わいが魅力の生産者元詰めのナチュラルヌーヴォー。

フレッシュストロベリー、イチゴキャンディのチャーミングな香り。非常にフレッシュな酸味と果実味。それらとバランスの取れた軽やかなタンニン。余韻にほんの微かにキノコ系。[:ニコニコ:]
新鮮でフルーティなお手本のようなボジョレーヌーヴォー。全く無理がかかってない自然体なところがステキです![:わーい:]



grandcolline_nouveau_blanc08
ラ・グランド・コリーヌ・ヴァン・ヌーヴォー(白)08 (お蔭様でご好評につき完売しました)
産地:フランス/ローヌ 品種:シャルドネ主体 ヴィオニエ 有機栽培
日本人醸造家大岡弘武さんの酸化防止剤無添加の南仏産ヌーヴォー。ブドウジュースのような微々炭酸ヌーヴォー。

今日は「まー、上質なドブロクみたいなワインです。」という売り文句でご紹介させていただきました。[:イヒヒ:] [:イヒヒ:]

やや濁りのあるレモンイエロー。
リンゴ、紅茶飴(午後の紅茶とも言う [:猫2:] )、レモン、桃、酵母などのフレッシュで甘いフルーティな香り。
口に含むと軽いシュワシュワ感。ヴィオニエの感じが強く出ている果実味です。生のリンゴジュース、酵母などのフレッシュな果実味を柔らかい酸味。やはりボジョレーと比べて、酸味は柔らかいですねー。余韻はとてもナチュラル。
ワインのようなジュースのような・・・[:楽しい:] 香りにも味わいにも酵母感満載で、本当に出来たてのホヤホヤって感じですねー。(まだ沢山の酵母が生きているのかなぁ??)とっても楽しいワインです。

『千のブドウ』という名のリッチでミネラルなイタリア・フリウリ白 と 大好きガングランジェ!dancyu掲載記念(?)ピノ・ノワール登場!

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ボジョレーヌーヴォーも来週に迫り、いよいよワインの季節ですね~~!![:楽しい:]
雑誌のワイン特集なども色々組まれているようです。

『dancyu』も今月号はワイン特集でした。自然派ワインに力を入れた構成でしたね。

パラパラとページをめくっていくと、いきなりワイン特集の最初にガングランジェのリースリング07の大きな写真が!!

おおー![:ラブラブ:] [:ラブラブ:]
ガングランジェは私が大好きな新進の生産者。この間のアルザス旅行でも訪問してきましたよー! (アルザス旅行記:ガングランジェ編12
でも、アルザスは有名な自然派生産者が多いので、彼のような若手はちょっと目立たない存在だったのですが・・・、これで、日本での人気が高まると良いねー![:拍手:] [:拍手:]


ちなみに、そろそろお腹の空いてきた私は、P132~135のソーセージの写真にクラクラきております。[:豚:] [:豚:]


お腹がギューギューいう前に、本日の試飲ワインのご紹介に参りましょう!![:たらーっ:]

週末試飲081116_1

ニコラ・マンフェラーリ・ミッレウーヴェ・ビアンコ 05 白 (左)
産地:イタリア/フリウーリ=ヴェネツィア・ジュリア
品種:トカイ、ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ、マルヴァジーア、リースリング

飲み応えアリ!!!のとってもリッチなイタリア白のご紹介です。
リッチなんだけど、活き活きとしててミネラルたっぷりなところが良いですねー![:ラッキー:]

フリウリでは個性的溢れる素晴らしい白ワインが色々造られていますが、上質のワインはちょっとお値段が高めなのが・・・・。だからこのお値段でフリウリの美味しいワインが飲めるのは嬉しいですー。

このミッレウーヴェ・ビアンコは、ニコラ・マンフェラーリ造るボルゴ・デル・ティリオ(←評価の高いワインです。)セカンドワイン的存在。ボルゴ・デル・ティリオ用に造られたワインを選別し、格落とししたものをさらに二段階に分け、上のキュヴェをこのミッレウーヴェの名のもとに瓶詰めしました。(一番下のものは売ってしまいます。)

