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ひと夏の経験・・・??

やっと秋になりました~~ [:きのこオレンジ:] [:きのこレッド:] [:きのこグリーン:]
ひゃっほー!!イエーイ!!
(↑って・・・・)

「ひと夏の経験」などと昔からよく言いますが、
皆さんは、胸に秘めた「ひと夏の経験」があったりしますか?
残念ながら、私はありません・・・。さびしい人生ですなー。トホホ。

さて、どうもお店に並んだワイン達が、私の目を盗んでこっそり「ひと夏の経験」をしてきてしまったようなんです。だって春先までは、フレッシュで初々しい少女のようだったのに、最近飲むと、なんだか大人びた味わいに・・・。[:イヒヒ:]
あるものはケモノ臭さを放つようになり、あるものはハチミツ度がぐーっと増し、またあるものは成熟した深みを見せ始め・・・・。
このお仕事を始めて、改めて半年でいかにワインの様子が変わるかを感じ、ワインって面白いなーと思ってます。
冬から春に変わる時も、なんか一斉にワインの味が変わったような気がしたし、夏から秋へ変わる今も・・・。
ひょっとしてワインは季節を感じているのでしょうか??? [:ニコニコ:] [:ニコニコ:]

(※ 一応。夏の間 店舗、セラーは空調を入れっぱなしで定温にしているので、暑さによる変化ではありません。)


さてさて前置きが長くなりましたが、本日の試飲アイテムも 店長に黙って勝手に「ひと夏の経験」をしてきたワインです。

週末試飲0929_1
(なんだかラベルの位置が激しく違うので、ピンボケ~です。)

ティエリー・ピュズラ・シュヴェルニー 05 白 (左)
入荷したての頃は、キリッと辛口、ミネラリーなワインでした。
しかし、例の経験を経た今は、ハチミツ、甘いスパイスなどの要素が深まり、ふくよかな果実味を持った、爽やかだけど旨みの詰まったワインとなりました。でも、ティエリーらしいニュートラルなピュアさはそのままです。
ウットリなのは、飲み込んだ時 鼻に抜けるバタースコッチのような甘い香り。
美味すぃーです!![:パクッ:]

セパージュはソーヴィニヨン・ブラン60%、ムニュ・ピノ40%。
旨みがしっかりしているので、お醤油を使ったお刺身などの和食にも合いそうだし、ホタテのバターソテーなどのバター系の魚介類にもよく合うと思います!!


ピニョル・ラッチ・デ・ライム 06 赤 (右)
スペインの比較的新しいDO:テラ・アルタのワイン。
このワインも微妙にアレを経験しちゃったみたい・・・。(まぁこちらは微妙になのですが。)
初夏にやって来た時には、「おーっ、フレッシュでのみ易いワインだ」と思ったのですが、現在 混醸されているカベルネやメルローのキャラクターがしっかり出てきて、「後味にしっかりした渋みを感じるワイン」となりました。
ガルナッチャ(グルナッシュ)のフレッシュで豊かな果実味とカベルネ、メルローのタンニンと辛口な感じのコンビネーションが、なかなか絶妙であります!!
いいですねー。"しっかりしたワインが好き"とおっしゃる方には、コスパ抜群!!のオススメの1本ですね。

カジュアルな焼肉パーティやBBQにはもってこいです~。
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原点回帰 ★ 前から大好きなワインを改めて御紹介

もう!もう! [:ショック:]
せっかくワインの美味しい秋の足音がそこまで近づいてきていたのに!
はーっ [:パクッ:] この暑さはなんなんでしょうねー。やっぱり日本は亜熱帯になっちゃったんですかねー。

さて、さて文句はホドホドに・・・・。

今週は自分が前から大好きなワインを御紹介。題して"原点回帰"です。

週末試飲0922_1

並べてみてビックリ。2本ともフランスはローヌ、コート・デュ・ヴァントゥー生まれ。そしてセパージュもグルナッシュ70%、シラー30%!ナント全く同じだったんですー。やっぱり原点なんでしょうか??

