秋に飲みたい自然派白&赤!!熟成の入った貴重な自然派アリゴテ!と クセになっちゃう危ない赤、ペイラ!
- Day:2008.09.28 20:54
- Cat:今週の店頭試飲ワイン
JUGEMテーマ:グルメ
*----* 毎週末 お店で試飲販売しています そのワインの御紹介です *----*
秋ですね~ [:もみじ:] [:きのこレッド:]
ここ落花生の国では(笑)、この時期あちらこちらで彼岸花が咲いています。「うーん、秋~。」っていう風景です。
東京に住んでいた時は、さすがに見かけなかったなぁ。

先日ふと「彼岸花には本当に葉っぱが無いのかしら??」と疑問に思い、近づいて確認してみました。やっぱり本当に葉っぱが無いんですね~。
後で調べてみたところ [:見る:] 、花が終わった後葉っぱが出てくるんだそうです。 つくし式ですね。写真を見ると、確かに「見たことあるような・・」葉っぱでした。[:わーい:]
ここでプチ雑学。
彼岸花は、その昔中国から伝わったたった一株の球根から日本全国に広まったのだそうで、遺伝子が一緒なんですって~!!
wikipediaによれば、
「日本に存在するヒガンバナは全て遺伝的に同一であり、三倍体である。故に、雄株、雌株の区別が無く種子で増えることができない。(遺伝子的には雌株である)中国から伝わった1株の球根から日本各地に株分けの形で広まったと考えられる。」
とのこと。
調べてみると極稀に種をつける2倍体の彼岸花もあるみたいですが、殆どの彼岸花は種をつけない3倍体。
たった一個の株が増殖して日本中で繁殖している・・・。
なんかすごいですね~~。 [:ジョギング:] [:ジョギング:]
それでは本日の試飲ワインのご紹介です!!

ドミニク・ドゥラン・ブルゴーニュ・アリゴテ 05 白 (左)
産地:フランス/ブルゴーニュ
品種:アリゴテ 100% ビオディナミ
彼岸花を見ると秋を思い、秋を思うと何故か・・・・・
アリゴテが飲みたくなる
私です。何故でしょう?秋刀魚の季節だからでしょうか?(笑)
秋刀魚の塩焼きとか秋のお魚料理には、同じブルゴーニュのワインでもシャルドネじゃなくてアリゴテ!って思うんですよね。[:わーい:] 皆さんはいかがですか??
ドミニク・ドゥランはブルゴーニュ サントーバンでビオディナミを実践する生産者です。このアリゴテは0.7haの畑に植わる樹齢の古いアリゴテから造られました。畑は100年以上も前から一度も化学物質を使用しない栽培をしてきた自然なままの畑だそうです。
輝きのある黄色。力強いミネラル、レモン、リンゴ、旨み、海草、ハチミツ、そして微かに熟成を感じる落ち着きのある香り。
口当たりは柔らかいですが、アリゴテらしいしっかりとした酸味と厚みのある味わいです。
熟成を感じるレモンの果実味を持った、旨みと海っぽいミネラルがタップリ入った凝縮感溢れるアリゴテ!!余韻はピュアで比較的長く、やはり海草のニュアンスを感じます。
美味しーーい! [:ラブラブ:] [:ラブラブ:] 熟成の入った深みのある味わいは秋にピッタリの白ワイン。飲み頃のしっかりとしたアリゴテなんて、なかなか見つからないですよね!
嬉しいな~。[:拍手:]
やっぱり秋刀魚が食べたくなりました!![:わーい:]
マリアージュ: 秋刀魚の塩焼き、焼き魚、生ガキ、銀杏、寄せ鍋、天ぷら、寿司
詳しくはコチラから!!
ペイラ・クレピュスキュル 04 赤 (右)
産地:フランス/オーヴェルニュ
品種:ガメイ 100% 有機栽培
(↑昨日店舗のお客様にお送りしたメルマガで間違って記載してしまいました。すみません [:汗:] )
うーん、ビオビオ~。待ってました!還元香&揮発酸香!!アハハハ。[:わーい:] [:わーい:]
でも、こちらも秋に美味しいと思われる赤ワイン!何故なら、
ダシ、キノコ系
だからですぅ。
ペイラは酸化防止剤を全く用いない生産者の一人として有名で、根強いファンを持つ生産者です。
2000年に自然派ワインを造ることを夢見た3人の男が興したドメーヌです。2004年の収穫前にその中のステファン・マンジュ氏が独立し、現在では一人でワインの生産を行なっています。除梗せずに房丸ごとをタンクに入れて、ピジャージュもルモンタージュもせずに、低温で3週間かけて発酵。
何も足さずに自然のまま、昔のまま造られたワインです。
口当たりとノド越しが柔らかく体に染みこむような「自然派ワイン」特有の風味があります。
かなり薄い色合いの赤。還元香と揮発酸の香りがします。いかにも自然派ワインと言った香りですね~。しかし、その奥に旨みの詰ったピュアな梅、チェリー、イチゴ、ミネラル、バラの甘い香りがします。
口に含むと、酸味を持ったチェリー、イチゴ、梅の可憐な果実味。微かに干し肉やスパイシーなニュアンスもあります。和風だしみたいな旨みはタ~ップリ。[:ラブラブ:] [:ラブラブ:]
うーん、クセになる味わい。最近では洗練された自然派ワインが多くなってきましたが、こういう地酒風な個性溢れるワインが、人を自然派ワインの世界に引きずり込むんです。引きずり込まれたくなかったら飲まない方が良いかも!?[:あっかんべー:]
マリアージュ: チーズ、チキンのワイン煮込み、筑前煮、焼き鳥
詳しくはコチラから!!
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