『ミッレウーヴェ』とは、”千のブドウ”という意味。複数の品種をまぜたということにちなんでいます。

透明感のあるレモンイエロー。
ミネラル、レモン、白い花、アカシア、ハチミツ、バター、クリーム、甘い蜜などの芯のある香り。口に含むと凝縮感のある果実味が広がります。フレッシュで豊かな酸味、レモン、ミネラル、樽も感じられる濃厚な味わい。余韻はリッチでフレッシュ、そしてピュア。

この品種がどうで、あの品種のこうというのではなく、五つの品種が一体となり、他にはない個性を生み出していると言う感じ。素晴らしいコストパフォーマンスです!!

マリアージュ:イカのフリット、ホタテのバターソテー、魚介のマリネ、ズッキーニのチーズ焼き、かき揚げ、天ぷら

詳しくはコチラから!



ガングランジェ・アルザス・ピノ・ノワール06 赤 (右)
産地:フランス/アルザス
品種:ピノ・ノワール100% ビオディナミ

dancyuに掲載され「リースリング部門 大賞」に輝いたワイン違いますが(在庫無し [:悲しい:] )、ガングランジェのピノ・ノワールのご紹介です!

ちょっと色は薄いですが、凝縮感溢れる雑味の全く無い、ピノらしいピノ・ノワールです。

ジャン-フランソワ・ガングランジェは1990年に父の後を引き継ぎワインを造り始め、ビオディナミを導入しました。シュレールのブルーノとは従兄弟にあたり、また同じ村にはフリックのドメーヌがあります。彼らからも多くの影響を受けているに違いありません。ガングランジェの面白いところは、既に洗練と自身のを身につけたスタイルシュレールやフリックとは違い、まだ荒削りなところが見えるところと思っていたのですが、このピノは結構 洗練されてきた印象も受けます。


薄めの明るい赤。
イチゴ、ウメ、スミレ、ローズヒップなどの旨みを感じる香り。口に含むと、爽やかな酸味、ウメ、予想以上にしっかりしたタンニン、旨みを感じる味わい。微かにキノコの風味。これまた予想以上に凝縮感があり、結構力強い感じも!雑味は全くなく非常にクリーン。余韻は長くフレッシュでピュア。

なんと言ったら良いでしょう。一瞬チャーミング?って思うのですが、いやいやチャーミングでは終わらない一本筋の通った実直な力強さも秘めています。

和食との相性は抜群でしょう!
(松茸とか食べたいー!手が出ませんけど・・・[:ムニョムニョ:])

マリアージュ: カジキマグロのソテー、鴨鍋、ロースハム、松茸ごはん、松茸の土瓶蒸し

詳しくはコチラから!



あの『アルザスの巨人』と遭遇。ホントに熱い巨人でした!!の巻 アルザス旅行第五日目 その2

すっかり日本も寒くなりましたが、今のアルザスはどれくらい寒いんでしょうね?? 天気予報を調べてみると・・・[:見る:]

- コルマールの天気 -
水曜:7℃/4℃ 木曜:6℃/1℃ 金曜:9℃/2℃ 土曜:12℃/3℃
日曜:12℃/2℃

さぶーーーい。[:冷や汗:] 日本で言うと、北海道くらいでしょうか?


あぁ、あれはまだ、夏の盛りだったような・・・・・。[:ひやひや:] [:ひやひや:]


アルザス ウンブレヒト

こちらにもお邪魔して来ました!
文字通り、アルザスの巨人、ツィント・ウンブレヒトのオリヴィエ・ウンブレヒトさんです。

ルネサンス・デ・アペラシオンなどのイベントで何度かお見かけしていました。こう見えて結構出しゃばり気質な私は、「なんか質問しよう!」と毎度意気込むのですが、いつも他の方と長々と熱くお話しをされていて毎度断念。。。トホホ。[:悲しい:]

今回、ようやくお話することができました!やっぱりとっても熱いお方でした~!