シャトー・ペスキエ・キュヴェ・デ・テラス 04(左)
このワインのファンになってもう何年が経ったでしょう。このワインと出会ったのは、東京で開かれた小さな試飲会。素直に「美味しいなー」と思いました。そしてその場にいらしたシャトー・ペスキエのご当主ポール・ショーディエールさんの優しさと熱い思いにも心打たれ、すっかりファンになってしまったのです。

その頃は、日本のワインマーケットではまだボルドー、ブルゴーニュのグランヴァン偏重時代で、こういう無名のローヌのワインがどれだけ売れるか心配だったのですが、当時勤めていたお店で御紹介してみると・・・、ナント沢山のお客様から「美味しかった」という感想をいただいたのです。そして私は「日本にワイン文化を定着させるために必要なのは、グランヴァンではなく、こういうデイリーに楽しめる美味しいワインなのだ!」という確信を持つにいたり、今の自分があるわけなのです・・・・。(しみじみー[:嬉しい:])

なーんて、前置きが長くなってしまいましたが、早くお味の御紹介を!

一言で言えば、かなり骨太な一本![:グッド:] ダークチェリー、レーズン、スパイス、コーヒー、海草、バラなどの複雑な香り。口に含むと凝縮感を感じる豊かな果実味やスモーキーなニュアンスなど、層を成す味わいが感じられます。しっかりした酸味、タンニンなどボリュームのあるフィニッシュ。
前に飲んだ時より、随分 力強くなりました~。ちょっとごっつい感じもします。お食事をしながら飲めば、良いバランスとなるでしょー。

マリアージュ:ラムを使ったジンギスカンやクスクス、生姜焼き、チンジャオロース


(ちなみにポールさんは、F1ドライバー佐藤琢磨さんや、ニースでミシュラン一つ星を獲得した若き日本人シェフとして有名になった松嶋啓介さんとも親交があり、松嶋さんのブログでF1観戦に行ったお話しが写真付で紹介されています。)


マルティネル・コート・デュ・ヴァントゥー 05(右)
ドメーヌ・マルティネルはドイツ人女性コリーナがワインへの情熱に駆られ、一人で立ち上げたドメーヌ。そういうとなんだかマッチョな女性かと思ってしまいますが、彼女はとっても明るくて気さく、ステキな女性です。(そして美人!)

コート・デュ・ヴァントゥーのAOCですが、畑が位置するのはコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュからAOCに昇格したボーム・ド・ヴニーズの境界線のすぐ横。「最初はこの畑を買うか悩んだの。だってここまではボーム・ド・ヴニーズで、この畑からヴァントゥーになるんだもの。でも、畑とブドウの樹の素晴らしさはそんなこと(AOC)より、もっと大切だと思い、ここを買う決心をしたの。」と語ってくれたコリーヌ。
その決断は正しかったわ、コリーヌ!!
素晴らしいミネラルを秘めた力強いボディ。これは、全く素晴らしい土壌と樹齢の古いブドウの樹がなければ造れなかった味わいでしょう!

うわー、春先に飲んだときに比べ、かなりケモノ臭さがでてきてますねー。みんな(←ワイン)夏を超えて大人に変わっていくんですねー。(感慨・・)[:ニコニコ:]
ラズベリー、カシス、スパイス、ハーブ、ケモノ、ミネラルのリッチな香り。滑らかだけど豊かなタンニン、フレッシュな酸、ミネラル、これら全ての要素が、ちょっと甘みも感じるしっかりとした果実味と美しいハーモニーをかもしだしています。ペスキエ・テラスに比べて、ぐぐーっとピュア度の増した余韻が美しい・・・。 [:拍手:]

マリアージュ:ステーキ、ラムの香草焼、鴨のスモーク、チーズ




ひゃー、長くなっちゃったにゃー・・・。[:ムニョムニョ:]
いつも"もっと簡潔に!"とは思っているんですが・・・。まぁ結構熱い女なんですな。へへへ。(暑い女じゃないよー!)[:パクッ:]



週末試飲0922_2
シャトー・ペスキエ・キュヴェ・デ・テラス 04(左)
マルティネル・コート・デュ・ヴァントゥー 05(右)








そうだ!食べ物のことを考えよう!!

