究極のエレガンス!
- Day:2008.01.31 21:07
- Cat:わいん<ワイン>
JUGEMテーマ:グルメ

どうですか?美しいエチケットですよね~。
ウットリ~。[:ラブラブ:] [:ラブラブ:]
先日このワインをステキなレストランへ持ち込みさせていただき、
友人と一緒に飲みました。
美味しかったです~~。幸せ~~。[:パクッ:][:プシュー:] [:パクッ:][:プシュー:]
ヴィオニエって難しい品種だと思います。
華やかで魅力的な反面、必要以上にボリュームが出てしまっているワインも多くて・・・。
実際最近では、コンドリューは食事と一緒に飲むワインというよりは、ワインバー的にワイン単独で楽しんだ方がいいのかなと思ったりすることも多かったです。
でもやっぱり、このガングロフのコンドリューは全く違いました!!!
ちょっと大袈裟ですが・・・[:たらーっ:] [:たらーっ:]
「究極のバランス」「究極のエレガンス」
こういった言葉が、私が常に抱くガングロフのワインのイメージです。
(日本人の私は"フィネス"という表現が苦手なのですが、こういうのがフィネスなのかな??)
ガングロフは他のワインと比較すると、その素晴らしさが際立んです。
以前 コート・ロティだけのワイン会に出たことがありました。
他のワインもモチロン美味しかったのですが、ガングロフの文句の付けようのない混じりけのない美しい味わいと緻密かつ繊細な構成がよく分かりました。
宇宙のような深遠さです。
このロマンチックでステキなエチケットは、画家である彼のお兄様の手によるもの。
シャトー・ダンピュイがギガルの所有になる前、そのお兄様がシャトー・ダンピュイに書生(?)みたいな感じで住まわしてもらい、絵を描いていたことがあり、そこへ故郷のアルザスから遊びに来たイヴ・ガングロフがコンドリュー村のお嬢さんと出会い、恋いに落ち、ドメーヌ・ガングロフが生まれたそうです。
今やコート・ロティ、コンドリューのカリスマと言われるイヴ・ガングロフ。ちょっとエキセントリックというか、ヒッピー風(←古っ [:汗:] )な雰囲気を持った方です。ドメーヌの前にはハーレーの大きなバイクが置いてあったりして。
気難しいという噂もあったのでビビッていたのですが、私がお邪魔した時には全くそんなことはありませんでした。説明と試飲の後、了解を得て彼の畑を散策させていただきました。
わずが1.7haというコンドリューの畑を目にした時、ガングロフの本当の素晴らしさがわかったような気がしました。すっごくすっごく感動しました。[:悲しい:] 非常な急斜面に・・・というお決まりの説明以上に(ホントに私などは四つん這いになりたい位の急斜面です)、ひっそりと山間に佇む畑に充満する生命力に満ち溢れたブドウの"気"のようなものに圧倒されました。ガングロフの畑はローヌ河沿いではなくちょっと入ったところにあるので、静謐な雰囲気が余計に出て、特にそう思ったのかもしれませんが、でもこれが手入れの行き届かない畑や人工的な畑であったら絶対感じないものだったと思います。
一見 いわゆる真面目な農家のおじさん風生産者とは一線を画す方ではありますが、真摯に畑と対話していないとこんな素晴らしい畑は絶対生まれないでしょう。思えば彼の贅肉を削ぎ落とした引き締まった体が、彼のハードワークを物語っていたのかもしれないと畑を目にした時に改めて思いました。
ローマ時代から綿々と受け継がれてきた生産者の思いが、あのガングロフの畑には宿っていたのかもしれませんねぇ。今までそこそこブドウ畑を見てきましたが、感動した畑ベスト1と言っても過言ではないそれはそれは素晴らしい畑でした。
なかなか気軽に飲めるワインではないかもしれませんが、このロマンチックなエチケットと究極のエレガンスを持った官能的な味わい!バレンタインデー[:ラブ:]にピッタリなワインだと思います!!
ガングロフ・コンドリュー 05
ヴィオニエ100%
小樽で発酵(一部新樽)、マロラクティック発酵を行なう。その後古樽で熟成。
長っ!!![:たらーっ:] [:たらーっ:]
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