アルザス ウンブレヒト 1
アルザス ウンブレヒト 2

トゥルクハイムというところあるウンブレヒトの醸造所。かなり大きくて立派です。
下は醸造所の周りのブドウ畑です。


約束の時間にお邪魔すると、「ちょっと待っててください」ということで、上の写真を撮った庭(?)に面したオシャレな接客スペースみたいなところに通されました。
すると真ん中のテーブルには、お祖父さんとお孫さんらしき二人が一緒に本か何かを広げていました。オリヴィエさんのお父様と息子さんだったのかな。後々よそで聞いたところによれば、お父様も偉大な方だったそうで、この地方のリーダー的な存在だったそうです。その時は、いかにも良いお爺ちゃんって雰囲気だったのですが。[:ラッキー:]

さて、ようやく彼が再び現れ、地下のセラーの横のテイスティング室に連れて行ってくれました。

アルザス ウンブレヒト 3

なんだか、夢のように沢山の試飲用のワインが並んでいます。[:ラブラブ:] [:ラブラブ:] きっと私たちの前にどなたか大切なお客様がいらしたのでしょう!!

超ラッキー![:グッド:] [:グッド:]

「どうする?何か興味のあるものを試飲する?それとも全部試飲する?」
ちょっとずーずーしいかなと思いつつ、せっかくここまで来たんだから!と「できれば、ぜ、全部お願いします!」と言ってちゃいました。[:わーい:]

試飲を始めながら、「どうしてウチを見学したかったのかな?ビオディナミに興味があるの」と聞かれ、「ハイ」と答えると何故ビオディナミに興味を持ったかな話をしてくれました。

きっかけは肥料だったのだそうです。

ウンブレヒトでは、以前 畑に撒く肥料を購入していたそうですが、その出来が悪く困っていたそうです。とうとう仕方が無いので自分達で作ろうということになり、たい肥(?糞とかのことだと思います)をとある農場から購入したそうです。そしたら、驚くほど良い肥料ができたのだそうです!全く臭くないどころか、良い香りのする素晴らしい肥料でした。
彼は不思議に思い、たい肥を仕入れた農場に問い合わせをしみたところ、その農場ではビオディナミを実践しているということがわかったのです。それでビオディナミに興味を持ち、勉強するうちに共感し、97年から畑に取り入れることにしたのだそうです。

なので、実際に自分達でその素晴らしさを実感したから取り入れたのですね。たい肥がきっかけとは面白いです。

また彼は「ブドウはMercuryな植物なので、本来は実をつけたがらない」とおっしゃっていて、その為 枝を落とし、生命の危機を感じさせ実を結ばせているのだそうです。本来ブドウの望むことではないことをさせているので、ビオディナミを採用してそれを助けるのだとおっしゃっていました。
(すみません、”Mercuryな植物”というのはどんなものかよくわかりません。[:ひやひや:] 以前ニコラ・ジョリーの本を読んだときは、ブドウはDionysian(⇔Appolonian)な植物なので、下に向かう強い傾向があるというのがありましたが、それとは別の分類があるのでしょう。)


ビオディナミとは関係無さそうですが、もう一つナルホドと思ったお話を・・・

アルザス ウンブレヒト 6

この写真はウンブレヒトの畑のブドウの枝ですが、先端が切ってありません。私が見たアルザスの自然派の生産者の畑はみんなこのようにしてありました。
以前見てきた畑では、この時期先端を落とすところが多かったと思います。ブドウの樹が枝の伸長にエネルギーを費やすのを避け、結実にエネルギーを注がせるためにそうしていると理解していたのですが、オリヴィエさんによると、先端を落とすことによって、ブドウは横芽を出したり、横への成長をしてしまい結局エネルギーが実にいかなくなってしまうとのこと。なので、このterminal budと呼ばれる先端の芽は落としてはならず、自然に落ちるのを待たなければならないそうです。