ちょっと今日はブルーな気分。。。。("ブルーな気分"って死語かな~??)
私にしては珍しくネガティブな気持ちになる一日。

その上 お店のipodが今使えないため(ウチではipodをアンプに繋いで音楽を流しています)、明るい音楽をかけて気分転換というわけにもいきません。
はーっ。[:パクッ:][:プシュー:]

何か楽しいことを考えなければ・・・。そうだ!食べ物のことを考えよう!!

料理を作るは好きです。
いつも作ったお料理をブログで御紹介したいな~って思うのですが、
ババーッって作って、ババーッ盛り付けてなので、どうも鑑賞に堪えるシロモノにはなりません。自分で言うのもなんですけど、お味はそんなに悪くないと思うのですが・・。

先日 牛肉のワイン煮込みを作りました。ババーッとやった割りにはキレイに盛り付けられたので、携帯で写真を撮りました。
0920料理
なんかやっぱり携帯じゃうまく撮れませんねー。栗を入れて、ちょっと季節感を出したりしてー。へへへ。
これからはキレイに盛り付ける練習をしよーっと。

こちらの一皿と一緒に飲んだワインはコレ。
0920ワイン
大大大好きなシャルヴァンのコート・デュ・ローヌ。春先に仕入れましたが、まだお味が未分化だったので、あまりお客様にもオススメせず、セラーに寝かしてありました。だいぶ大人に成長して美味しくなってきたので、本格的に秋になったら試飲にも登場させる予定です。
お楽しみに~。


ちなみに昨日は栗ご飯でした。(栗好きなんです~)美味しかったよ!
今日は何にしよーかなー。[:パクッ:]

ブログから見る 2007 収穫情報!

2007フランスのブドウの収穫は、収穫期に訪れた良い天候により順調に進んでいるようですね。良かった、良かった!! [:拍手:] [:拍手:]

いやー、それにしても、便利な世の中になったものですね~。
遠くフランスでの収穫情報が動画でご覧になれますよん。[:嬉しい:]


【今年のお気に入りとなったボーカステルのブログ!】
以前にも御紹介しましたボーカステルのブログ。マメに更新されています。
9月13日編:フランスがとっても良いお天気なのがわかります~。雲ひとつ無いすっごい晴れだ!!
9月17日編:ボーカステルのシャトーの前の畑のグルナッシュ収穫風景。いかにもシャトーヌフらしい"石ころゴロゴロ"土壌が見れます。ボーカステルのシャトーはあんまりゴージャスじゃないんですね~。(ラヤスはさらに地味でしたが・・・。)


以下はちょっとディープでマニアックな収穫情報でーす。

【ブルゴーニュ生産者の日本人奥様の収穫レポート】
日本でも有名なドメーヌ・シモン・ビーズの日本人美人奥様の収穫レポート。収穫前のブドウの状態の解説や、収穫後のドメーヌでの気合の入った選果の様子など丁寧に解説があって、とても興味深いです。シャルドネより先にピノが収穫とは!驚きました~。unevenな天候がこういう結果をもたらしたんでしょう。やっぱり今年は各生産者での選果の徹底がキーになるみたい!
とにかく収穫時の天候が良くなって良かったですね~!!!


【ラングドックでワイン造り挑戦する日本人M氏のブログ】
かなりリアルに臨場感満載なレポートですね~。よりマニアックに自然派ワインの醸造の実際を見てみたい方にオススメ!
M氏は自然派ワインのインポーターさんのバイヤーをしながら、実際ラングドックで自らワイン造りに挑戦されています。糖度や酸度の測定方法や、収穫から発酵に入る過程を日本語で解説。収穫予定日の雨予報に心を痛めたり(実際は晴れ[:おてんき:]良かったね!)、樽の値段の高さに驚いたり、バッテリー切れのフォークリフトに大切な樽が押しつぶされそうになったり、ハプニングありのリアルなレポート。
ご苦労も多いと思いますが、がんばってください!!

皆さん 素晴らしい情報をありがとうございます!
今年も美味しいワインができることを、心からお祈りしています!! [:ラッキー:]


あり得ない程 コスパ抜群なんですぅ~~!プティ・シャブリ&コート・デュローヌ

おやおや~、今日はまた夏に戻ってしまったようなお天気 [:おてんき:] [:おてんき:]

やっとワインの美味しい秋になったと思ったのに~ [:きのこレッド:]


今日は Dooooooooooon't miss it!! な限定入荷の超ウマ白と秋に美味しそうなコート・デュ・ローヌ赤を御紹介しています。
どちらも 「あり得ない程 コスパ抜群なんですぅ~~」なワイン達! 生産者さん、ありがとーございます! [:拍手:] [:拍手:]


週末試飲0915_1

アニエス・エ・ディディエ・ドーヴィサ・プティ・シャブリ 05(左)
久しぶりに手にした"プティ・シャブリ"。。。(最近 見ませんよね~。あんまり。)
それがとっても美味しかったんですっ!
一時のシャブリ人気のせいで、お味的に???なシャブリも多く出回ってしまいシャブリ自体すごく損をした気がします。
あー、でも美味しいシャブリは美味しんだよねーと改めて感じさせてくれるワインでした~。
ワイン通の方はドメーヌの名前を見て、「えっ?」と思われるかもしれません。このアニエス・エ・ディディエ・ドーヴィサという御夫婦は、シャブリの二大巨頭 ドーヴィサとラヴノーの御親戚なんだそうです。さらにRVFで『若き生産者、最良
の一本、明日のスター達』の一人に選ばれたとか。
しかし、そんな話は抜きにしても、とにかく美味しいのです!!

おー、しっかり 海の香り [:船:] がします!!
美しい輝きのある黄色。ミネラル、リンゴの甘露煮、レモン、ヨード、海草などの
華やかな香り。
口に含むと濃厚な凝縮感が溢れる果実味、トロっとするような舌触り。その中にとてもしっかりとしたシャブリらしいミネラルとフレッシュな酸味の骨格を感じます。余韻はやっぱりしょっぱいほどの海の味 !!ちょっと貴腐ブドウが混じったのかなーと思わせるニュアンスも。

「プティ」と呼ぶのはもったいないほどの、本格派シャブリの味わいなのでした~~。あー、うまい![:ポッ:]



キャトルフィーユ・コート・デュ・ローヌ・フレシア 05 (右)
このコート・デュ・ローヌはこのお値段としては驚きのクオリティ!!!
なんと1350円とは、マジ"驚き"です!
少しトラディショナル(昔っぽい)な味わいですが、それが良い個性となっていますね~。ケモノの香りを気軽に楽しみたいあなたにもオススメです!!(???) [:たらーっ:]

チェリー、ラズベリー、スミレ、なめし皮、土などの美しい香り。カシス、ブルーべりーなどの果実味に余韻にかけてしっかりした酸味とタンニンを感じます。この果実味のわりにちょっとごっついタンニン昔懐かしい感じです。シンプルな果実味だけでは終わらない素朴な力強さを持ったミディアムボディ。


週末試飲0915_2
(左)アニエス・エ・ディディエ・ドーヴィサ・プティ・シャブリ 05
(右)キャトルフィーユ・コート・デュ・ローヌ・フレシア 05


明日は涼しくなるといいですねー!
みなさま 楽しい三連休をお過ごし下さいませ~~ [:パクッ:]

今日のランチ!!