これが今の主流なのかもしれませんが、美味しいブドウを造るため、生産者さんによって色々なアプローチがあるのだと思います。


他にもクリスタリゼーションの話などいろいろしてくださったのですが、とりとめがつかなくなりそうなので・・・・。

っていうか、既に取りとめの無い長い話になってしまっていますね。
スミマセン [:汗:] [:汗:]

また、一応メモをもとに書いていますが、もし間違いがあったら本当に申し訳ありません。 [:悲しい:]


お忙しいだろうに、2時間以上も私たちに熱くお話しをしてくださったオリヴィエさんに心から感謝です!!!ありがとうございました!![:拍手:] [:拍手:]


次回は試飲したワインの自慢話ですから、皆さん悔しがらないようにね~~ [:イヒヒ:] [:イヒヒ:]



ッションの兄貴分、パッションVV日本初上陸! と 瓶内熟成5年!!爽やかでエレガントなスパーク!

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お寒いですね~~。

この間の火曜日、急に自宅のネットが繋がらなくなりました・・・。[:悲しい:][:悲しい:]
気がつけば電話も繋がりません。

電話は繋がらなくても、全然平気だったのですが、ネットが繋がらないのはとーーーーっても不便でした。

改めて、自分がいかにネットに依存してるか思い知りました。いけないですねぇ。[:パクッ:][:プシュー:]


それとも、『コンピュータ&インターネット』が”冷蔵庫が無くて生活できますか?”というレベルの生活必需品に近づいてきたということかしら??

いやいや、そんなことは無いですよねぇ。私の両親などは「インターネットって何ですか?」ってな人ですが、なんら生活に支障はきたしておりません。
生活必需品という概念そのものが個々のライフスタイルによって多様化してきたんでしょうねー。


ちなみに私、携帯無くても全然平気です。

基本的に電話が苦手なんです。[:ひやひや:]

機械に向かって喋るのがちょっと・・・・・。[:豚:] [:豚:]



こんな私って、アナログ人間?? それとも デジタル人間??

皆さんは、いかがですか???




さて、今週の試飲ワインのご紹介に参りましょう!!

週末試飲081109_1

ランドロン・ヴァン・ムスー・アトモスフェール・ジョ・ランドロン 白泡 (左)
産地:フランス/ロワール
品種:フォル・ブランシュ80%、ピノ・ノワール40% 有機栽培

クリスマスシーズンを控え、多分どこのワインショップも美味しいスパークリングを探そうと躍起のはず。
去年はシャンパーニュの値上がりがすごいなぁという感じだったのですが、今年はシャンパーニュ以外のスパークリングも徐々に値上がりしてる印象です。[:悲しい:] [:悲しい:] うーん、美味しい2千円台のスパークリングがもっと欲しいです・・・。

グルナッシュでも、美味しくてリーズナブルなスパークリングを発掘するため、今後も努力を続けて参ります!!! [:拍手:] [:拍手:]

と、熱血宣言したところで [:楽しい:] 、リーズナブルで美味しいスパークリングのご紹介です!

ドメーヌ・ランドロンは、ミュスカデの生産者として、日本でも人気の生産者。インポーターさんによれば『テロワール狂』( [:わーい:] ) だというランドロン兄弟が営んでいます。

彼らのホームページには
「私たちは健全な地球を次世代に引き継がなければならない。私たちの手で傷をつけてはならないのである。」
と書かれており、有機栽培を実践しています。

今回ご紹介するランドロン・ヴァン・ムスー・アトモスフェール・ジョ・ランドロン (名前長いっ!)は、通常コニャックに使われるフォル・ブランシュという品種とピノ・ノワールをブレンドして、メトード・トラディショナルで造られました。

そして特筆すべきなのが、瓶内熟成5年を経たということ!!!