0913ランチ

今日は東京まで試飲会に行ってきました~ [:グッド:]

「東京まで」と言う自分が悲しい千葉っ子です・・・[:がく~:]

帰りに日本橋コレドのメゾン・カイザーでパンを買ってきました。
パン好きのアタシは、東京に行くたびにパンを買いだめして、冷凍庫に保管。

もちろんホントは焼きたてが美味しいんですけどね~ [:くもり:] 悲しいです~~[:あせあせ:]

今日はお気に入りのお気に入りのパン・ダアサス2本とカンパーニュを保存用に購入、そしてランチ用に「パン日本橋」とエシレバターを買ってきたので上のようなランチとなったわけです。

やばっ!!パン日本橋 1本食べちゃったよ~~ [:冷や汗:]
だって美味しんだもーーん。パン日本橋はミルクが入って濃厚なフランスパン!
これにワイン[:ワイングラス:]があったら最高なんですが、仕事中なので自粛しました~。[:たらーっ:]
(↑ワイン屋さんだから、あるのは沢山あるんだけどねー。)

メタボ街道まっしぐらですなー。トホホ~ [:パクッ:][:プシュー:] [:パクッ:][:プシュー:]

クー・ド・クール受賞スパークリングとジゴンダスの名手が造るVdT

台風一過です~。[:おてんき:]

いやー、台風すごかったですね。
被害はありませんでしたか? 朝気がついたら、ウチは木が1本倒れてました・・・・。 [:ひやひや:]

子供の頃、というかだいぶ大きくなるまで、 "たいふういっか"="台風一家"だと思ってました。サザエさん一家のように賑やかで明るい家族を指すのだと。

だから、今でも"台風一過"という言葉を耳にすると、頭の隅にサザエさん一家が現れてしまいます・・・。 ハハハ。 [:たらーっ:]

さてさて、本日の試飲はクー・ド・クール受賞スパークリングとジゴンダスの名手の造るVdTでーす。[:拍手:]


週末試飲0908_1

ジェイ・ローラン・クレマン・ド・リムー04 (左)
昨日入荷したばかりなので、ちょっと落ち着いてないかなー。(反省・・ [:がく~:])
このワインの魅力は爽やかで飲み易いんだけれど、味わいのなかにしっかりとイースト(酵母)由来のコクが感じられるところ。リムーらしいレモンのハチミツ漬けみたいな華やかな香りもいいですね。
クレマン・ド・リムーはちょっとベタつく果実味を感じることもあるのですが、これはミネラルもあって爽やかなシャルドネ感が出てて良いです~。
2007年版ギドアシェットでクー・ド・クール[:王冠2:](最高評価)を受賞したそうですよ![:グッド:]



ブイシエール・レ・ザミ・ド・ラ・ブイシエール 05 (右)
私が大好きな造り手の一人、ジゴンダスの名手 ブイシエール。当主のティエリー・ファラベルは本当に不器用なまでに真面目な男なのです。ステキ~ [:揺れるハート:]
"ブイシエールのお友達"という名のこのワインは、彼の造るワインをお手頃な価格で飲める嬉しい1本![:ラッキー:]
うーん、いいですねー。このミネラル感!ジゴンダスの生産者が造るVdTならではのミネラルです!
週末試飲0908_3
これはダンテル・ド・モンミライユ山。勇壮な石灰岩の鋸山。この山がジゴンダスの象徴。この山を見れば、何故ジゴンダスがミネラルに溢れているかおわかりいただけると思います!!
混じりけの無いピュアな果実味とフレッシュな酸味、そして余韻に残るミネラルが、「もう一杯飲みたい」と思わせてくれるワインです。
日本に到着したての頃に比べ、味わい一体感が出てきた分、パンチは少なくなっているかもしれませんが、日常御家庭で味わっていただくにはピッタリのワインです!!!
いやー、まいうーーー[:パクッ:]


週末試飲0908_2
(右)ジェイ・ローラン・クレマン・ド・リムー04
(左)ブイシエール・レ・ザミ・ド・ラ・ブイシエール 05






死にそうに美味しいです~

はーっ・・・・死にそうに美味しいです~~[:パクッ:][:ラブ:][:パクッ:][:ラブ:]

はーっ まいうーーー。

えっ、何かそんなに美味しいのかって???
それは・・・
ジャジャーン!このワインです。

0910 boisdeboursan
ボワ・ド・ブルサン・シャトーヌフ・デュ・パプ04
(ふふふ、すっかり飲み干してしまいました・・[:ウィンク:] )

毎年ボワ・ド・ブルサンシャトーヌフ・デュ・パプは最高なのですが、この04は泣きたくなるくらい美味しい!!![:悲しい:]

非常にエレガントなボディの中に、底知れない複雑さが・・・。
ローヌらしいラズベリー、スパイス、リコリス、ミネラルなどの香りと共に広がる、妖しい獣臭。妖しいです!!
傑出した旨みた~っぷりの凝縮感を持ちながら、フレッシュな酸味とミネラルが非常に長く美しい、そして爽やかな余韻を生み出しており、どれくらいでも飲めてしまいそうに思えてしまいます。

生産者のドメーヌ・ボワ・ド・ブルサンのジャン-ポール・ヴェルシノは結構イケメン。有機栽培で自然なワイン造りをしています。 除梗もしないのですが、実際そんな感じは全く無い非常に滑らかでエレガントなタンニン。そういえば、以前ドメーヌを訪問したとき、「梗が黄色くなるまでしっかり成熟した房だけ収穫していくんだ」とおっしゃっていました。同じ畑を何度も収穫して、その時摘み頃のブドウだけ収穫していくんです。収穫には1ヶ月位時間を掛けるっておっしゃってました。小さなドメーヌだからこそできる素晴らしいことです。熟成に入ると全くラッキングはしません。

面白いなーと思ったのは、もう一人の私のお気に入りのシャトーヌフ生産者 シャルヴァンに話を聞いたとき。説明として醸造・熟成方法を聞くとボワ・ド・ブルサンのそれと殆ど変わらないんです。(セメントタンクと大樽の違いはありましたが)でも、できあがったワインはそれぞれの個性をしっかり表している!これがテロワールと人のなせる業かと感動した覚えがあります。

はーっ[:パクッ:][:ラブ:][:パクッ:][:ラブ:]
美味しい・・・・。

困ったなぁ~

台風がやってきました~ [:雨:][:強風:][:雷:]
皆さんお気をつけくださいませ!

でも"困ったなぁ~~"というのは台風のことではなく、↓コレのことなのです。
0905窓

"コレ"が何かと申しますと、お店のガラス(=外壁)なんです。
店内はワインのコンディションを維持するため、エアコンの温度をかなり低く設定しているため(地球に厳しくてすみません。。。[:ひやひや:] )、この季節 ちょっと外気の湿度が高くなると「ここはサウナか!?」状態に。[:がく~:]

他のワインショップの方にもお聞きしてみましたが、「もうあきらめてほっておいている」とのこと。私もとりあえずほっておくことに・・・・。
(それでええんか??)


BTW、今週の定休日(火曜)に用事があって日帰りで帰省しました。
秋の気配を探しましたが、当日は結構暑くてあんまり秋の気配って感じではありませんでしたー。

0905トンボ
赤トンボじゃありませんでした。

0905わんこ
わん!