基本的には爽やかで極辛口のフルーティなスパークリングなのですが、この「瓶内熟成5年」がこのスパークリングにとてもエレガントなキャラクターと上品なコクを与えていると思います。[:わーい:] [:わーい:]

薄い透明感あるレモン色にきめしっかりした泡立ち。
爽やかなレモン、グレープフルーツ、リンゴ、白い花などのエレガントな香りにイーストミネラルが加わります。
口に含むと、心地よい泡が広がり、爽やかで辛口な味わい。しかしその内、爽やかな果実味の中に、エレガントなコクがじんわりと現れてきて、奥の深さを感じさせてくれます。
余韻は爽やかでドライ。海草のような海のニュアンスも余韻に現れます。
(翌日は余韻も結構ボリューミーになりました!)

多分熟成がもっと短かったら極ドライなキリッとしたスパークリングだったと思うんです。しかし、5年の月日が、このワインに非常にバランスの良い一体感のあるエレガントな味わいをもたらしたのでしょう。(← 私の想像 [:たらーっ:] )
嫌味が全く無く、非常にピュアな味わいなのも魅力です。

ミシェル・トルメー氏によるラベルも、おしゃれでとってもステキです!

マリアージュ:生牡蠣、ホタテのソテー、カルパッチョ、お刺身、寄せ鍋

詳しくはコチラから!!


ラ・パッション・グルナッシュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 05 赤 (右)
産地:フランス/ルーション
品種:グルナッシュ100% 減農薬栽培

大人気のパッション・グルナッシュの兄貴分、ラ・パッション・グルナッシュ・ヴィエイユ・ヴィーニュが初リリースされました!![:わーい:] [:わーい:]

若いブドウの樹から造ったワインと古い樹から造ったワインとどちらが美味しいと思いますか?? [:見る:]

答えはモチロン、古い樹=ヴィエイユ・ヴィーニュです。

何故ヴィエイユ・ヴィーニュが美味しいかというと・・・・、話しが長くなるので [:ひやひや:] コチラをご覧下さい!!

美しい紫色。カシス、チェリー、赤い花の甘い香りにカカオ、タバコ、ヨーグルトなどがアクセントとなった豊かな香りがグラスから溢れます。樽の香りもするような・・・。
口に含むと、予想より辛口で力強い味わいに驚かされます。
素朴で香ばしいなタンニン、ミネラルの骨格、しっかりした酸味、ジューシーな果実味。
カカオのようなビターな感じが大人っぽい!![:ラッキー:]
やっぱり、兄貴分ですね! [:グッド:]
元気なブドウの果汁をそのままワインにしたような弟パッションに比べ、大人っぽいな赤ワインらしい味わいです。
余韻は空けたては非常に力強いですが、翌日はエレガントな印象。
(開けたてと翌日では、かなり印象違います!)

パッションはちょっとフルーティ過ぎるという方にもピッタリの大人の赤ワイン。

限定入荷のパッション兄!是非お楽しみください。[:わーい:] [:わーい:]

マリアージュ: バーベキュー、焼肉、豚の生姜焼き、豚のローズマリー風味のグリル


詳しくはコチラから!!

大岡さんのキュヴェG登場!恐ろしい程にストイックなグルナッシュ!と 雑誌『一個人』でフランス赤部門一位の安旨 カベルネ!

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すっかり秋です。[:もみじ:]
羽毛布団も出したし、昨日の夜は暖房も入れちゃいました。

猫と言う生き物は寒がりです。
砂漠の生まれですからね。[:わーい:]

ウチの猫も寒くなった途端に、夜お布団の中に入ってくるようになりました。朝目を覚ますと、お布団の中で暖まり暑くなった猫が、私の腕の上でビローンと伸びています。ついつい、クスッと笑ってしまう、そんな幸せな光景で目覚める今日この頃でございます。

週末試飲081102_2

お母さんと一緒に野良猫生活をしていた時代のウチの猫ちゃん。右下の子猫です。


では、試飲ワインのご紹介に参りましょう!!


週末試飲081102_1

ル・ジャジャ・ド・ジョー 07 赤 (左)
産地:フランス/ルーション
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン60%、カベルネ・フラン40%

ウチのお店のお手頃系と言えば、グルナッシュ/シラー、グルナッシュ/シラー、グルナッシュ/シラー、グルナッシュ/シラー、グルナッシュ/シラー・・・・という感じなので [:汗:] [:汗:]、お手頃なカベルネ系を仕入れてみました!

えっと、最近『一個人』という雑誌のナントカというランク付けで、フランス赤部門で一位になったそうです。まっ、雑誌の評価はどうでもいいんですけどね。[:たらーっ:]

ポップなラベルも、果実味豊かなお味も、楽しく陽気なカベルネです。[:わーい:]
シャトー・ド・ジョーという生産者さんが、若い人たちにも気軽にワインを飲んで欲しいという想いから造ったワインだそうです。ワイン名の“ル・ジャジャ”とはキャラフ入りの陽気なワインを表す南仏のスラングだそうです。
うんうん、みんなでワイワイ、ピザなどとつまむパーティワインとしてはピッタリかも![:チョキ:]
果実味も十分あり、しっかりカベルネの個性も出ていて、納得のコストパフォーマンスです!!

カシス、ダークチェリー、タバコ、アニマル、インクなどの豊かでフルーティな香り。口に含むと、力強いタンニンのアタック。果実味はしっかりありますが、やはり同じ南仏でもグルナッシュに比べると辛口な果実味。よく熟した果実味に土やタバコの風味も感じる味わいです。
カベルネらしくて良いですね!酸味は中程度でフレッシュ。余韻も辛口、渋みが残ります。

南仏感とカベルネ感が良い具合に溶け合った1本!
生産者さんの楽しく気軽に飲んで欲しいという思いが、よーく伝わってきます。
陽気なカベルネ、いいじゃないですか!!

マリアージュ: バーベキューピザ、鶏の唐揚げ、スペアリブ

詳しくはコチラから!


ラ・グランド・コリーヌ・キュヴェG 06 (右)
産地:フランス/ローヌ
品種:グルナッシュ100% 有機栽培

大岡さんのGが試飲に登場です!!
ジャジャが陽気なカベルネだったのに対し、こちらはズバリ

ストイックなグルナッシュ

というイメージでしょうか!?
ここまでストイックな骨格はを持ったグルナッシュは初めて飲みました。[:びっくり:]
海外のテイスティングコメントなどを見ていると、グルナッシュのワインには”hedonistic(快楽的な)”という言葉がよく用いられるように思うのですが、そんな感じは全くありません。

非常に内省的で内に色々なもとを秘めたストイックな哲学者的グルナッシュ?
なんつってー。(↑少し調子に乗ってます。。[:汗:][:汗:])

どういうことかと申しますと、いかにもグルナッシュ的な甘みを感じるような豊かな果実味ではなく、ドライな仕上がりの骨格を感じるエレガントな果実味なんです。(空けたては、北のシラーかと思っちゃうようなニュアンスもありました。)
でも味わいはしっかりって美味しいんですよ!![:わーい:]
ひょっとしてこれはグルナッシュの新しいカタチかも?!なんて思ってしまいます。

実際は、インポーターさんの資料にあるように、大岡さんの畑がグルナッシュ栽培の最北に近いということがこの味わいを造り出しているのでしょう。花崗岩土壌というのも要因の一つかもしれません。(南ローヌでは花崗岩土壌はあまり聞きませんから。)

とこのように、グルナッシュオタクからすると色々考えさせる1本です。

ほんの少し濁りのある美しい紫色。中国のスパイス、甘草、チェリー、オレンジ、ミネラル、ハーブなどの奥行きのある香り。甘さを予感させる要素はありません。
口に含むと、ヒンヤリするようなクールなミネラルときめの細かく力強いタンニンが広がります。果実味はピュアでエレガント、酸味もフレッシュでしっかりしています。非常に辛口な味わいです。
余韻はピュアで、スパイス、力強いタンニン、クールなミネラルを強く感じます。


マリアージュ: ローストチキン、チーズ、鰻の白焼き、鶏腿の山椒風味焼き

詳しくはコチラから!