(タコ)仙人さまの造る極旨赤!と コスパの神様のロゼ

" あれがー あなーたの 好きーな場所 港が 見下ろせる 小高い公園~ "

そう、オフコースの秋の気配♪です~。
(一応・・・ リアルタイムでは聞いていませんでしたよー。(笑))
最近はちょっと"秋の気配"ですね~。 [:きのこオレンジ:]



今週は秋とは関係アリマセンが、タコ仙人さまの造る極旨赤ワインとコスパの神様が造るロゼを御紹介します~。[:猫2:]



週末試飲0901_1



ル・パラドゥー・コート・デュ・リュベロン 04 ロゼ (左)
"コスパの神様"=シャトー・ペスキエのポール・ショーディエールさん。お店でも大人気のシャトー・ペスキエ・テラスやシャルドネを造っていらっしゃる方です。
パーカー氏も"ヴァントゥー1,2を争う素晴らしい生産者"と高い評価をしているのですが、そのワインはホント驚くべきコストパフォーマンス!どーかどーか、いつまでもコスパの神様でいてください。。。。[:ぴかぴか:]
そんな祈りをこめつつ、本日紹介するのはポールさんのネゴシアンブランド、ル・パラドゥーのロゼ。
いやー、このナント1,080円のロゼにもポールさんは気を抜きませんでしたねー。 [:拍手:][:拍手:] かなり凝縮感も感じる力強いロゼですよ。
イチゴ、オレンジ、フルーツトマト、ハーブなどのチャーミングな香り。口に含むと凝縮感を感じ、イチゴ、オレンジの皮など果実味豊かな味わいです~。そして余韻ががっしりしてます。力強い酸味とロゼとてはしっかりしたタンニン!!

ラタトゥイユ、ピザ、夏野菜のカレーなどにいかがでほー?



ポール・ルイ・ウジェーヌ・プティット・キュヴェ・カイユティーヌ 04 赤 (右)
"タコ仙人"なんて言ってごめんなさーい! [:たらーっ:] でもホントに○○みたいなんだもーん。あ、あと "逆さにしても人の顔"的だまし絵にも似てるかも~。
週末試飲0901_3
5年前までは電気も無い生活をしていたという、まさに今を生きる仙人のようなポール・デュランさん。現在もテレビやラジオとは無縁な昔ながらの自給自足の生活を人里離れた山奥で続けながらワインを造っています。
彼は冬のブドウの木剪定時に、芽を二つだけ残し、あとは落としてしまうそうです。この二つというのは異常に少ない数字!何故なら、最初にこれだけ芽の数を減らしてしまうということは、非常に危険なことなんです。その後 遅霜などで貴重な芽がやられてしまうと・・・・、その年の収穫はゼロということになってしまう危険性があるからです。
でもタコ仙人、あっ違った(しつこい??[:イヒヒ:] )、ポール・デュランは『(そんな年は)量を減らすか、その年はワインを造らないだけだ。』と語ります。おー、カッコイイ。そしてもう一つカッコいい彼の言葉を・・・
素晴らしいワインを造るために最も必要なこと?貧乏に耐えることだね。』 ステキー![:ラブラブ:]

余談が長くなってしまいましたが、このプティット・キュヴェ・カイユティーヌは、そこまでして彼が追い求めた最高のブドウから生まれた、極上の凝縮感が溢れています。[:グッド:] 自然の力強さがギュッと詰まっている感じ。[:ラッキー:]
サンソー80%、ピノ・ノワール20%という斬新なブレンドは、常識に囚われない彼だからこそできたもの!?
イチゴ、ウメ、ハーブ、ミネラルなどの美しく豊かな香り。色は透明感のある赤。口に含むと素晴らしい凝縮感を持った果実味。タンニンは滑らかで、最初はあまり強く感じませんが、余韻にはエレガントかつ豊かなタンニンがミネラルと共に広がります。ピノっぽい感じが強いので、ピノ好きな方にもオススメです!! [:グッド:]



週末試飲0901_2
(左)ル・パラドゥー・コート・デュ・リュベロン 04 ロゼ
(右)ポール・ルイ・ウジェーヌ・プティット・キュヴェ・カイユティーヌ 04 赤